競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

10月の予想案【10戦8的中・回収率65.0%】

 

・このページは10月の予想案を1つのページにまとめたものです。

・新しい予想案を上から順に上書きしています。

・2歳重賞はカルテを作成し、予想案をこちらのページに公開します。

・GⅠ競走はカルテを作成し、予想案をこちらのページに公開します。

・その他の古馬重賞はGⅡ競走のみ予想案をこちらのページに公開しますが、1日に2重賞の予想案公開は極力控えたいので28日(土)はスワンSではなく、3歳重賞のアルテミスSを優先します。

 

天皇賞(秋)(GⅠ)

 

こんにちは。

 

舌戦という感じではありませんが⑦イクイノックス陣営と③ドウデュース陣営の意地の張り合いは面白いですね。ドウデュ陣営がダービーで負かしている馬だからと言えば、ルメール騎手は1年半も昔の話ですと応酬。うん、うん、面白いですね、今年の天皇賞(秋)は。天皇陛下もハラハラしながらご覧になられることでしょう。

 

この2頭のどちらを上に採るかが今回の重要なポイントです。正直言えば、⑦イクイノックスが普通に勝つと思います。メイチな仕上げでは当然ないですけど、それは③ドウデュも同じ事。それでも、完調ではなかった宝塚記念時より状態が良く、なんなら生涯最高ぐらいのデキにあると言います。大きな障害はないですね。伸びしろを残した仕上げがこれだと次走はバケモノみたいな強さを発揮してしまうかもしれません。それこそ③ドウデュ陣営のやる気の高さだけが不安材料と言えるでしょう。

 

ただ、天覧競馬の性質を踏まえると、ルメール騎手と武豊騎手のどちらが陛下に頭を下げるのが様になるか?そこを思うとやっぱり武豊騎手にその大役を担って欲しいと思いました。武豊騎手はこの先も現役を続けるでしょうが、ここで勝つこと以上のメモリアルな出来事は待っていないと思います。晩年の大仕事。それをやってのけるのが武豊だと思うのです。

 

それに、前回の天覧競馬も勝ち馬はダービー馬でしたから③ドウデュが最もふさわしい馬の様にも思えます。また、そう言う事が出来る状態にもあります。筋肉ムキムキになっていて、関係者が目を輝かしています。カルテで指摘したように、府中の2000mがベストな条件であると友道調教師も話ていて、これで負けたら仕方ないという覚悟。大目標が先にある⑦イクイノックスの隙を突ける状態は出来上がっていると思います。

 

以上のことから、心情的な本命(◎)ではありますが、③ドウデュを指名させて頂きます。そして、対抗(〇)が⑦イクイノックスと言う序列になります。あとは、3番手をどの馬にするか?下記の理由で▲に⑤ガイアフォースにしました。

 

④ダノンベルーガの状態は言うほど悪くなく、昨年ぐらいにはあると思います。ただ、どうも馬がズブくなっちゃって今は2400mの方がいいのかも?とJCに目標を切り替えてしまった感じ。ここでの勝負気配は強くないですね。

 

同じ事が⑨プログノーシスにも言えて、この馬も過去イチのデキにあるのですが、このメンバーはさすがに強いと腰が引けていて。出遅れ癖もあるのでここでそれをやったら厳しいだろうと控えめです。故に、香港GⅠに気持ちは傾いていて、川田騎手も乗れるようにと調整中との話。

 

状態も良くて、ヤル気もある⑩ジャックドールですが、①ノースブリッジ陣営が絶好枠を引いた事で行く気配を見せていて、それが気になる模様。楽逃げが難しい可能性がちょっとあって。

 

ジャスティンパレスは状態が良さそうですがこの距離だとやはりチャレンジ案件である事を承知していて、どこまでやれるか?と言うムード。期待の高さなら同厩⑤ガイアの方がありそうでした。

 

と、まぁ、こんな感じ。3番手候補がいずれも何かに不安があるようです。

 

消去法的に⑤ガイアが▲に昇格した次第です。でも、この馬ならヤル気もあって、状態も良くて、この先に目標にしたいレースもなくて、ここがメイチで狙い撃ち出来ます。かてて加えて適性もある。案外イケるかも?強力2頭の存在が突出しているレースですから、3着なんて何でもいいやって気持ちもあり、それなら配当面で多少の夢は見れる⑤ガイアを▲とします。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇の馬連1点。◎から△へワイド3点。▲から◎〇へワイド2点。◎〇から▲△へ3連複2頭軸流し4点。全部で12点。

 

<印一覧>
◎:③ドウデュース
〇:⑦イクイノックス
▲:⑤ガイアフォース
△:④ダノンベルーガ⑨プログノーシス⑩ジャックドール

 

アルテミスS(GⅢ)

 

こんにちは。

 

良い馬は集まっていますが10頭立てとなりました。2・3週間前にはノーザンF系の良い馬があと数頭出走を検討していました。これは凄いレースになりますぞ!って思っていたので私は若干拍子抜けしております。ただ、回避した馬がこのメンバーを避けたとか、ノーザンFの使い分けとかって話だと思うので、現メンバーに強力なのがいると考えた方が良さそうです。

 

だとすると、やはり④チェルヴィニアですね。この馬が最有力だと感じました。週中の報道では木村調教師が夏に使った影響があるのでよくなり切れていないみたいな弱気のコメントをしていました。これを見て、「あぁ、木村調教師も泣く調教師なんだなぁ」と思いました。だって、この陣営、今週の3重賞全部勝てるかも?って考えていますよ。スワンSのアヴェラーレが微妙だけども、府中の2重賞は大体勝てるだろうと考えています。木村調教師の発言は煙幕の可能性が高いですね。

 

また、当面のGⅠ戦線を①チェルヴィでと考えているようでルメール騎手の評価も非常に高い。瞬発力もあり、持続性の担保も取れている馬なので力的にも普通に勝ち負けだと思います。新馬戦で負けたのもボンドガールが強かったというよりは、騎乗していたレーン騎手が力以上に馬を動かしたからでしょう。サウジRCの結果がそれを証明していて、①チェルヴィが弱くて負けたという事にはならないと思います。この馬も重賞級である事に間違いないのではないでしょうか?迷わず本命(◎)印と致します。

 

以下は順当にシルクRの2頭。

 

⑧サフィラの出走が確定した時はやっかいなのが出て来たなぁと思いました。勝ち上がったばかりなので間に合わないと思ったのですが。ただ、デビュー前から良く動いていて期待も評判も高かったですね。それでも、先を見据えてあまり仕上げていない状態で使っていました。上昇する余地は大きいと思います。気性も良いし、操縦性も良く、立ち回りは非常に良い。末脚もしっかりとしていて脚力もある。この時期の2歳馬がこれだけ動いてくれれば安心して印を回す事が出来るでしょう。それにこの条件の2歳のコースレコードを持っているのは兄サリオス。適性も十分なはずです。中3週で輸送の強行軍は不安材料になりますが、出走に踏み切ったからには状態面に問題はないのでしょう。軽くは扱えないですね。対抗(〇)にしておきます。

 

▲に⑨スティールブルー。スローの上がりの競馬だったので上記2頭ほどの持続力の証明がないのですが、末脚勝負、切れ味勝負になりやすい、府中の2歳重賞を走るには特に問題がありません。中距離で、同じ上がりの競馬で、32秒台の脚を使った①ライトバックよりは、マイルで走った経験がタイトなラップの連続に耐えられる根拠になると思います。若手のやる気の高さってあまりアテになりませんが、荻野騎手も今回はその気になっています。この頭数の外枠ならヘグるこもとないでしょう。思い切り騎乗してくれれば圏内を狙えると思います。

 

あと、4番手として⑩ラヴスコールに☆マークを付けたいと思います。今回の条件と似ている左回りのコースを勝っている馬に人気が集中していて、新馬勝ちが札幌1500mだったこの馬は比較材料の点で人気を落としています。しかし、洋芝の加速ラップを差し切った馬なら高速馬場でさらにキレ味を発揮する事もあります。未知数部分で人気が下になるなら可能性に賭けてみた方が良いかなと思いました。

 

押さえの△は①ライトバック②ショウナンマヌエラの2頭です。

 

買い方は◎の単複2点。◎から〇▲☆の馬連・ワイドを3点づつ×2で6点。◎から△へワイド2点。◎〇から▲☆△への3連複2頭軸流し4点。全部で14点になります。

 

<印一覧>
◎:④チェルヴィニア
〇:⑧サフィラ
▲:⑨スティールブルー
☆:⑩ラヴスコール
△:①ライトバック②ショウナンマヌエラ

 

菊花賞(GⅠ)

 

こんにちは。

 

菊花賞は⑪サトノグランツと⑰ドゥレッツァの2頭だなと思って悩んでいたんですけど、どちらも不安材料が気になりますね。前者は川田騎手の長距離実績、後者は大外枠。どっちを上に採るかで非常に悩みました。

 

そこで私は川田騎手の不安材料をサトノ軍団の菊花賞属性の高さでかき消すことにしました。軍団の菊花賞成績はこの10年で【1・2・1・6】の高確率。13年ノブレス5番人気2着、16年ダイヤモンド1番人気1着、19年ルークス8番人気2着、20年フラッグ5番人気3着とかなり走っている印象です。⑪グランツの父もダイヤモンドですし。サトノリレー発動に期待してこちらを本命(◎)とする事にしました。

 

能力、距離やコースの適性、調整過程に上積みと馬や条件にフォーカスすればこの馬が本命には最もふさわしいと思います。あとは本当に川田騎手次第。充実期を迎えた日本のトップジョッキーに腕のあるところ見せて欲しいと思います。

 

よって、対抗(〇)は⑰ドゥレッツァ。大外枠は気になりましたが、同じキャロット&ルメールコンビだった15年にリアファルが今回と同じ17番枠から3着していてこれは縁起が良いぞと思いました。リアファルは逃げ馬だったので早め先行から枠の不利を帳消ししましたが、後方追走の⑰ドゥレにそう言う事は出来ないでしょう。だったらリアファルと真逆の後方一気を決めて頂きたい。後傾するレースでバケモノ級の持続力を発揮する馬なので超ロングスパートを決めてもらいと思います。

 

▲評価では23年ぶりのダービー馬と皐月賞馬の対決に私なりの答えを出したいと思いました。⑦タスティエーラの堀調教師がとても自身を持っていて、ここまで前向きなのは珍しいと思います。よほど良い状態に仕上がっているのでしょう。ただ、距離はどうにかなったとしても、コースやレースの適性は⑭ソールオリエンスの方が上だと思いました。菊花賞は2週目の坂の上りまで如何に脚を溜めれているかが重要で後半の末脚勝負になる事が多い。だとしたら⑭ソールオの末脚の破壊力に大きな魅力を感じます。それと⑭ソールオの7枠って菊花賞の成績がいいんですよね。最強枠の2枠に次いでいます。多分レースがしやすいんでしょう。そんなところも重視して⑭ソールオを3番手としました。歴史が証明しているようにやっぱり皐月賞馬が上なんじゃないですか?

 

その他は⑥リビアングラス⑦タスティエーラ⑧サヴォーナ⑨ノッキングポイント⑫ハーツコンチェルトの5頭に△を回します。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点づつの×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点です。


<印一覧>
◎:⑪サトノグランツ
〇:⑰ドゥレッツァ
▲:⑭ソールオリエンス
△:⑥リビアングラス⑦タスティエーラ⑧サヴォーナ⑨ノッキングポイント⑫ハーツコンチェルト

 

富士S(GⅡ)

 

こんにちは。

 

12頭立てですがややこしいメンバー構成ですね。前走まで中距離を走っていた馬が4頭も出走していますし、昇級初戦の素質馬、3歳のエース格と新興勢力がわんさといます。適性や力関係が曖昧です。

 

だったら、素直に常連組のマイラー同士で馬券を組もうとも思ったのですが、順調に調整出来た馬がほとんどおらず、完調になり切れてなさそうな馬が多くいるから困ったものです。

 

そんな中でも⑥ナミュール陣営は至って順調そうでした。さすがに仕上げ切ってはいませんが高野調教師は納得の仕上げと胸を張っています。春は不利続きで不完全燃焼でしたが、悪い流れをこの1戦でリセットするつもりでいます。横山武騎手をついに降ろしてモレイラ騎手を器用。必勝態勢でヤル気も十分伝わります。今回のメンバーで最も安心出来る1頭だと思いました。この馬の本命(◎)印には自信があります。3着は外さないでしょう。

 

それ以外のマイラーはやや難解。人気になっている⑦イルーシヴパンサー、⑨レッドモンレーヴは仕上げや状態に不安があり、3歳⑪ダノンタッチダウンは夏負けが影響して叩いてからというムード、②マテンロウオリオン、⑤ジャスティンスカイらは近走大敗続き。いずれも走れる状態にはあると話していますから好走出来るのかもしれませんが、負けた時の理由があるのは嫌ですね。思い切ってこれらを全消ししてみようと思います。

 

これなら中距離から参戦してきた④ソーヴァリアント、⑩キラーアビリティの方が仕上げやヤル気の面で上に見る事が出来ると思います。特に④ヴァリアントは池添騎手の感触が非常に良かったようでマイルでも弾けそうだとその気になっています。⑩アビリティも体形的にマイラーになって来ているそうです。状態面も良好ですね。△はこの2頭に回してみようと思います。

 

そして、最後にルメール騎手騎乗の③エターナルタイム。素質は確かに高そうです。ただ、まだ強くなり切れていない感じがしました。本命の⑥ナミュールとは同じ4歳世代ですが現時点では完成度、経験値で⑥ナミュールが上だと思いました。ただ、期待の高い馬ということでここにかける思いは結構強いですね。他と比べて仕上がりも良いですし、適性もあるので今回は上位に採って良いと思います。試金石的な意味も込めて対抗(〇)評価で行こうと思います。

 

買い方は◎の単複2点。◎から〇△へ馬連3点。◎から〇△へワイド3点。〇△のワイドを箱で3点。◎から〇△へ3連複1頭軸流し3点。全部で14点です。

 

我ながら思い切り過ぎたなぁと思っています。なんだかんだと消したマイラーが適性や経験値で上に来る事は十分ありそうですから、気分的には⑥ナミュール複勝勝負のつもりでおります。

 

<印一覧>
◎:⑥ナミュール
〇:③エターナルタイム
△:④ソーヴァリアント⑩キラーアビリティ

 

秋華賞(GⅠ)

 

こんにちは。

 

友道調教師の話が面白く、実に興味深いものでした。自身が管理したヴィルシーナを引き合いに出して「オークスでの5馬身差もちゃんと詰まっていたでしょ」と三冠牝馬ジェンティルドンナとの対決の日々を話ています。この時、オークスでつけられた5馬身差は秋華賞でハナ差となっていました。着差が縮まった理由は夏の成長で力差が埋まったのと、京都2000mはマギれもあるので力通りにはならないからだと説明しています。なるほどそうかもしれませんね。三冠牝馬と渡り合った経験値には説得力があります。リバティアイランドに付けられた6馬身差もそうなるのかもしれません。

 

でも、まぁ⑥リバティアイランドは負けないでしょう。

 

この陣営は秋華賞を勝った後に府中のGⅠに挑戦するつもりでいるようです。でも、そこにはイクイノックスがいます。でも、リバティ陣営はイクイノックスにも勝てるつもりでいるそうです。

 

ただ、秋華賞であまりに強い勝ち方をしちゃうとイクイノックスの成績が瑕つけられるかも?って生産者が考えるかもしれないと想定しています。そうなったら他のレースに回されてしまうかも?そうなってしまうのは嫌みたいです。

 

だったら秋華賞はギリギリで勝てた体にして、生産者の警戒芯を弱めようか?

 

みたいな事を冗談めかしてするぐらい関係者の自信は高まっています。まぁ、通過点ですね。京都のコース形態、雨の影響、少々のトラブルなど条件・状況的な不安要素はありますがそれも些末な問題で頭で買って良いと思います。不動の本命(◎)で良いでしょう。

 

問題は2着・3着探し。これは難しいですね。配当面を考えると3連単とか、相手を絞ってみたいな思考になってしまいます。でも、それでは当たる馬券をみすみす捨てるような行為になりかねません。こういうレースで欲目を見るよりは、出来るだけいつも通りに買って、ガミ点調整するぐらいにしておこうと思います。

 

2番手グループは②ハーパー⑤ドゥーラ⑫ドゥアイズの3頭にしたいと思います。これらにまとめて対抗印(〇)をつけることにして、今回▲はありません。

 

あの馬には敵わないと着拾いに徹する陣営が多いなか、冒頭話したように②ハーパーの友道陣営にはそう言う気配がほとんど感じられません。夏に成長が進んだのでこの条件なら十分に対抗出来ると考えているからです。やはり相手の1番手にしておく方が良さそうです。

 

馬場は回復しそうですが多少の道悪は残るでしょう。力のいる馬場は得意と言う⑤ドゥーラにもプラス材料が加わりました。操縦性も器用さもあり、それが機動力となって現れています。こういう条件で前を交わしに行く力は今回のメンバーでは抜けていると思います。コース形態や道悪で⑥リバティの末脚が少しでも鈍れば万が一も起こります。

 

同じような事が⑫ドゥアイズにも言えます。消耗戦で脚を持続させて良いタイプなので、馬場状況や前掛かりになりそうな展開で強味を発揮することでしょう。札幌戦の内容を見ると立ち回りは⑤ドゥーラより上手いかもです。オークスの敗因ははっきりとしていて、それを改善して今日に挑む訳ですから大きく巻き返せる1頭だと思います。

 

それと対戦成績を見るとこの3頭の力差は軽微ですね。②ハーパーに対し⑫ドゥアイズはクイーンCがタイム差なし、桜花賞が0.1秒差。⑤ドゥーラはオークスでタイム差なし。そして、⑤ドゥーラは札幌2歳Sで⑫ドゥアイズに0.1秒先着している。世代NO2の評価を②ハーパーに与えるなら⑤ドゥーラと⑫ドゥアイズはそれに近い評価をするべきだと思いました。今回の条件なら⑤ドゥーラと⑫ドゥアイズは②ハーパーに逆転出来る可能性すら感じます。この3頭の争いは良い線行くと思います。

 

他は④コナコースト⑦マスクトディーヴァ⑧モリアーナ⑬ラヴェル⑮ヒップホップソウルまで。この辺は実力が伯仲しているので絞れませんでした。

 

◎から◎〇▲△へ馬連8点。〇3頭のワイドを箱で3点。◎-〇-〇△の3連複フォーメション18点。全部で29点です。

 

馬連は1点しか当たらないので掛け捨てになっちゃから多点で買うのは嫌なんですけど、さすがに⑥リバティからのワイドは買えませんね。今回は馬連流しにしておきます。それとどちらも1.1倍づつなので今回は単複も止めておきます。

 

<印一覧>
◎:⑥リバティアイランド
〇:②ハーパー⑤ドゥーラ⑫ドゥアイズ
△:④コナコースト⑦マスクトディーヴァ⑧モリアーナ⑬ラヴェル⑮ヒップホップソウル

 

府中牝馬S(GⅡ)

 

こんにちは。

 

府中牝馬Sは前週の毎日王冠と同じ条件、同じGⅡ。でも、この2レースは様相がまるで違います。マイラーを買っておけば良かった毎日王冠でしたが、府中牝馬Sは中距離馬中心でマイラーの活躍がほとんどありません。馬券になったのは昨年のソダシぐらい。それも勝った訳でもないですし。そのソダシには札幌の中距離重賞2勝の下地がありましたから中距離の適性はやっぱり大事なのでしょう。

 

それと毎日王冠ではスローで馬群が一塊となり、有力馬が捌き遅れていました。府中牝馬Sはそれ以上のスローもあると見ていますので、馬群がゴチャついている隙にスムーズに立ち回った馬が抜け出しているシーンが想像できます。真ん中より外めの枠でスムーズに立ち回れる馬が良いと思いました。

 

以上を踏まえまして、本命(◎)には⑪シンリョクカ。まだ4走しか走っていないので距離適性は分かりませんが、関係者は特に問題視していません。現状は中距離以上の馬として扱ってよさそうです。オークスでは8枠から外々追走で力を使い切ってしまいましたがそれでも5着。この頭数なら距離ロスが軽減されますのでオークスの経験がここで活きて来るでしょう。牡馬と違って3歳牝馬のレベルは信頼していますし、53kで1戦級がいないメンバーなら古馬とも互角にやれそうです。また、府中には適性があるのでスムーズな競馬で力を発揮してくれると思います。

 

少し話しておきますと、秋華賞と両睨みでしたが最初からこちらに出走するつもりだったそうです。牝馬GⅠに抽選漏れしたらと朝日杯Sや皐月賞に登録してまでGⅠに拘っていた関係者の采配とは思えません。真意としては、賞金不足でこの先のローテに困ってしまう事を懸念しているようです。リバティアイランドがいる秋華賞よりも府中牝馬Sの方が賞金は加算しやすいと考えたそうです。この陣営がGⅠを捨ててまで使ってきた1戦。勝負度合いのは高さは間違いないですね。

 

対抗(〇)には⑤ルージュエヴァイユ。府中の中距離を中心に使われていますので、距離もコースも適性十分。後方から末脚で勝負する馬だったので不利を受けたり、道悪に泣いたりしたのでOP昇格後はモタつきました。が、前走のエプソムCでは稍重も克服して、先行して結果を出す事も出来ました。弱点を一気に克服しています。それだけ調子や状態が良いのだと思います。枠が少々内めなので一枚下げていますけど、勝利の目もある馬だと思います。

 

▲には展開の利がありそうな①コスタボニータ。これと言った逃げ馬もいないので先手を取る可能性を感じます。逃げなくても比較的に前で運べるので包まれる心配も小さいと思います。仮に包まれたとしても、3着に走った阪神牝馬Sが2枠2番から、クイーンSが1枠1番から走り、いずれも狭いところを抜けてきています。この馬にはモマれ弱さがありません。この馬の場合は枠が不利にならないと思います。

 

その他は④ストーリア⑥プレサージュリフト⑦ディヴィーナ⑨アンドヴァラナウト⑫イズジョーノキセキの5頭が△です。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点づつ×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点です。

 

<印一覧>
◎:⑪シンリョクカ
〇:⑤ルージュエヴァイユ
▲:①コスタボニータ
△:④ストーリア⑥プレサージュリフト⑦ディヴィーナ⑨アンドヴァラナウト⑫イズジョーノキセキ

 

京都大賞典(GⅡ)

 

こんにちは。

 

重馬場以上なら①ブローザホーンがかなり有利だと思うんですけど。でも、雨は朝から止んでいるようですのでこれ以上の悪化はなさそうです。問題は新装京都競馬場の水捌け能力がどんなものか?だと思います。改修工事中に路盤も整備されましたので、府中や中山の様にあっという間に乾いてしまうかもしれません。稍重ぐらいだとGⅠ級、重賞級の人気馬が力通りに走れる可能性が上がると思います。

 

まず、①ブローザですがこれはただの道悪巧者じゃないですね。もう道悪のプロと言う感じです。その特徴は道悪でも速い脚が使えてしまえる事にあります。3走前が京都の不良馬場、前走が洋芝の稍重といずれも時計が非常にかかる状況でしたがこの馬が突き抜けたことで記録されたラスト3Fが

 

・烏丸S(5馬身差)→12.2-12.0-12.0
・札幌日経OP(6馬身差)→12.0-11.6-11.8

 

でした。この状況で加速ラップを踏めたり、11秒台まで脚を加速させたりと良馬場並みの脚を使います。そんな脚を使える馬は多くないですから後続が千切れてしまったという訳です。今回も道悪でそんな脚を使われたら2・3番手からまずは突き抜けているはずで、直線はこの馬をめぐる攻防となると思います。

 

①ブローザを交わそうとしたらそれ以上の末脚を繰り出さないといけなくなるので、レース時の馬場状況が非常に重要になって来ます。稍重程度なら34秒台で上がれる馬はいますけど、それ以上に馬場が悪くなるとそうもいかないでしょう。なので京都競馬場の水捌け次第だと思うのです。

 

この投稿後には馬場はどんどん回復してしまうかもしれません。現時点では思い切った予想が出来ないので、どちらに転んでも良いような馬をチョイスしておこうと思います。

 

上位に採りたいのは⑥ボッケリーニですね。今年の日経賞で不良馬場でもしっかりと動けていました。道悪経験、実績も豊富な方で昨年の京都大賞典でも稍重で33.8秒の脚を使えています。また、開幕週の時計の速い馬場は回避したかったそうなので道悪自体が大きなプラス材料です。馬も7歳にして充実期に入っているようなので今がピークと感じます。GⅠでは足りない事は陣営も把握しているのでこういうところでしっかりと結果を出しておきたいことでしょう。仕上がりも良く、何気に条件が揃っているこの馬を本命(◎)にしようと思います。

 

稍重ぐらいに馬場が回復すればという事で対抗(〇)に⑩ヒートオンビート。この馬は⑥ボッケニが走った不良馬場の日経賞で伸びあぐねています。トビが大きいので良馬場の方が良い馬なのでしょう。その点でやや割引が必要になります。ただ、この馬もGⅡ狙いの馬で次走はア共杯と具体的に決まっているそうです。稼げるところで手堅く行くようなのでここも目標の1戦になります。それだけに仕上がりは良い。稍重ぐらいに回復するなら好走の可能性を捨てきれません。

 

▲には冒頭触れている今回のキーホース①ブローザとします。京都外回りは不良馬場を圧勝した舞台。このメンバーを相手にさすがにそこまでの圧勝は難しそうですが、粘り込みは十分に狙えます。

 

他は②ヴェラアズール③マイネルウィルトス④ディープボンド⑦プラダリア⑧ヒンドゥタイムズの5頭に△を。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点になります。

 

<印一覧>
◎:⑥ボッケリーニ
〇:⑩ヒートオンビート
▲:①ブローザホーン
△:②ヴェラアズール③マイネルウィルトス④ディープボンド⑦プラダリア⑧ヒンドゥタイムズ

 

毎日王冠(GⅡ)

 

こんにちは。

 

18年アエロリット優勝
19年ダノンキングリー優勝
20年サリオス優勝
21年シュネルマイスター優勝
22年サリオス優勝

 

近5年、勝ったのはみんなマイルGⅠ馬ですね。毎日王冠天皇賞(秋)の前哨戦なので本来中距離馬向けのレースでしたが、今はこのレースをステップに天皇賞(秋)を目指す馬は本当に少なくなりました。中距離馬に代わり幅を利かせ始めたのがマイラーです。今の毎日王冠マイルCSを目標にした馬のステップレースに生まれ変わったと言っても過言ではありません。

 

よって、予想は簡単です。既にマイルGⅠ馬である馬を選ぶか、ダノンキングリーの様に毎日王冠勝利後にマイルGⅠ馬になれる可能性のある馬を探せば良いのです。今年で言うとマイルGⅠ馬が2頭います。①シュネルマイスターと⑩ソングライン、本命はこれらのどちらかを選べばいいという事になります。さて、どちらにしましょうか?

 

サリオスが隔年で優勝していますから①シュネマでいいかな?でも、安田記念後に完全に緩めているので今回はどこか急仕上げな印象です。主にメンタル面なんですが少し物足りないと陣営も不満を感じたそうです。当週の調教でようやくスイッチが入り、これなら勝ち負け出来ると陣営は言っていますが・・・

 

その程度の自信なら⑩ソング陣営の方が強烈だと思います。負けるわけがないじゃないか!ぐらいの雰囲気です。この先に米のBCマイルを目標にしているのでここは休み明けの叩き台のはずなのですが、その状態ですら安田記念より良いという話。前走からさらに馬が良くなっているそうで今が成長曲線のピークと言う感じです。だとしたらもう無敵に近い。戸崎騎手まで斤量も距離も関係ないと強気です。ここまで言ってくれるなら現役最強マイラーの⑩ソングに本命(◎)を任して、シュネマは対抗(〇)にしましょう。今回も2頭のニコイチ決着が濃厚そうです。

 

▲にはダノンキングリーのような今後マイルGⅠ馬になりそうな馬を選ぶのが良いですね。だったらやっぱり⑧ジャスティンカフェだと思います。昨年のマイルCSは優秀だったと思います。外差し馬場のインをついたことや、直線で馬群を捌くロスがありながら良い伸び脚を見せて6着まで来ています。スムーズだったら勝ち負けもあり得たと思っています。昨年も2着ですし、同条件GⅢを前走で勝っていますから適性はほぼベスト。後は力関係だけで◎〇2頭を逆転するシーンまでありそうです。が、この鞍上をご覧になればお分かりでしょうが、陣営の今回の戦略は後方から末脚を爆発させるつもりでいます。差して届かず取りこぼしというシーンもあるのでやはり▲ぐらいがいいですね。

 

他は②エエヤン⑥エルトンバローズ⑦ウインカーネリアン⑪フェーングロッテンの4頭に△とします。ただ、これらの△勢は適性や仕上げ過程に疑問がある馬ばかりで気になっています。一応押えますけど今日も1~3番人気の平穏決着なのかなぁと思っています。

 

明日の京都大賞典は本命候補が結構いるのでそう簡単ではありません。今日までは楽に当てさせて欲しいです。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎-〇▲-〇▲△の3連複フォーメション9点。全部で21点です。

 

<印一覧>
◎:⑩ソングライン
〇:①シュネルマイスター
▲:⑧ジャスティンカフェ
△:②エエヤン⑥エルトンバローズ⑦ウインカーネリアン⑪フェーングロッテン

 

サウジアラビアRC(GⅢ)

 

こんにちは。

 

1~3番人気はいずれも2歳戦が開幕した府中開催のマイル戦をレーン騎手騎乗で優勝している点で共通点しています。その際のレーン騎手の評価を整理しますと

 

素質が高いとされたのが①シュトラウスと③ボンドガール。

 

気性が良いとされたのが②ゴンバデカーブースと③ボンドガール。

 

と言う感じでした。さらに、前走からの成長度を確認しますと①シュトラと③ボンドは成長が大きく、②ゴンバデはあまり変わっていないという話。

 

以上の話を手掛かりにして、上位に採るなら①シュトラと③ボンドの2頭と言う感じでしょう。実際、両陣営の鼻息は荒く、勝負度合いは大きいように感じます。①シュトラにルメール騎手、③ボンドに川田騎手と言う鞍上配置も面白いですね。2頭のガチンコ勝負と言うスタンスで今年は行きたいと思います。

 

この2頭のストロングポイントは違っていて、馬力型の①シュトラ、瞬発力の③ボンドと言う感じです。

 

①シュトラ陣営は③ボンドの瞬発力には敵わないかもしれないのでそうならないように積極的に運んで③ボンドの瞬発力を封じたいと考えています。対し、③ボンド陣営からは瞬発力勝負になれば負けないでしょうと末脚比べに自信を見せます。それぞれの強味、それぞれの戦力を考慮してどちらを上に採るかが今年の勝負の分かれ目となるでしょう。

 

③ボンドは成長も大きいそうですがその代り前進気勢が強くなりつつあるとの厩舎の話があります。川田騎手に気をつけたいと慎重な姿勢を取っています。これなら末脚不発を期待してみるのも良い手かもしれません。

 

逆に、レーン騎手から①シュトラの気性面は注意した方が良いと指摘されていました。なので、この中間はその改善に努めたそうで、気性面の成長が伺えるとこちらは前向きな評価に変わっています。前に行って力を出し切る戦略もシンプルですし、体力にものを言わせた粘り込みが期待出来ます。

 

よって、本命(◎)には①シュトラから行って見ようと思います。開幕週を味方に付けて上位進出に期待します。③ボンドは逆転アリの対抗(〇)評価と致します。

 

残された、②ゴンバデを▲にしますが、実はこれも侮れません。デビューの頃から完成はまだまだと堀厩舎からは言われていて、レーン騎手もその辺を考慮して控えめな評価に留めたに過ぎません。③ボンドの負かした相手が5頭も勝ち上がていることが話題になっていますが、この馬が負かした2着馬も次戦あっさり、3着馬は既に2勝馬。そう言う話では負けていません。勝ち時計時計も③ボンドとそう大きく変わりないですからね。現状の完成度でも十分やれます。2頭に割って入る可能性はゼロではないと思います。

 

押さえの△ですが。サウジRCは毎年少頭数で行われます。人気サイドで決着しやすいので過去8年で1~3番人気で決まったことは3度もあります。でも、超人気薄の激走も3度あるんです。今年は人気サイドで決着濃厚だと思うんですけど、ピンもパーもあるレースなのでちゃんと押えておく方が無難ですね。④エコロマーズ⑥ウインアクトゥール⑦レーヴジーニアルの3頭に印をまわしておこうと思います。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点づつの×2で6点。◎から△へワイド3点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション10点。全部で21点です。

 

<印一覧>
◎:①シュトラウス
〇:③ボンドガール
▲:②ゴンバデカーブース
△:④エコロマーズ⑥ウインアクトゥール⑦レーヴジーニアル

 

スプリンターズS(GⅠ)

 

こんにちは。

 

1番人気①ナムラクレアが最内枠を引きました。最近のスプリンターズSはこの枠が良く走りますし、1枠の成績は8つある枠の中でもかなり優秀な枠。特に問題はなさそうです。でも、1枠1番から最高に下手に乗られた馬がいましたね。16年の1番人気ビッグアーサーと言う馬が。基本的には良い枠ですがアーサーの悪夢もちらつきます。

 

16年は33.4秒通過でスプリンターズSとしてはペースは遅かったので逃げ馬が2着に粘ったり、先行馬が殆ど崩れませんでした。よって前で運んだ馬がそのまま壁となり、アーサーの進路を塞いでしまったのでした。でも、逃げ争いが激化する今年は32秒台の激流が濃厚です。しんどくなった先行馬は脱落し、馬群はバラけてスペースは出来ると思います。①クレアにはそこを抜けてきて欲しいですね。

 

さて、人気の方ですが。①クレア、⑥ママコチャ、⑨アグリと上位を形成し、ちょっと抜けている印象です。ただ、⑥コチャと⑨アグリが有利なのは厩舎や関係者のやる気や期待度などの気持ち面。経験値、実績では①クレアに劣っていると思います。⑥コチャは1200mが2戦目ですし、⑨アグリも脚質転換後の2戦目。負けても経験不足を理由に出来ます。想いの強さより信頼感や実績の伴う①クレアの方が本命(◎)には向いているでしょう。昨年悔しい思いをした①クレア陣営だって想いは強いのですから。勝てばナムラさんの平地GⅠ初制覇となります。

 

昨年はサマーチャンピオンとして出走していたので夏に数戦消化していましたが、今年は叩き台の1戦のみで臨戦過程も良いですね。上積みもしっかりとあるようで万全の態勢は整いました。あとは浜中様次第。昨年の様な事は無いように祈ります。

 

その次も順当に対抗(〇)が⑥コチャ、▲が⑨アグリで良いと思います。⑥コチャを上に採ったのは⑨アグリの馬番が昨年の①クレアと同じだったのでちょっと嫌だなと思っただけです。〇▲は別に逆でも良いと思います。人気も2・3番人気で入れ替わりが度々起こっていますからね。2頭に差はありません。この2陣営は調整面も抜かりなく、2頭の適性が高いのも間違いのないことでしょう。強力なプッシュ材料もあって、人の想いが馬のお尻を押してくれると思います。

 

他は③ピクシーナイト⑧メイケイエール⑩マッドクール⑬ジャスパークローネ⑭エイシンスポッターの5頭に△を付けます。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点です。


<印一覧>
◎:①ナムラクレア
〇:⑥ママコチャ
▲:⑨アグリ
△:③ピクシーナイト⑧メイケイエール⑩マッドクール⑬ジャスパークローネ⑭エイシンスポッター

 

▼10月~9月の回収率は84.7%でした。

月毎に予想をまとめていますので参考の目安になればと思って、今後掲載していきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算すると回収率はこうなります。