・このページは6月の予想案を1つのページにまとめたものです。
・新しい予想案を上から順に上書きしています。
・GⅠ競走の安田記念・宝塚記念はカルテを作成し、予想の提案も当ページにて行います。
・6月は週イチ予想を目安に予想案を公開していきます。対象レースは未定。
宝塚記念(GⅠ)
こんにちは。
宝塚記念の特徴や馬券の傾向からすると
・イッタイッタの競馬になりやすい
・差し馬なら機動力で4角射程圏の競馬が出来ること
・インからセコク乗れる馬
・上がり最速馬が有利
と言ったところだと思います。そして今週の阪神競馬場の傾向は
・クッション値が9.9と堅いので前残りが目立つ
・馬場が堅い割に時計はそう速くない
・最終週らしくインを避けて馬群は外を回る事が多い
だと思います。
これらを踏まえまして本命(◎)は⑤イクイノックス。枠が少し内過ぎるかなぁと思いましたがインでセコク乗れるのは良いですし、今週の馬場傾向からすると大外回しの競馬よりはよほど良いと考えられるのでかえって良い枠の様に思えてきました。なんならドバイSCみたいに逃げちゃえば良いと思います。そうでなくてもインを避けるように進む傾向があるので馬群はバラけやすいと思います。抜け出して来る進路はいくらでも見つかるだろうと思います。
この馬のライバルと唯一言えそうなのがドウデュースだと思いますが、この陣営が栗東滞在のイクイノックスを間近で見たところやっぱり凄いと褒めちぎっていたそうです。ライバル陣営の言葉は説得力があります。これなら不安材料はないでしょう。それに最速上がりを記録するのはどうせこの馬です。この馬以上に脚力の高い馬はいませんから。だったら馬券にならないはずはありません。ここは素直に相手探しに徹するべきだと思います。
その相手候補ですが馬連の対象として⑨ジャスティンパレス⑩ディープボンド⑫アスクビクターモアの3頭をチョイスしました。これらを横並びで対抗印(〇)にします。
この3頭で最も期待したいのが⑩ボンドです。6歳なのでもう成長とかはないだろうと思っていたのですがさらに良くなっているようで和田騎手はまだ成長しているかもしれないと話しています。具体的に言うとキレ味が出てきたとか、馬に積極性が出て来たとからしいです。確かにいつもは手を激しく動かして押っ付け気味に最終コーナーを回って来る馬が前走はすぅーと先頭に立つ滑らかさがありました。これなら距離短縮にも十分対応出来ると思いますし、直線での余力が残りますから粘りが相当増すはずです。昨年の4着以上は大いにあるなと思います。
これに次ぐのが⑫アスクビクターです。鞍上の横山武騎手は⑨ジャスティンや⑪ジェラルディーナと言った人気馬からも騎乗依頼があったそうです。その中で一番可能性がありそうな馬を選んで⑫アスクビクターに騎乗します。その判断には状態の良さも加味されたと思うのですが今年一番のデキと関係者も自信を持って送り出しています。近2走の大敗で負け癖みたいなものが付いていなければ今回は大きく巻き返して来ると思います。
堅いクッション値やイッタイッタになりやすい特徴を重視すると、差しに構える⑨ジャスティンの評価が若干下になりました。ただ、鮫島騎手の功労でスタートに不安がなくなりポジションを取りやすくなっています。極端な後方待機とかはちょっと考えられません。充実期を迎えているだけあって馬の状態もとても良い。この馬向きの瞬発力勝負になればこれらをまとめて面倒見ることも可能だと思います。
他は③ダノンザキッド④ボッケリーニ⑦プラダリア⑧ヴェラアズールの4頭を△として押さえます。出来るだけインを立ち回れる馬を選びました。
買い方は◎の単複2点。◎から〇へ馬連3点。◎から〇△へワイド7点。◎-〇-〇△の3連複フォーメション15点。全部で27点です。
<印一覧>
◎:⑤イクイノックス
〇:⑨ジャスティンパレス⑩ディープボンド⑫アスクビクターモア
△:③ダノンザキッド④ボッケリーニ⑦プラダリア⑧ヴェラアズール
ユニコーンS(GⅢ)
こんにちは。
マーメイドSも考えたんですけど今年は硬そうだなぁ～と思いました。でも、このレースがそんな簡単な訳ないですよね。人気通りかもって感じてしまった時点でもうこのレースの魔力に冒されていると思いました。これじゃマーメイドSの波乱性に対応出来ないでしょう。よって、消去法でユニコーンSの方を予想する事にします。でも、このユニコーンSも相性があまり良くなくてまともに当たった事がほとんどありません。こちらも自信はないですね。
この世代のダート路線を一通り目を通して来ました。その感想は新馬・未勝利と1勝平場を連勝している馬って結構いてこいつら強いかも？って思いました。でも、このレースにも何頭か出走していますけどそう言う馬がコロっと負けているから3歳のダート戦は難しいですね。OP昇格後に力差を感じさせているように思います。芝で言えば、クラシックに乗れる馬とそうでない馬との違いかもしれません。クラスの壁の様なものを感じました。2勝馬だからチャンスがあると言い切れないということですね。ユニコーンSはGⅠの登竜門的なレースですから出来るだけはっきりとした能力的な裏付けが欲しいと思いました。
そう言う点を重視して上位に採りたいのは③ペリエールです。具体的に言えば負かして来た相手がみんな強いなと思いました。ドバイを勝っているデルマソトカゲを別格として、それ以外では3連勝で青竜Sを勝ったユティタムあたりが一番かな？と言う印象を私は持ちました。このユテイタムを新馬戦で負かしていたのが③ペリエです。3馬身半と一方的に負かしています。それ以外にも2勝目では3連勝で兵庫CSを勝ったミトノオーを、3勝目には鳳雛Sを勝った3勝馬エクロジャイトを負かしています。これら3頭はJDDを視野にして出走を見合せましたが本番でも人気を背負う面々です。それらを相手に着差を大きくして勝ち上がった③ペリエも世代の上位レイヤーと考えていいのではないでしょうか？OPの壁に泣く可能性がある2勝馬よりは扱い上で良いかなと思いました。
時計的な裏付けがないのが気になっているのですがヒヤシンスSの勝ち時計はカフェファラオのそれよりも速いぐらいでしたからあの時期にあの時計で走れていれば合格点と認識する事にします。近2走の敗因もはっきりしていますし、帰国後の調整でしっかりと立て直せたとの話で結構やれそうです。本命(③)はこの馬にしようと思います。
〇▲評価には2勝馬ですが末脚に見どころがある⑨グレートサンドシーと⑬ブライアンセンスと人気どころを素直に評価します。こちらの2頭には時計的な裏付けがあるので良い勝負になるんだろうなぁと思いました。ただ、⑬ブライアンはマイル向きではないような感じがしていて、⑨グレートの末脚の方がマイル向きな印象を持っています。よって〇には⑨グレートを、▲に⑬ブライアンとしました。
この3頭でほぼ決まるだろうと思いつつも気になっている馬がいます。⑦サンライズジークです。府中マイルを2勝しているコース適性も良いのですが、道悪経験が多いので持ち時計が速い。良馬場のレースなので比べるべきではありませんがGⅠフェブラリーSを0.1秒上回る時計で同時期に2勝目を上げました。この頃から気になっていた馬なので印は△ですが期待しています。
他は、近5年で4度も連対しているデムーロ騎手の①オマツリオトコ、さっすく古馬相手に勝ちあがった3勝馬⑪ニシノカシミヤを押さえて△は3頭です。他にも馬券に絡めそうな馬はいますが、人気処で堅いと見ていることと苦手意識があるので手を広げ過ぎない方が良いとの考えから全部で6頭までとしました。
買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点づつの×2で6点。◎から△へワイド3点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション10点。合計21点です。
なお、マーメイドSは上記に触れたように一切手を付けない事にしました。
<印一覧>
◎:③ペリエール
〇:⑨グレートサンドシー
▲:⑬ブライアンセンス
△:①オマツリオトコ⑦サンライズジーク⑪ニシノカシミヤ
エプソムC(GⅢ)
コメントをしてくだった方、どうもありがとうございます。非公開ご希望でしたのでそのようにさせて頂きましたがそのため返信が出来ません。こちらでお礼申し上げます。5年以上もお付き合いいただいているようでありがたいです。お互い的中目指して頑張って参りましょう。
さて、エプソムCです。極端な道悪になる事もなさそうなので⑮ジャスティンカフェが力の違いを見せつけると思います。昨秋のマイルCSは外差し馬場のインを突いてしまったことが残念でした。かつ、馬群を捌けずに脚を使い切れていません。最後の伸びを見るとスムーズだったらという内容です。勝ち負けもあったんじゃないかと思いました。GⅢにGⅠ級がいるという認識になります。今年の2戦は勝ち切れていませんがいずれも0.1秒差なら悲観する必要はなし。昨年4着から距離は1F長いかもですが外差し馬場をスムーズに周って来れれば昨年以上の着も十分可能だと思います。また、前走ではポジションを取れていてここにきて自在性も出てきたのが良いですね。秋を見据えてここは勝ちに来ています。人気でも逆らえないと思いました。エプソムCの本命(◎)は⑮ジャスティンカフェとします。
対抗(〇)には⑫エアファンディタ。マイル中心の馬でしたが中距距離でパフォーマンスが上がっています。マイルでも上がり最速キャラで通っていましたが中距離でも末脚の優位性を失わず上位上がりを使えています。左回りがダメと言う感じもしませんし府中1800mの潜在適性は高そうに思います。前走都S組の相性も良く(2勝2着1回3着1回)、その都Sで強めの雨が降るなかズドンで飛んできたあの末脚は魅力たっぷり。今日の様な馬場も合っているかもしれません。
▲に⑤レインフロムヘヴン。直訳すると天国からの雨。今日の天気にぴったりですね。レーン騎手は遂に制裁点が基準をオーバー。秋は大丈夫だと思いますが来年の免許は交付されません。でも、今年から変更された鞭仕様のルールに対応出来なかった事が理由なので乱暴に乗っている訳ではなく、騎乗技術は達者なまま。制裁を恐れてこれまで安全運転をしていた印象でしたがらもう制裁を恐れる必要がありません。後先考えないメイチ乗りはほぼ確定。昇級緒戦の馬なので力関係は未知数ですがレーン騎手が後ろから差されるシーンってあまり見た事がありません。リミッター解除の今の鞍上ならスムーズに抜け出して後続を凌ぐシーンは想像しやすいです。
他は①エアロロノア②マテンロウスカイ③インダストリア⑥ショウナンマグマ⑦ピースワンパラディ⑪ヤマニンサルバムの6頭に△を回します。
買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点×2で6点。◎から△へワイド6点。◎-〇▲-〇▲△の3連複フォーメション13点。全部で27点です。
おまけと言う訳ではないですが、函館SSは⑦ジュビリーヘッド⑬ブトンドール⑭ヴァトレニの3頭の複勝・ワイドを買って見の姿勢です。
<印一覧>
◎:⑮ジャスティンカフェ
〇:⑫エアファンディタ
▲:⑤レインフロムヘヴン
△:①エアロロノア②マテンロウスカイ③インダストリア⑥ショウナンマグマ⑦ピースワンパラディ⑪ヤマニンサルバム
安田記念(GⅠ)
こんにちは。
勝ち馬が勝ち馬になれないだけでローテで見ればヴィクトリアM組の成績は優秀ですね。この5年で2・2・2・2・1着という成績で毎年連対馬を出しています。今年は1・2着馬の参戦ですから期待もさらに高まります。⑤ソダシと⑱ソングラインの比較をすれば前走も勝負駆けだった⑤ソダシよりも、イマイチの状態で勝ってしまった⑱ソングの方が臨戦過程の面から強調しやすい。馬場もかなり正常な状態に回復してきましたので上に採るなら⑱ソングで良いでしょう。安田記念の連覇もこの10年ではありませんが前年の勝ち馬が2着になったケースは3度もあります。連対軸として狙うのは可能でしょう。前走はインからインの競馬で結果が出ましたが本来の脚質やこの馬の持続性を考えると大外枠は歓迎材料。長く良い脚を持続させやすい良い枠だと思います。本命(◎)は⑱ソングにしました。
ただ、単勝配当に妙味のある安田記念ですから妙味ある穴馬をてっぺんに来るように狙ってもみたい。単勝ピンポイントで⑪イルーシヴパンサー(6番人気・10.1倍、11：19分現在)を買いたいと思いました。昨年は1番人気で負けましたがGⅠでも格負けしていなかったと思います。そこから1年経った訳ですが成長した部分もあり昨年以上の状態で出走出来るという話。前走の中山記念もゴチャつかなければ勝ち負けだった内容でしかもこれで8分だったとか。上積みも大きそうです。機動力も付いてきたので自在性は増しています。このコースの適性も非常に高い。真ん中の枠でレースもしやすい。岩田望騎手が思いっきり騎乗してくれれば優勝出来る力はあると思います。軸は⑱ソングですが勝ち馬の予想と言う事で⑪イルーシヴにも本命印(◎)をつけておきます。
対抗(〇)に⑭シュネルマイスター。◎の⑱ソングとは府中マイルで何度かやっていて毎度タイム差無しのライバル関係。この2頭がこの舞台で走るならセットにしたニコイチ評価が良いでしょう。なんでも最近食欲旺盛の様で馬体が少し重いようなのですが当日の輸送で絞れれば許容範囲だと思います。前走は開幕週の馬場が勝因と厩舎では話していますが、レースの頃には良馬場になっているかもしれないのでやれない事もないと思います。
▲には3頭。馬の現役は続きますが今浪さんがラストと言うことでオツリ残さず仕上げた⑤ソダシ。馬場がインから乾いて行けば恩恵を期待出来る③ジャックドール、GⅠ馬が逃げた時の連対率は60%(ロゴタイプ、アエロリット)です。馬場の渋みが多少でも残ればと⑩ソウルラッシュの目にも期待を残して。
△には④セリフォス⑦ガイアフォース⑫ナミュールの3頭を押さえます。
買い方は⑪の単勝1点。⑱の複勝1点。◎〇の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。⑱から▲△へワイド6点。◎◎-◎◎〇-◎◎〇▲△の3連複フォーメション19点。全部で33点です。
<印一覧>
◎:⑪イルーシヴパンサー⑱ソングライン
〇:⑭シュネルマイスター
▲:⑤ソダシ③ジャックドール⑩ソウルラッシュ
△:④セリフォス⑦ガイアフォース⑫ナミュール
▼10月～5月の回収率は92.6%でした。
月毎に予想をまとめていますので参考の目安になればと思って、今後掲載していきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算すると回収率はこうなります。
