競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

2月の予想案【7戦4的中・回収率104.7%】

 

・このページは2月の予想案を1つのページにまとめたものです。
・新しい予想案を上から順に上書きしています。
3歳重賞はカルテを作成し、予想の提案を当ページにて行います(きさらぎ賞クイーンC共同通信杯)。
古馬重賞に関してはGⅡ競走以上のものを扱います。カルテの作成はありません。予想の提案を当ページにて行います(京都記念フェブラリーS中山記念)。

 

中山記念(GⅡ)

 

こんにちは。

 

今回注目したいポイントは逃げ馬が作り出すペースです。近5年で逃げていたのはマルターズアポジー×3年、バビット、パンサラッサと言う強烈な逃げを打つタイプがレースを主導していました。どの年も一人旅の様な競馬でペースはいつも速いものでした。なので、隊列は縦長のものになり出走各馬は長い脚を使わされています。持続性や機動力が求められ総合力の高い脚力が求められました。

 

では、今年はどうでしょうか?逃げ候補と目されているのはドーブネです。この馬の逃げは上記3頭の様に60秒を1秒も2秒も上回るような速いペースで行くものではありません。鞍上も武豊騎手ですから暴走気味に逃げる事なんてしないでしょう。近年で最もスローな展開になる可能性があります。近5年のような縦長な隊列ではなく、もう少し密集した隊列が形成されるのではないかと思います。下手したら一塊の団子状態なんてこともあるかも。

 

この想定通りになると最近では珍しい形の中山記念になるでしょう。だとすると、ラストはよーいドンの競馬になるかもしれません。昨年までとは違った適性が求められ、瞬発力のある馬、インで脚を溜める差し馬など決め手重視の予想がいいかなと思いました。これに開幕週の馬場傾向を考慮して選びたいと思います。

 

以上のことから、枠、脚質、瞬発力、機動力等を重視した候補3頭は⑥ソーヴァリアント①ダノンザキッド④ドーブネとしました。印順に説明していきます。

 

本命(◎)は⑥ソーヴァリアント。枠も良いし、脚質も良い。この馬がいつもの競馬をして抜け出せば差されないと思うんですよね。この馬の最大の長所は機動力の素晴らしさなのですが、それを可能にするのが瞬発的な性能だと思います。動きたい時にビュっと動けるのがその証拠。少し古いレースですが3歳時の2勝クラスの瞬発力が圧巻でした。札幌の洋芝で11.3-10.9-10.9(=33.0)のラップを刻める馬はあまりお目にかかれません。よーいドンの競馬にも十分対応出来る馬と思いました。また、もし私の展開想定が崩れて持続戦や消耗戦になったとしてもこの馬なら大丈夫です。2勝したチャレンジCの内容が真逆のもので、一昨年はスローの上がりの競馬で33.8秒の決め手を発揮、昨年はハイペの消耗戦を先行ポジションから押し切り。どんなレースでも対応し、力を発揮してくれるので実に頼りがいのある馬です。いろいろあって出世は遅れましたがようやく本格化した感じ。ここから一気に上り詰めて行く馬になってくれるといいなと思います。

 

横山武騎手は3歳時に騎乗して勝利を挙げています。その時にとても高い評価をしていました。今回はルメール騎手の代打ですが、そのルメール騎手にはスターズオンアースがいて大阪杯に出走予定です。横山武騎手がここで結果を出せば大阪杯で①ヴァリアントの連続騎乗も十分にありえます。人生最高の相棒だったエフフォーリアと同期の馬でGⅠ戦線を行けるのは感慨深いのではないでしょうか?ここはやって欲しい。

 

対抗(〇)に①ダノンザキッド。切れ味や瞬発力を期待するならマイルGⅠで度々上位上がりを記録しているこの馬の末脚は無視出来ません。稍重の関谷記念でも32.6までキレた馬。瞬発力勝負にも十分対応出来そうです。また、開幕週の1番枠も絶好。本当は府中みたいなコースが良くて、中山だと信頼性がかなり落ちる馬なのですが北村騎手とは手が合っている印象でこれまで以上に馬が動いてくれると思います。実際、中山コースと親和性の高い香港を攻略してきているのでその可能性も高い。状態もとても良さそうなので今年は凡走をイメージしにくい感じがします。

 

そして、▲に④ドーブネです。ペース次第ですが、この馬はラスト3F区間に10秒台を踏める逃げ馬です。行くだけ行って粘り込むタイプではなく、脚を溜めながら逃げるのがこの馬のスタイルの様です。3走前の上がりは32.9秒でした。GⅠ馬たちとはまだ力差がありそうですが、展開利、馬場コンディション、臨戦過程などが有利に働く可能性も小さくありません。上手くハマってくれれば最後に決め脚を使ってくれるかもと思いました。

 

その他は③イルーシヴパンサー⑤シュネルマイスター⑪ヒシイグアス⑫スタニングローズの4頭を△とします。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点×2で6点。◎から△へワイド4点。3連複は◎から〇▲△へ1頭軸流し15点。全部で27点です。

 

今日は阪急杯もおまけしたかったんですが、来月の3歳重賞&GⅠの準備で手が回らず、全然チェック出来ていません。不用意に予想するのは危険だと思いました。阪急杯のおまけはなしということでどうもすみません。

 

<印一覧>
◎:⑥ソーヴァリアント
〇:①ダノンザキッド
▲:④ドーブネ
△:③イルーシヴパンサー⑤シュネルマイスター⑪ヒシイグアス⑫スタニングローズ

 

 

フェブラリーS(GⅠ)

 

こんにちは。

 

チャンピオンズCからダート重賞をやるようになったのですがいきなり万馬券的中で幸先良いスタート。ブログで掲載していないものも含めると東京大賞典東海S根岸S川崎記念と負けなし連勝街道驀進中なのであります。◎の成績も3勝2着1回3着1回とかなり好調なのであります。ただ、絶対的本命馬がコケたチャンピオンズC以外の4戦はみんな本命サイドの堅い決着なんですよね。どれも当たって当たり前みたいなレースでした。こんなこといつまでも続くはずがないって思うんですけど、今回はどうなんですかね?

 

フェブラリーSは2強ムードです。人気の一角⑦レモンポップは普通に考えれば勝ち負けの戦績ですけど、距離とかレース間隔とかでベストな条件とは言えないようでフェブラリーSの出否決断に時間がかかっていたようです。かつ、戸崎騎手の選択は評価を下げる判断材料としては決定的と言えるでしょう。もし、戸崎騎手にどちらが前に来る?と聞けたなら100%④ドライスタウトと答えるんだと思います。美浦から出ること自体珍しい戸崎騎手が2週続けて栗東に調教をつけに行ったのも本気度を表すもの。これで⑦レモンを本命にする理由はなくなりました。④ドライの評価も概ねGⅠ級ということで通っているようなので2強からどちらかを選ぶとしたらこれは文句なく④ドライの方で良いと思います。よって、本命(◎)は④ドライスタウトで行きたいと思います。そして、京都記念に続き今週も2強並び立たずのスタンスが許されるなら⑦レモンは△まで下げてしまおうと思います。

 

ただ、④ドライもキャリア不足に実績不足。そこまで絶対的な存在なのかな?という不安はぬぐい切れませんでした。ダート音痴な私が力不足なだけなんですけど、過去走を見てもそこまで強烈なパフォーマンスを発揮しているとは思えませんでした。それでも人気になるのは今年のメンバーならばと言う前提があるからだと思います。それは同時に他の馬にもチャンスがある事を物語るものです。逆転の候補も探すべきだと思います。私が良いと思った候補は3頭いまして期待順に挙げると⑥メイショウハリオ⑨ショウナンナデシコ⑮レッドルゼルの3頭になります。

 

まず、⑥ハリオから補足していきます。右回りの方が良く左回りがダメみたいになっていてますがレースを見る限りそうじゃないと思います。問題は回りの左右ではなく、小回りコースか大箱コースによるのではないかと考えています。つまりコーナーの斜度がキツいかそうじゃやないかだと思うのです。わかりやすいように順に整理していきます。

 

A:中央で勝った重賞みやこSマーチSの2レースはコーナーで加速出来ずに3~4角でマクれず。直線入り口では後方のまま直線だけの追い込み。ともに内回りコースで斜度がキツイ。

 

B:帝王賞では4角までにほぼマクり切れていて射程圏まで押し上げられていた。チュウワウィザード、オメガパフューム、テイオーケインズといた超GⅠ級とも遜色なく動けている。これは3着だった東京大賞典でも同じ。

 

C:中央の条件戦でもコーナーがタイトな中京だと勝ち鞍がないが、斜度が大きい府中は1戦1勝。

 

A・Bは同じ右回りですが走りそのもが全然違っていて大箱コースの大井では機動力のある走りが出来ています。このことからコーナリングの器用さにこの馬の本質があるのではないかと思う訳です。小回り・内回りのタイトなコーナーでは上手く加速が出来ないタイプなのだと思いました。Cがそれを補足する形で証明していると言えるでしょう。また、左回りで惨敗した昨秋のJBCも小回りの盛岡を攻略出来なかっただけと解釈すれば全ての辻褄が合います。よって大箱コースの府中ならマイナスにはならないのではないでしょうか?今回はやれる条件の可能性が高いように思います。距離さえ克服出来れば結構やれるような気がしています。

 

本当はこの⑥ハリオを本命にしたいところなんです。でも、私の心が「はまなかはやめておけ!」と叫んでいるんです。ので、ここは対抗(〇)評価に留めたいと思います。浜中騎手、どうかワチャワチャしないで真っすぐに走らせて下さい。お願いします!

 

今日の3番手(▲)は穴馬です。10番人気の⑨ナデシコを取り上げたいと思います。GⅠかしわ記念も含めて重賞4連勝しましたが、その後は惜敗ばかりを4走も続けました。これに関しては距離も長かったと思いますし、なにれよりも斤量差が大きかった事が原因だろうと考えています。暮れの東京大賞典を除けば、常に2~3kも重い斤量を課せられていていずれも3着どまり。斤量差を踏まえると負けて強しだったと思います。4連勝以来のマイル戦と定量戦でパフォーマンスを上げられる余地がありそうです。左回りのマイルGⅠ馬で資格も十分。今年のメンバーならこの馬もと思いました。

 

最後に⑮ルゼルですがこの馬は招待されていたサウジのレースを脚元の不安を理由に回避しています。ただ、どうもこれは嘘っぽいですね。管理する安田隆調教師が来年で引退で既にラストイヤーです。大きいタイトルに狙いを定めてより可能性のあるGⅠに狙いを定めたというのが本当のところみたいです。実際、乗り込み量を増やしていて勝負気配はかなり高いと思います。その調教も坂路追いからコース追いに変更して距離延長に対応しようと対策しています。これはロードカナロア安田記念を勝った時に施された調整方法で厩舎の奥義的な調整法です。それだけマジなんだと思います。距離適性と8枠発走を考慮して△ですが無印にするのはもったいないと思いました。

 

と、今回の印はここまでです。今年は地方馬も海外馬も出走していてそれなりの人気を得ています。これらも含めて他にも買うべき馬は何頭か思い付くのですが熟知した路線でもないので手を拡げすぎるよりは負けたらしょうがないのスタンスの方が賢明と考えました。潔い姿勢も時には必用だと思います。お勧め3頭と人気2頭の5頭までにしておきます。ちなみに今日の自信度は30~40%ぐらいですかね?こんなんでどうもすみません。

 

買い方は◎〇の単複2点で2点×2で4点。◎〇▲の馬連を箱で3点。◎〇▲△のワイド・3連複を箱で10点×2で20点。全部で27点です。

 

<印一覧>
◎:④ドライスタウト
〇:⑥メイショウハリオ
▲:⑨ショウナンナデシコ
△:⑦レモンポップ⑮レッドルゼル

 

共同通信杯(GⅡ)

京都記念(GⅡ)の予想案はこの下に公開済みです。

 

こんには。

 

日付が変わったぐらいのオッズは4.3倍~4.9倍の間に⑥タスティエーラ①ダノンザタイガー⑨レイベリング⑧ファントムシーフの4頭が支持を集めていました。⑧ファントムは少し離されている感じではありますが、3強なのか4強なのかと競馬ファンも困っているようです。各陣営は賞金加算は必用なので2着以上は最低欲しいみたいな感じでクラシックを目指して譲れない1戦となりそうです。こういう状況から馬を選ぶのは難しいですね。

 

この4頭から私がまず評価を下げたいのは⑥タスティです。理由はこの馬がダノンベルーガではないこと、そして鞍上がムーア騎手ではないことです。堀調教師からは昨年優勝のベルーガとの比較話がよくされています。順調さではベルーガ以上との話です。ただ、これは能力的なコメントではないのでベルーガよりも強いという事は一言も話していません。ベールガ並みの能力を約束するものではありません。それにこの関係者なら本当に強い馬でクラシックを展望出来るなら福永騎手ではなくルメール騎手を乗せているはずです。そして、前走の強さは極限まで馬の力を引き出せるムーア騎手だからこそのパフォーマンスです。福永騎手とムーア騎手とでは騎乗スタイルが違いますから福永騎手に前走の様な動かし方は出来ません。実際の話としてコントレイルの戦績がそれを証明しています。コントのベストパフォーマンスはムーア騎手が騎乗してスーパーレコードを記録した東スポ杯2歳S以外にありえません。以降の勝ち鞍の時計は驚くほどに平凡でした。このように福永騎手なら別な乗り方で良いところを引き出してくれるのかもしれませんが、それもまだ未知数なのでここで評価を上げる事は出来ませんでした。

 

以上のことから、⑥タスティは△評価まで下げてしまおうと思います。よって私の3強は①タイガー⑨レイベ⑧ファントムで決定しました。でも、そのうち⑧ファントムは⑥タスティよりは良いかなと思う程度で逆転候補までとは考えていません。でも、ホープフルSは一瞬の脚で遅れを取った感じだったので直線長い府中で目一杯に追った方が良さが出る馬だと思います。このコースなら前走より着を上げる事は出来ると思います。⑧ファントムを3番手の▲とします。

 

残りの2頭は甲乙つけがたかったです。馬や勝負度合いで買うなら⑨レイベですが、騎手で買うなら①タイガーの方でしょう。

 

①タイガーは相変わらず成長曲線に合わせた調整しかされていません。ここで結果を出すために調教で強制的に仕上げを上げて来たというのは今回もありません。川田騎手ももう少し成長しているかと思ったらしく評価抜群という訳ではありませんでした。厩舎側も今の状態でも勝ち負け出来るだろうと考えつつも完成はまだ先の認識です。なんだかんだと勝ってしまうかもしれませんが、今回の相手は2着だった東スポ杯2歳Sほど弱くはありません。現状の完成度では今回も追い比べで最後の一押しが利かない場合もありえます。そこを絶好調の川田騎手がどう乗るか?ここを勝てば重賞騎乗機会3連勝になります。騎手力で足りない部分を補ってもらうしかないですね。

 

逆に、⑨レイベは現状しっかりと調整されていてデキは抜群に良いとのこと。普通に走れば上位争い出来ると陣営は仕上げに自信を持っています。鹿戸調教師もデムーロ騎手が下手に乗らなければかなり行けるだろうと話していたほどで、馬そのものに不安材料は無い模様です。確かに乗り替わりが不安材料にはなり得ますが、しかしデムーロ騎手も現在はラフィアンサイドの勝負ジョッキーです。馬主サイドも下手な騎手を回した訳ではありません。特に問題視するほどでもないかもしれません。

 

なかなか結論は出ませんでしたが、⑨レイベに大きなマイナスはないと考えることにしましてこれを本命(◎)にしました。デムーロ騎手はピンもパーもある方なので怖さを拭う事は出来ません。でも、昨年はJRA所属になって初めてGⅠを勝てない年となりました。さぞ悔しかったことでしょう。これをバネとしてここは死に物狂いで追って欲しいと思うところであります。これを受け①タイガーは対抗(〇)と致します。

 

△は上記⑥タスティに加え、⑤タッチウッド⑩シュタールヴィント⑫ロードプレイヤーの4頭を押さえの評価とします。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション13点。と、今回は明確な序列付けをしたつもりなので⑨→①→⑥⑧の3連単をフォーメションで2点だけ買っておこうと思います。全部で27点となりました。

 

<印一覧>
◎:⑨レイベリング
〇:①ダノンザタイガー
▲:⑧ファントムシーフ
△:⑤タッチウッド⑥タスティエーラ⑩シュタールヴィント⑫ロードプレイヤー

 

京都記念(GⅡ)

 

こんにちは。

 

2強対決と煽られましたがどちらも不安材料を抱えた1戦であり、先を見据えた1戦なのでそう簡単な話ではありません。また、3強は並び立ちますが2強競馬はそうならない事の方が多い。どちらが破綻する可能性もなくはないでしょう。果たして、どちらでしょうか?そこに答えを見いだせなかったのですが、ここにきて⑩エフフォーリアに計画のズレが発生した模様です。結果の出なかった阪神輸送を考慮して栗東にまずは輸送して気持ちを慣らしレース当日に輸送にするというプランでしたが、どういう訳か阪神競馬場に直接入ってしまったようです。競馬場で2泊する事になりました。今は競馬場の歓声も戻っているので落ち着いた環境とは言えませんね。あまり良いイメージが持てません。だったら破綻の可能性を⑩エフフォに担いでもらうことしようと思います。

 

本命(◎)は⑫ドウデュース。京都記念宝塚記念と同じ阪神2200m戦。だったら上がり最速馬の需要は高くなると考えて良いと思います。末脚一番はどう考えてもこの馬より他にいないので条件的に悪くないと思いました。頭数もフルゲートより6頭も少ないですからマクりを決めやすいと思います。逃げたい馬も何頭かいるので展開が味方する事もあるでしょう。開幕週なので前残りの競馬は怖いですが凱旋門賞でああいう負け方をした馬にはむしろ都合が良いと思います。ドバイを見据えた1戦ではありますがこの相手に勝ち負け出来ないようでは情けないと厩舎もそのつもりでやって来ましたので状態面にも問題はなさそうです。勝てないまでも3着以内には来てくれるだろうと思います。

 

開幕週なのでインを走れてインを突ける馬がいいと思うので対抗(〇)は①マテンロウレオとしました。秋以降は成績が安定していて負けたレースもタイム差はほとんどなく、前走の中山金杯の0.1秒差が最大です。それも長男の和生騎手が騎乗してのも。父典弘騎手に戻るのはプラス材料となるはずです。阪神内回りコースは2戦2勝の好相性。条件的にも悪くありません。人気も無いので1発かまして欲しいと思います。

 

人気の⑧プラダリアと⑨キラーアビリティは外枠なので1枚下がりましたが▲印をこの2頭で迷いました。⑧プラダは叩き良化の馬で右回りの方が走りが良いとの話で状況的にかなりやれそうで、⑨キラーも復調しておりホープフルS覇者の実績から内回り条件も悪くないでしょう。どちらも悪くないと思います。

 

判断の決め手はやはり鞍上。病み上がりの池添騎手よりはお世話になっているムルザバエフ騎手にお願いしたいという事で⑨キラーを▲と致します。GⅠ馬でありながら1年間GⅡ以上の勝ち鞍がないため定量で出走出来ます。⑧プラダと1k差、⑫デュースと2k差は恵まれています。また、この馬の勝ったホープフルSは本当に素晴らしく、サートゥルナーリアやコントレイルが勝った時よりもずっと優秀でした。この組は春に結果が出ませんでしたけど、秋になると当時の2着馬がGⅡ勝ちにGⅠ2着、3着馬がGⅢ勝ち。ホープフルS組の潜在能力がやっと本性を表して来たようです。⑨キラーも中日新聞杯を優勝したようにレベルの高かったGⅠの優勝馬としてもっと活躍して欲しいと思います。

 

他は③ウインマイティーユニコーンライオン⑧プラダリア⑩エフフォーリアの4頭に△を回します。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点×2で6点。◎から△へワイド4点。3連複は◎から〇▲△へ1頭軸流し15点。全部で27点です。

 

<印一覧>
◎:⑫ドウデュース
〇:①マテンロウレオ
▲:⑨キラーアビリティ
△:③ウインマイティーユニコーンライオン⑧プラダリア⑩エフフォーリア

 

クイーンC(GⅢ)

 

こんにちは。

 

雪の影響が読めなかったので公開時間を遅らせて馬場の状況を見極めさせてもらいました。遅くなりましてすみません。幸い、今日は天気も良く、気温も高くて、深夜は風も強かったようので馬場が乾くのが早いですね。12時過ぎには稍重になりました。馬場はさらに乾いてくるのだと思います。そうなるとラチ沿いから馬場が回復していくことになるのかもしれません。実際、内枠の馬や先行馬に有利に働いているみたいです。また、関西馬は金曜輸送だと雪の影響で上手くいかないなんてことがあったかもしれません。そこががわからないので積極的に狙うのが少々怖いと思っています。よって、今回は絶対条件を「内枠の馬」もしくは前に行ける「先行馬」として、必要条件として「関東馬」ということにします。

 

上記のテーマに伴い今回はダブル本命とさせてもらいました。内枠を引いた⑤ウヴァロヴァイトと先行出来る⑩グランベルナデットの2頭で攻めたいと思います。⑤ウヴァロの未勝利勝ちの内容は優秀でしたしそれが当該条件でしたのでコース利もあります。この時が稍重でしたから馬場が回復していれば同等の走りを期待出来そうです。⑩グランベルの未勝利勝ちも優秀でタフな展開を圧勝した内容は濃かったと思います。前走の様に前付けすれば押し切れる可能性が高いと思います。2頭ともまだ完成しきれていないみたいですが、将来性は高いと評価が高くこのメンバーでもヒケを取らないと思います。

 

▲には関西馬ですが7番枠に入れた⑦ドゥアイズとします。輸送の影響が未知数なので強気になれませんでしたが本来なら連軸に最適だと思います。GⅠ3着とは言えまだ賞金加算が必要なので本気度は高くほぼ仕上がっているそうです。前走からさらに馬は良くなっているとの事なのでここは2着以上が欲しいところでしょう。

 

他は④リックスター⑨ハーパー⑮ウンブライル⑯ミシシッピテソーロの5頭に△を回します。枠や脚質的には敬遠したいところですが府中で調子の良いルメール騎手の⑮ウンブと2年連続でクイーンCを優勝している戸崎騎手の⑯ミシシッピは外せませんね。

 

買い方は◎の単複2点×2で4点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点×2で6点。◎から△へワイド5点×2で10点。3連複は◎2頭から▲△の2頭軸流し6点。全部で26点です。

 

<印一覧>
◎:⑤ウヴァロヴァイト⑩グランベルナデット
▲:⑦ドゥアイズ
△:③モリアーナ④リックスター⑨ハーパー⑮ウンブライル⑯ミシシッピテソーロ

 

きさらぎ賞(GⅢ)

 

こんにちは。

 

本命(◎)は②フリームファクシでいいと思うんですよ。問題は2番人気⑦オープンファイアをどうするかですね。どうしても後方からのレースになり、自在性の無い走りは終い勝負の競馬しか出来ません。そこに物足りなさを感じる人が多いようです。カンテレのyoutubeチャンネルでも細江さんが⑦ファイアに重い印は打ちにくいと話していました。これに限らずマスコミや口コミなどもそう言う世評になっているようです。ただ、私は何故かその世評がそう言う風にするのが恰好いいだろ?的に聞こえてしまいます。

 

例えば、細江さんが推しているのが⑧ノーブルライジングなんですがこの馬の個性は出遅れ癖が常態化している後方マイポジションな馬である事です。そう言うレース振りが不安だから⑦ファイアを敬遠しているのにどうして同じような馬を推すんでしょうかね?⑧ノーブルも最後は良い脚を見せますが、それとて⑦ファイアに劣るものだと思うのですが・・・

 

確かに、⑦ファイアの物足りなさは私も感じています。これが来週の共同通信杯だったら評価をぐっと下げてしまうことでしょう。でも、これは将来性の乏しい馬が集まったきさらぎ賞です。この相手だったら直線だけで追い込んでも入着出来るのではないかと思います。それぐらい⑦ファイアの末脚性能は高いと思います。⑦ファイアの物足りなさはあくまで②ファクシを負かせるかどうかで議論すべき論点であり、それ以外の馬と比較するのはディープインパクトに失礼だと思うのですけど。

 

因みに、⑦ファイアの鞍上がルメール騎手からムルザバエフ騎手に変わりますがそれで馬に変化が見られたとの事です。中間の調教に跨ったことで調教の動きが変わってきたと厩舎は話していてこれならもう少し前のポジションで競馬が出来るのではないか?と考えています。いつもより前で運ぶこで末脚の威力が落ちてしまう可能性もありますが、そこに問題がないならさらにやれるかもしれません。きさらぎ賞なら重い印でいいと思うのでこれを対抗(〇)と致します。

 

⑦ファイアに随分と稿を割いてしまいしたが、本命(◎)の②ファクシは特に問題なさそうです。折り合い面に課題もありますがそれもこのメンバーなら気にならないでしょう。これまでも折り合いに不安を見せながら良い走りをしているのですから。実際的に前走で負かした馬が2頭も出走しているように、今回も条件戦と変わらない相手関係です。問題視する必要を感じません。ここで賞金を加算して皐月賞に備えることになるでしょう。

 

▲も3番人気で恐縮なのですが④レミージュにします。この馬も出来れば敬遠したかったのですが今回はスタートに不安がある馬ばかりでどれも後方からの競馬になりそうです。④レミー陣営は今回も先行策を考えていて楽な単騎逃げが期待出来ます。展開的にこれに重きを置くべきだと思いました。そしてもう1頭⑤ロゼルにも▲を回したいと思います。末脚の速さは上位2頭に次ぐのではないか?と思いました。本当はもっと距離が長い方がいいと思うのですがこの距離ならまだマシな可能性があります。距離の短い1800mでも上がりを最速化出来ていますので距離延長で末脚に磨きがかかると思います。

 

後は、3着までということで①シェイクユアハート③クールミラボー⑧ノーブルライジングの3頭が△です。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇の馬単表裏2点。◎から▲へ馬連2点。◎から▲△へワイド5点。3連複は◎〇から▲△へ2頭軸流し5点。全部で16点になります。

 

<印一覧>
◎:②フリームファクシ
〇:⑦オープンファイア
▲:④レミージュ⑤ロゼル
△:①シェイクユアハート③クールミラボー⑧ノーブルライジン


【おまけ】

 

府中では東京新聞杯がありますね。古馬戦の府中マイル重賞は数が少ないので春のGⅠを見据えて良い馬が集まって来ます。その昔、トロットサンダーという馬がGⅠ馬なのに厳冬期のGⅢに出走していたこともありました。今年はGⅠ馬の参戦はありませんがそれに準じるGⅠ級が数多く参戦したなと思います。見ているだけで十分楽しめそうです。が、見るだけで納得できる競馬ファンなんていないでしょう。そんな事が出来るのはウマ娘ブームで競馬の世界に飛び込んだニワカさんだけです。少なくとも私はそんなこと出来ませんでした。少点だけでも参加したいと思います。

 

本命は⑮ナミュールにしたいところでしたが何でも8枠の成績がすこぶる悪いとの話。時間を全くかけてない古馬GⅢなので研究不足の私はその話を信じざるを得ません。それでもこの条件は合っていると思いますし、能力上位な馬なので▲の印を回させてもらおうと思います。休み明けのフレッシュの方が走るので枠番以外はやれる条件です。でも、フレッシュ明けが得意なのは⑮ナミュールと僅差の競馬を続けた④ピンハイも同じです。新馬勝ちも含めてフレッシュな時は2勝2着1回のパーフェクト。戦績面からも⑮ナミュールと差がありませんし、4番枠なら⑮ナミュールにない条件も持っています。本命(◎)はこちらにすることにしました。

 

他はGⅢならいつでも勝っていい③ジャスティンカフェを対抗(〇)として、前残りが期待出来る⑥マテンロウオリオンを押さえの△とします。買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点×2で6点。◎△のワイド1点。3連複は◎〇▲△を箱で4点。全部で13点で行きます。きさらぎ賞と合算すると29点でだいたいいつもと同じです。

 

<印一覧>

◎:④ピンハイ
〇:③ジャスティンカフェ
▲:⑮ナミュール
△:⑥マテンロウオリオン


▼10月~1月の回収率は119.3%でした。

月毎に予想をまとめていますので参考の目安になればと思って、今後掲載していきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算すると回収率はこうなります。