競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

4月の予想案【9戦4的中・回収率57.0%】

・このページは4月の予想案を1つのページにまとめたものです。
・新しい予想案を上から順に上書きしています。
・3歳重賞はカルテを作成し、予想の提案を当ページにて行います(NZT桜花賞アーリントンC皐月賞フローラS青葉賞)。
GⅠ競走大阪杯天皇賞(春)はカルテを作成し、予想の提案も当ページにて行います。
古馬重賞GⅡ競走以上の予想案を公開する予定ですが、レースが込み合っているので阪神牝馬Sは難しいかもしれません(マイラーズCはやります)。

 

天皇賞(春)(GⅠ)

 

こんにちは。

 

新装された京都競馬場のウリの一つとして水捌けの良さがありましたが、確かに捌けるのが早いですね。8時半ぐらいに重馬場で確認した馬場情報は11時には稍重に変わっていました。この先気温は上がるようなのでレースの頃には良馬場に回復しているかもしれませんね。こういった馬場状況の問題や未経験馬の京都適性など3年ぶりに京都で行われる天皇賞(春)には考える事が多くあるので難しい面もあります。しかし、私はシンプルに考えることにしました。今更な感じもしますが天皇賞(春)がリピーターレースである事を重視しようと思いました。

 

3200mと言う特殊な条件で行われるためこの条件を得意にしている馬が2年、3年と続けて馬券になります。阪神で行われた2年間でもディープボンドが2年連続で2着になっているようにこの特徴は京都とか阪神とかは関係ないのだと思います。同じ競馬場でなくても3200mの距離が同じならコースは問わないのではないか?と都合良く解釈する事にしました。

 

そして、これはこの10年に限った事ですが4歳で優勝した馬が5歳の翌年に出走してきた場合は必ずその馬が連覇しているんですね。フェノーメノ(13・14年)、キタサンブラック(16・17年)、フィエールマン(19・20年)の3頭が優勝しています。古くはメジロマックイーン(91・92年)なんかもそうですよね。連覇ではありませんでしたがメイショウサムソン(07・08年)も2連連続で連対しています。これこそが天皇賞(春)の鉄則なのではないか?私はそう思うようになりました。

 

よって、本命(◎)は③タイトルホルダーに決定です。この馬の場合は馬場の回復状況に左右されないのもいいですよね。宝塚記念を物凄い内容でレコード勝ちした馬であり、稍重の昨年が7馬身差、不良馬場の前走が8馬身差といずれも圧勝。このようにスピードもパワーも兼備の実力馬です。京都が合わない可能性もゼロではないですが、様々な条件・状況化で結果を出しているのですから問題無いように思います。

 

展開面ですが、行く馬がいるなら控えても良いという柔軟な姿勢も確認出来ています。この馬は昔からリズム重視で走らせるほうが良いと考えられているので道中の番手はあまり気にしなくても良いようです。どちらにしても自慢の機動力でどうせ4角先頭のいつも通りの競馬でしょう。そこからいつものように突き放してしまうのか?それとも差されてしまうのか?ここの部分はコース適性です。さぁ、どうでしょうか?でも、まぁ大丈夫ではないかと思いますけどね。

 

来年を見据えて対抗(〇)には次世代のリピーター候補として⑬ボルドグフーシュを上げておこうと思います。阪神大賞典では6番手の競馬をしていましたが川田騎手にしてみれば試走みたいなところもあったようです。今度はしっかりと溜めて末脚勝負の気配。前で競馬をする菊花賞馬2頭の他にも、アフリカンゴールド、ディアスティマなど積極策を示唆している馬は多いので展開の恩恵を受けやすい1頭だと言えます。上がりの競馬よりは消耗戦で強い馬なのでこの流れなら自慢の末脚が爆発すると思います。適性を考えてもここがメイチの勝負だと思うのでこれを上位に採りたいと思います。

 

▲に①ジャスティンパレス。この馬の成長力も無視できないですね。1番枠と言うのも良いですし。ただ、ルメールマンは大丈夫だと言っているのですが、厩舎はディープ産駒なのでパンパンな馬場の方が良いという認識なのでその辺も引っ掛かります。また、前哨戦ではこっちが勝って、GⅠでは⑬ボルドが勝ってみたいな関係性なので評価は3番手としました。まぁ、大した差は無いと思うのですが。

 

配当面を考慮して☆印を設けて⑥アスクビクターモア⑦ディープボンドの2頭を馬連の対象にしておきたいと思います。△は⑫ブレークアップ⑯シルヴァーソニックの2頭です。


買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点×2で6点。◎から☆へ馬連2点。◎から☆△へワイド4点。3連複は◎〇-◎〇▲-◎〇▲☆△のフォーメション13点。全部で27点です。


<印一覧>
◎:③タイトルホルダー
〇:⑬ボルドグフーシュ
▲:①ジャスティンパレス
☆:⑥アスクビクターモア⑦ディープボンド
△:⑫ブレークアップ⑯シルヴァーソニック

 

青葉賞(GⅠ)

 

こんにちは。

 

開幕間もない2週目の青葉賞はなんだかんだとある程度のポジションを取っておく方が良く、そこから決め脚を繰り出せる馬が上位に来るというのが多いですね。極端な後方から追い込んだケースは17年1着アドミラブルと、昨年3着エタナールビクトリの2頭だけ。このNG脚質が定着してしまった1番人気⑪スキルヴィングには不向きなレースであるかもしれません。それと今回は先行勢が手薄なので前めで運ぶ馬に有利になりそうですから残り目注意で行きたいところです。

 

脚質の不安はありますがそれでも本命は⑪スキルで良いと思います。2月の時点で2分24秒台で走っているので展開や位置取り不問で持ち時計だけ走れてしまえば上位に顔を出す事が可能です。それから時間も経っていますので時計をさらに詰める事も出来るでしょう。ひょっとしたらダービー当確級の時計で走ってしまうかもしれません。

 

厩舎では看板馬イクイノックスに似ていると感じているそうです。だったら後方からでも差してしまうんじゃないですかね?イクイノックスみたいに。実際、ラスト1000mぐらいから動いていけるので使っている末脚はかなり長い。イクイノックスみたいと言われるだけあってルメール騎手もえらく気にいます。結果次第でダービーはこちらと皐月賞3着馬の騎乗を保留にしているほどです。だったら、権利は獲った方がいいんじゃないですか?ここは決めたいですね。ゴールまでハラハラしそうですがこちらも腹を括って期待したいと思います。

 

対抗は④ハーツコンチェルト⑧ヒシタイカン⑫アサカラキングの3頭を横並びで対抗印(〇)にしておきたいと思います。

 

④ハーツは重賞3着のある府中コース。距離もあった方が良い。この条件なら言い訳出来ない好条件。上位に迫れる力はあります。

 

⑧タイカンはキャリア不足ですがやはり新馬戦でのポテンシャルは侮れません。乗り込み量豊富で厩舎もやれる事はやりました。こういう時の堀厩舎は結果を出す事が多いです。

 

⑫アサカラは先行出来る点で有利でこれらよりも魅力を感じます。何より、石川騎手が権利は獲れると本当に思っているのでこれは面白いと思います。

 

他は△①マイネルエンペラー⑤アームブランシュ⑥グランヴィノス⑩サヴォーナ⑬メイテソーロの5頭まで押さえておきたいと思います。

 

買い方は◎から〇へ馬連3点。〇3頭のワイドを箱で3点。◎から〇△へワイド8点。◎-〇-〇△の3連複フォーメション18点。点数が増えてしまったので今回は単複なしの全部で32点です。

 

<印一覧>
◎:⑪スキルヴィング
〇:④ハーツコンチェルト⑧ヒシタイカン⑫アサカラキング
△:①マイネルエンペラー⑤アームブランシュ⑥グランヴィノス⑩サヴォーナ⑬メイテソーロ

 

フローラS(GⅡ)

マイラーズC(GⅡ)の予想案はこの下に公開済みです。

 

こんにちは。

 

高速府中の季節がやってきました。フローラSもこの馬場の影響を受け前の馬が止まりにくく先行馬の残り目が目立つレースです。が、クッション値は9.2と中山とあまり変わらない硬さです。だからなのか?土曜日は先行馬に有利に働いているようには見えませんでした。であれば脚力の高さがモノをいう府中らしい基本傾向を重視した方が良いと思いました。

 

末脚が優秀だった馬は何頭かいますが1戦1勝馬のそれは続けて同じ脚を使ってくれるかが分かりません。それよりも2戦していずれも最速上がりだった②ソーダズリングの末脚の方が信頼しやすいと思います。現状でも良く動いてくれているので机上の計算もしやすいです。枠が内過ぎるので包まれる心配がありますが、差しが決まると分かっているので馬群はバラけやすいと思います。普段から大人しいので輸送も大丈夫と厩舎では考えています。レーン騎手を手配した⑪ドゥムーランの素質が怖いですが、②ダズリングもそのレーン騎手に騎乗依頼を出したぐらい関係者の評価が高い1頭です。あいにく先に⑪ドゥムに決まっていたのでそこは残念。こちらにレーン騎手が騎乗していたらほぼ確勝だと思います。ここは戸崎騎手に頑張ってもらうしかないですね。

 

2番手は3頭の横並びで対抗扱いにしたいと思います。⑥キミノナハマリア⑪ドゥムーラン⑭イングランドアイズの3頭を〇印で上位評価。

 

⑥キミノは前走からグンと馬が良くなっています。フローラSと相性の良い君子欄賞の勝ち馬と言うのもいいですね。⑪ドゥムも一度使った事で上積みが大きく、しっかりと動けるようになっているとのこと。1勝馬同士なら十分通用するだろうとの話です。⑭イングランドも1勝馬ですが桜花賞4着ハーパーを物差しにすればここでは実績で抜けています。2000mへの延長も良いですし、間隔を空けて馬の成長も進んでいます。

 

他は①ブライトジュエリー④クイーンオブソウル⑧イトカワサクラ⑫ティファニードンナの4頭に△を回します。

 

買い方は◎の単複2点。◎から〇の3頭へ馬連3点。〇の3頭のワイドを箱で3点。◎から△へワイド4点。◎-〇-〇△の3連複フォーメション15点。全部で27点です。

 

<印一覧>
◎:②ソーダズリング
〇:⑥キミノナハマリア⑪ドゥムーラン⑭イングランドアイズ
△:①ブライトジュエリー④クイーンオブソウル⑧イトカワサクラ⑫ティファニードンナ

 

マイラーズC(GⅡ)

 

こんにちは。

 

開催が戻って来た京都の開幕週。さぞ、前残りや内枠の馬が有利かと思いきや外差し決着が目立っていました。馬場が緩いそうなので差しも決まるのだそうです。ただ、外差しが決まったあやめ賞や最終レースはかなりのハイペースで2・3F目に10秒台が踏まれています。これは単純に展開がハマっただけなのかもしれません。差しが決まるかどうはあくまで展開次第ではないでしょうか?

 

それに、あやめ賞で1000mを57.4秒で逃げた馬が2着と残っていることからも開幕週らしい傾向も出ていました。また、土曜よりはクッション値が0.4も上がっているので馬場は昨日よりも硬くなっています。昨日よりはイン前の馬に有利になるかもしれません。

 

それを踏まえた本命(◎)は内枠の③ジャスティンスカイ。先行馬と言う訳でもないですが中団、後方のポジションで3連勝した馬なのでレースの流れを見越して川田騎手が動いてくれるでしょう。馬主の手前みたいな感じで昨年の今頃は青葉賞とか使っていましたが、騎手や厩舎はこれはマイルだろうというのが共通認識だったそうです。それを証明するように転向初戦から結果出して3連勝。やはり現場のいう事は聞くものですね。前走も急仕上げて使っていたのでどうかな?みたいな感じだったそうですが、正攻法でリステッド勝利。なので上積みも大きい。もう本物でしょう。相手関係だけですが内枠を利して好走して欲しいものです。

 

対抗(〇)に⑩シュネルマイスター。昨年は不振を極めてしまいました。細かい理由はいろいろありますが、総じていえば長距離輸送が良くないという事です。また、現地で一泊するとテンションが上がってしまうのだそうです。そこで、今回は栗東に入厩して当日輸送と言う段取りで挑んでいます。それが吉と出ればやってくれるでしょう。力は抜けているはずなので、力差が曖昧な新興勢力③ジャスティン以外には負けないと思います。

 

昔から前が残りやすいのがマイラーズC。前残りしてくれそうな馬に期待したいということで▲に⑧マテンロウオリオン。この馬自身は追込み馬ですが主戦の横山典騎手は逃げした方がいいと前から話していてずっと逃げ馬にしたいと考えていました。3走前に大きなアクシデントで状態が落ちたので近走は馬本位の競馬に徹していますが体調が上向いてきたのでそろそろ頃合いかもと思い、この馬の残り目に期待したい。まぁ、行くと決まった訳ではないのであれなんですが。別に控えた競馬でも通用してもいいのではないかと思います。

 

他は⑤ゴールデンシロップ⑦ガイアフォース⑪ビーアストニッシド⑭エアロロノア⑮ソウルラッシュの4頭を△とします。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点です。

 

<印一覧>
◎:③ジャスティンスカイ
〇:⑩シュネルマイスター
▲:⑧マテンロウオリオン
△:⑤ゴールデンシロップ⑦ガイアフォース⑪ビーアストニッシド⑭エアロロノア⑮ソウルラッシュ

 

皐月賞(GⅠ)

 

こんにちは。

 

土曜日はほぼ全日で雨が降っていた感じでした。夕刻から深夜までは止んでいましたが、日付が変わってから再び降り出していました。今朝は6時には止んでいましたのでそこからどのぐらい回復するでしょうか?天気は曇りなのでよくて稍重ぐらいまでかな?と思います。

 

この10年で稍重年だったのは19年(エポカドーロ)、20年(コントレイル)、21年(エフフォーリア)の3年です。こういう馬場なので外差しを決める差し馬が優位なのかと思いきや、4角5番手以内で回って来た先行馬の方が馬券になっていました。これに早めに動いて4角7番手で優勝したコントレイルも含めると後ろにいるよりも前掛かりな馬の方がいいんだなぁという印象です。この3年で4角10番手以降から差してこれたのは2頭だけでどちらも3着まででした。馬券は先行組から選んだほうがよさそうですね。

 

まず、押さえからですが①ソールオリエンス⑧トップナイフ⑨ホウオウビスケッツ⑪シャザーン⑭タスティエーラ⑮ベラジオオペラの6頭に△を回そうと思います。相手が多くなってしまいましたが今年はさすがに絞り切れませんでした。抜けた馬がいず、能力比較も難しいので取捨しきれないですね。本命から手広くワイドを狙いたいと思います。

 

その本命(◎)ですが今年は⑤フリームファクシで行きたいと思います。まぁ、レーン騎手だからと言うのはあるんですけど。ただ、中山のトライアルが終わった段階でこの馬のきさらぎ賞の勝ち方が一番強かったなぁとは感じていて、その頃から本命で調整していた馬でもあるのです。そこへ来て鞍上がレーン騎手に決まり、これは勝負!となってしまったのです。

 

また、あの川田騎手がきさらぎ賞後に皐月賞を勝つのはこの馬ですよ!みたいな話を厩舎側にしたそうです。無責任な発言は絶対しない方なのでこの方が言うならその感触は本当なのでしょう。きさらぎ賞は時計のかかるコンディションで金鯱賞より速い時計を記録しました。この2重賞を勝ったのが川田騎手なのですからその話に説得力を感じます。だとすると、この馬の力が抜けているという事になりますね。そして、この日本トップのジョッキーからレーン騎手への乗り替わりは最強だと思います。バトンを渡されたレーン騎手もここはメイチ乗りだと勝ち負けに本気です。調整も上手くいったようでして、状態面に不安はないとのこと。中間に施した折り合い対策もばっちりだとか。中山2000mの適性も高いと感じている私としては不動の本命という感じです。

 

方や、人気で抜けているのが⑦ファントムシーフ。人気はずっと割れていましたがようやく3倍台まで下がってきてこの馬の評価が高まっているようです。唯一の敗戦が皐月賞と同じ舞台のホープフルS4着。でもこれは、序盤にごちゃついて位置取りが悪くなったっのが原因です。包まれて踏みだしも遅れてしまい、加速に時間を要するこの馬には致命的でした。それでもコースは攻略出来ていたと思うので問題ないと考えています。先行力もあり、機動力もあるのでこの条件はむしろ適条件かもしれません。なお、この馬が入っている7番枠は近10年で【3・3・1・3】の最強枠です。前走同様前で競馬する算段なので今回のテーマにも合致しています。この馬も勝ち負けだと思うので対抗(〇)になります。

 

▲には共同通信杯2着の⑯タッチウッドで。前走はめちゃくちゃな競馬でしたがそれ故に強さが際立ったと思います。当時は雪の影響で調教が思うようにできず変なテンションになっていたとのこと。だからあんな競馬になったと厩舎談。今回は落ち着いて調整が出来ているようなのであんなことは無いだろうという話。道悪もイケるとの話ですからすんなり先行すればこれも侮れないと思います。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へ6点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション19点。全部で33点です。

 

<印一覧>
◎:⑤フリームファクシ
〇:⑦ファントムシーフ
▲:⑯タッチウッド
△:①ソールオリエンス⑧トップナイフ⑨ホウオウビスケッツ⑪シャザーン⑭タスティエーラ⑮ベラジオオペラ

 

アーリントンC(GⅢ)

 

こんにちは。

 

この春は道悪競馬が多くて嫌になります。阪神だけでなく、中山近辺も早くから雨が降っているので明日の皐月賞が心配です。でも、本日のアーリントンCは道悪の適性で評価を下げれる馬、上げれる馬が割と多かったので取捨がめんどくさかったのでちょっと良かったかもなと思いました。

 

本命(◎)は①ショーモン。良馬場だったらほぼ勝ち負けと見ていたのですがこの天気で最内枠がアダとなるかもなとちょっとビビッています。でも、本日は芝のレースは3鞍と少なく、アーリントンCまでに行われる外回りコースは1鞍だけ。1600m中の約1200mは良い馬場状態を維持してくれるのではないかと考えました。あとは直線で馬場の良いところを選んで走れれば良いだけですが、先行馬なのでコースも選びやすいでしょう。と、こういう理屈で自分の不安材料をもみ消すことにしました。なお、この馬自身は血統背景から道悪歓迎とのことです。

 

厩舎の評価もずっと高いのでNHKマイルCにはどうしても出たいそう。ここは権利を獲りに来ていて勝負気配が非常に高いようです。大幅馬体増だった前走を使った事で馬はさらに良くなっています。こういう所も計画的だったのかなぁと考えると厩舎のやる気は確かに伝わってきます。勝ち負け出来る力はあると思うのでコース取りさえ失敗しなければ結構やれるのではないかと思いました。

 

今回は評価を上げたい馬がいなかったので対抗(〇)は2番手グループと言う意味合いで3頭選びました。朝日杯FS好走馬の⑥オオバンブルマイ⑨キョウエイブリッサの2頭と、道悪で体力勝負になった場合に中距離をこなしていた経験値が生きるかもしれない④セッションを取り上げたいと思います。④セッションと⑨キョウエイは時計がかかったり、上がりがかかったりという状況で弱点を補えるかもしれないと思いました。⑥オオバンは前走で出遅れていなければもう少しやれていただろうと思うのでここで巻き返しても良いと思いました。

 

他は②ユリーシャ⑩スカイロケット⑫マルチャン⑰ヤクシマの4頭に△を回します。

 

買い方は◎の単複2点。◎から〇へ馬連3点。〇3頭のワイドを箱で3点。◎から〇△へワイド7点。3連複は◎-〇-〇△のフォーメション15点。全部で30点です。

 

<印一覧>
◎:①ショーモン
〇:④セッション⑥オオバンブルマイ⑨キョウエイブリッサ
△:②ユリーシャ⑩スカイロケット⑫マルチャン⑰ヤクシマ

 

桜花賞(GⅠ)

 

こんにちは。

 

土曜の競馬を見る限りやはりイン有利な状況になっていると思います。近2年と同じ傾向になるのではないでしょうか?その近2年のレースは

 

・一昨年はメイケイエールがぶっ飛んで行ったのでペースが速くなり、中途半端な馬がバテて脱落。結果、馬群がバラけ捌きやすくなりました。

 

・昨年はスロー競馬となったので脱落する馬がいなかったため最後まで馬群が崩れる事が無く密集してゴチャついた競馬になりました。

 

この2年は両極端なペースでしたが、さて今年はどっちの展開になるでしょうか?

 

逃げ馬っぽいのが回避、除外になったので⑥モズメイメイが逃げることになりそうですが、陣営としては出来れば2・3番手ぐらいが良いという考え。逃げ馬不在と言う事態も考えられます。仮に⑥メイメイが逃げたとしてもスロータイプなのでいずれにせよペースは遅くなるでしょう。

 

以上を踏まえると、昨年の様な密集した馬群になる可能性が高いのではないかと思います。有力馬が内枠に集まりましたから余計そうなるのではないかと思います。どの馬も走りやすいインコースは譲りたくないでしょう。思うような進路取りが出来ずに苦労する馬も出てくると思います。馬群一塊のレースだと一瞬で抜け出せる瞬発力やギアチェンジの速い馬が有利になるのではないかと考えました。

 

この条件で一番ピンとくるのはやはり③リバティアイランドです。新馬戦の31.4秒の切れ味は最早伝説の域。一瞬でトップスピードに乗れる性能は過去の名牝と比べてもヒケを取りません。この馬なら進路さえあれば一瞬で抜け出してしまうと思います。不安材料が噴出することもなく状態面に問題はなさそう。2歳時よりは馬も成長していますのでさらに強い走りが出来る状況にあります。素直に本命(◎)として良いでしょう。

 

ただ、ちょっと内過ぎますね、3番枠は。出していって早めにポジションを取る競馬をここまでしていません。一番モミモミされそうな馬だとも言えそうです。ゴチャついた昨年の優勝騎手が川田騎手なので大丈夫とも思うのですが、昨年のスターズオンアースはまだ人気薄で川田騎手も一発限りの代打騎乗。腹を括りやすい状況でした。大本命馬に騎乗する今年と比べて良いものだろうか?と思っていたところ、1番人気に騎乗した阪神牝馬Sでのあの騎乗。嫌な予感が余計に強くなってしまいました。

 

そこで、本命(◎)をもう1頭選ぶことにしました。期待したいのが④ドゥアイズです。この馬自身はキレるタイプではありませんでしたが、この中間の調整で「ギアの入りが良くなった」「内からビュンと抜ける走りが出来るようになった」という厩舎談があり、これが今回の桜花賞で活きて来るかもと思いました。馬群の中で不完全燃焼だった近2走でしたがそういう事も無くなるかもしれません。むしろゴチャついた展開で崩れなかった点を評価したいと思います。

 

昨秋の頃からレースを使う度に馬の成長が大きいと話していて上昇曲線で馬を使えている点で充実しているなと常々思っていました。2・3着続きの競馬はいつ卒業しても良い思うのでこの馬も本命(◎)にふさわしいと思いました。③リバティがスムーズに抜け出してしまうと敵いませんが密集馬群になったり、ゴチャつく展開になればいち早く抜け出せそうなこの馬に有利ではないかと思いました。なお、単複買いは配当妙味の観点から③リバティではなく、④ドゥアイズにしたいと思います。

 

なお、◎印が2つになったので〇▲は今回無しで行く事にします。

 

買い方は◎(④ドゥアイズ)の単複2点。◎〇の馬連・ワイド1点×2で2点。◎から△へワイド6点×2で12点。3連複は◎〇から△へ6点。全部で22点になります。


<印一覧>
◎:③リバティアイランド④ドゥアイズ
△:②ライトクオンタム⑤ハーパー⑥モズメイメイ⑧キタウイング⑪シンリョクカ⑫シングザットソング

 

NZT(GⅡ)

 

こんにちは。

 

NZTは有力馬が集まらないのでレースレーティングの低下が問題になっている重賞です。GⅡグレードにそぐわないという事で度々GⅢ降格のシグナルが発せられています。いわば空き巣重賞的な位置付けです。それでも今はまだGⅡ。出走馬のレベルが低くても賞金は高い。よって、出走すれば高確率で高額な賞金を稼げます。これに目をつける陣営はいるもので昨年2着のマテンロウオリオンも同様の理由で出走していました。

 

今年これに該当するのが無敗のGⅠ馬⑧ドルチェモアです。GⅠ直行だった当初の予定をわざわざ変更して出走しています。輸送は一度経験していますし、コースの形状をからすれば来週のアーリントンCの方が本番にふさわしい条件だったはず。それでも出走するのはこちらのNZT。メリットの少ないレースを使う理由は賞金稼ぎ以外に考えられません。実際、叩き台でも勝ち負けというメンバー構成です。回って来るだけで朝日杯FSに近い賞金を手に入れることが出来るでしょう。これほど楽なレースはありません。普通に有力です。

 

ですが、そういう理由で出走した昨年のマテンロウは2着と負けてしまいました。こういう邪な思惑には必ず罰が下るものです。その罰を下せそうなのが⑤エエヤンだと思います。デムーロ騎手の評価がとにかくすごく、この馬でGⅠ戦線に挑戦したいと考えています。全戦で騎乗していたチューリップ賞4着馬を蹴ってまでこちらに騎乗しているのがその証。馬具を変えたことで行きたがる気性も改善の兆しが見え始め、調整も順調。体勢は整っています。⑧ドルチェとは同型になるのでガチンコ勝負はキツいです、相手に隙があるならやれない事はないと思います。よって、⑤エエヤンを本命(◎)で狙い、⑧ドルチェは対抗(〇)まで。今回の馬連はこの1点で行きたいと思います。

 

▲に⑩バグラダス。ダートを使っていたぐらいなのでファルコンSのような不良馬場も大丈夫だと思っていましたが、あまりに悪すぎて全然走れなかったとのこと。裏返せばそれだけ芝の方に適性が強いという事かもしれません。本日ぐらいの馬場なら問題はないでしょう。朝日杯FSは進路が無く負けただけでレース内容は⑧ドルチェとほとんど変わりがありませんでした。もっとやれる馬だと思うので再度狙ってみたい。NZTで度々穴をあけるファルコンSの負け組は要注意です。

 

他は一長一短で取捨が難しく、それっぽいところは一通り押さえます。②ルミノメテオールサンライズジーク⑬メイクアスナッチ⑭モリアーナ⑮ウンブライル⑯シーウィザードの6頭を△です。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇の馬連1点。◎〇▲のワイドを箱で3点。◎から△へワイド6点。3連複は◎〇から▲△へ2頭軸流し7点。全部で19点です。

 

<印一覧>
◎:⑤エエヤン
〇:⑧ドルチェモア
▲:⑩バグラダス
△:②ルミノメテオールサンライズジーク⑬メイクアスナッチ⑭モリアーナ⑮ウンブライル⑯シーウィザード

 

大阪杯(GⅠ)

 

こんにちは。

 

普通は有利なイン枠ですが有力馬、調子の良い馬が集まり過ぎた感じです。これはこれでちょっと嫌だなぁと思いました。どの陣営もインでインでと話しているので逆に窮屈な競馬になってしまう事もあるかもなぁと感じました。実際、極端な内枠の成績はあまり良くなく、自由に動きやすい3枠、4枠の好走が目立つのが大阪杯だったりします。その辺を予想の軸として馬を選んでみました。

 

本命(◎)は3枠の⑥ヴェルトライゼンデがいいと思います。この枠なら内にも外にも切り替えやすいので自由自在に乗れると思います。今回の池江調教師はドリームジャー二―や、オルフェーブルを引き合いに出して大阪杯への思い入れを強く出しています。ジャーニー産駒のヴェルトで本当に勝ちたいんだろうなと感じました。勝負気配が最も高い陣営だと思います。それは仕上げ面にもしっかりと現れたようで、長期休養からの復帰後で一番と言えるほどに調子を上げる事が出来たそうです。それと、私は今更気付いたのですが川田騎手はGⅠ昇格後の6年中5年で馬券になっているんですね。だったらもう鉄板じゃないですかね?久しぶりの右回りでもマイスターがちゃんと導いてくれるでしょう。人馬共に不足なし。不動の本命印です。

 

そんな川田騎手が大阪杯で唯一馬券漏れした時に騎乗していたのが関東馬のブラストワンピース。川田騎手をもってしても好走不可能だったということはそれだけ強力なデータなのでしょう。でしたら、⑧ラーグルフ⑪スターズオンアース⑭ヒシイグアスら関東馬はまとめて△で行ってしまいましょう。よって、〇、▲は関西馬から探します。

 

対抗(〇)にはマテンロウレオ。この馬も相性の良い4枠でレースがしやすいと思います。近2走はいずれも1番枠でそれが良かったり、悪かったりした訳ですが、この2走で見せた器用な立ち回りがこの4枠でいよいよ発揮されると思いました。阪神内回りで【2・1・0・0】の成績が示すようにこの条件は超得意。着順はともかく、走らないという事はちょっと考えられないですね。力通りに決まるGⅠではないのでチャンスはあるでしょう。

 

3番手の▲に⑨ジャックドール。今年は間隔を空けて調整が上手くいきました。この1年で右回りの不安も軽減されました。何より天敵不在でその気になれば楽な単騎も可能な感じ。昨年より良い状況でレースに挑めます。負けてしまったのであまり話に上ることもないですが天皇賞(秋)ではイクイノックス、パンサラッサ、ダノンベルーガ、シャフリヤールとサウジ・ドバイの好走組とほとんど差がありませんでした。この馬が一番強い可能性はありますよね。武豊騎手も香港のリベンジに燃えています。

 

以上が上位評価です。関西馬の①ジェラルディーナの扱いが少々困りました。この先は香港を予定していて先を見据えた仕上げ。また、中間にアクシデントもあったらしいので結局仕上げは8分ぐらい。それでも勝てると厩舎は言いますが今回は押さえぐらいでいいのかなと思いました。ので、上記の関東馬に①ジェラルも加えて△は4頭です。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎から〇▲△へ3連複1頭軸流し15点。全部で27点です。

 

<印一覧>
◎:⑥ヴェルトライゼンデ
〇:⑦マテンロウレオ
▲:⑨ジャックドール
△:①ジェラルディーナ⑧ラーグルフ⑪スターズオンアース⑭ヒシイグアス

 

 

▼10月~3月の回収率は102.4%でした。

月毎に予想をまとめていますので参考の目安になればと思って、今後掲載していきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算すると回収率はこうなります。