競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

1月の予想案【6戦4的中・回収率156.3%】

 

・このページは1月の予想案を1つのページにまとめたものです。

・新しい予想案を上から順に上書きしています。

・1月はブログのテーマでもある3歳重賞の全てを予想します。古馬重賞に関してはGⅡ競走以上のものを予想します(金杯はやりません)。ダート重賞は基本やらないつもりですがフェブラリーSも控えているのでGⅡ競走の東海Sは扱うことにします(根岸Sはやりません)。

 

AJC杯(GⅡ)

 

こんにちは。

 

社台系の牝馬が6歳3月までしか走らないのは競走馬の減価償却が耐用年数4年と定められているからです。そろそろ引退の時期となる社台Rの②シャムロックヒルも引退の時期が近づいています。だから、残りのレースをしっかりと走り切りたいようです。本来は逃げた方がいい馬でここも出来ればそうしたい。でも、さすがにハナに立つのは⑤バビットでしょう。それでも道中どこかでハナに立てるような競馬をしたいと話しています。逃げ争いが熾烈になるかもしれません。これに④ノースブリッジも元逃げ馬でしたので2番手あたりをイメージしていますし、気性的に前付けしてくる⑪エピファニーもどこかで加わって来るかもしれません。先行勢が充実しているので勝負所は忙しくなりそうです。

 

とは言え、直線の短い中山競馬場ですから直線入り口で射程圏に入れてないと厳しくなってしまいます。差し馬、追込馬を安易に狙えばよいと言うものではないでしょう。ただ、おむすび型の中山2200mは外回りコースで3・4角のコーナーの斜度が緩やかです。小回りと言うよりは大箱コースに近いもので、道中で捲って来れる馬なら4コーナーで射程圏を取りやすりレースだと言えます。昨年の1・2着は後方待機からこの区間で機動力ある走りを見せ上位入線しました。狙うならこういうタイプだと思います。機動力がある馬、長く脚を使える馬が有利になるのではないかと考えました。これに該当するのが、⑨エヒトと⑥ユーバーレーベンだと思います。

 

⑨エヒトは七夕賞が強い勝ち方で機動力ある走りは中山2200mで魅力を感じます。中山2200mの巧者だったミッキースワローも七夕賞を勝っていましたし案外リンクする2重賞だったりするのかも。過去イチのデキだったという七夕賞勝ち後に頓挫があり、近2走は仕上げ足らずでしたが金杯をスキップしたことで七夕賞時にかなり近いところまでもって来れたと陣営は旨を張っています。⑥ユーバーは気持ち的な理由で動ききれないレースを続けましたが、前走のJCでようやくらしい走りを見せたと思いました。展開的に着は悪いですが道中は動けていたので復調の兆しは感じました。オークス勝ち後は馬券になれていませんがGⅠ中心のローテではそれも仕方ありません。今回のメンバーぐらいなら面白いのではないか?と思いました。復活走を期待します。印はGⅠ馬の格を重視して⑥ユーバーを〇に、⑨エヒトを▲として狙いたいと思います。

 

さて、本命(◎)は⑩ガイアフォース。同条件だったセントライト記念の勝ち馬で後の菊花賞馬を真っ向勝負でねじ伏せた内容は4歳トップクラスに数えて良いパフォーマンスでした。この馬も基本先行馬ですがセントライト記念が中段ぐらいで走れているので激化が予想される先行争いに加わっていくこともないでしょう。自分のリズムで走れれていれば特に問題はありません。菊花賞は最内枠がアダとなりましたが、今回の枠ならそう言う競馬も可能で力を出し切れると思います。また、先行馬らしくない上がり最速キャラでもあって6戦中3戦で最速上がり、2位上がりも2度と末脚も非常に安定しています。前付けしているのに使える脚が速くて長い。競走馬としては最強です。イクイノックスよりキタサンブラック感が出ていると思います。ルメール騎手なら早仕掛けで仕損じることもなく、タメ殺して差し届かずというシーンもないでしょう。キタサンブラック産駒で最初にGⅠを勝つのはこの馬だと思って菊花賞で本命にしましたから、この馬以外に本命を打つ理由が私にはありません。

 

他は④ノースブリッジ⑤バビット⑦スタッドリー⑪エピファニーアリストテレス⑭ラーゴムの6頭を△とします。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点。◎から△へワイド6点。3連複は◎-〇▲-〇▲△のフォーメション13点。全部で30点です。

 

<印一覧>
◎:⑩ガイアフォース
〇:⑥ユーバーレーベン
▲:⑨エヒト
△:④ノースブリッジ⑤バビット⑦スタッドリー⑪エピファニーアリストテレス⑭ラーゴム

 

東海S(GⅡ)

 

こんにちは。

 

チャンピオンズCが万馬券的中だったし、東京大賞典が4点で的中だったので私は調子に乗ってしまったようです。東海S、これ当てられる気が全然しません。ずっとダート戦をサボって来た私には敷居の高いレースだなぁと登録を見て思いました。さすがに知っている馬がほとんどいませんでした。私は今とても後悔しています。お勧めできるような提案を出来そうにありません。みなさんも参考にするのではなく、あくまで見るだけにしてください。

 

でも、そんな状況でも気になったは馬いました。⑩プロミストウォリアです。

 

その理由は3連勝で騎乗していた騎手が残した結果を比較してみたら面白いなと思ったからです。1勝目の今村騎手(4k減で0.8秒差)と2勝目の角田騎手(2k減で0.3秒差)が残した本馬のパフォーマンスは実質変わらないものだと思います。これに対して、ハンデ戦のトップハンデだった3勝目のムルザバエフ騎手が最もタイム差(1.0秒差)を大きくしているのが面白いですね。相手強化、他馬より重い斤量と条件が最も厳しかったレースが最も強かったのですから。騎手の技量差が如実に表れているなぁと思いました。減量騎手のアンチャンとドイツでリーディングを争う騎手の比較なんてするものではありませんが、乗る人が違えばこんなにも馬は動くんだなぁとつくづく思い知らされました。

 

そのムルザバエフ騎手がこの馬の前走を非常に高く評価していてとにかくベタ褒めです。将来を期待出来る馬と話しています。ムルザバエフ騎手は今小倉を主戦場としていて土曜も小倉にいましたが、この馬の為にわざわざ中京に遠征してきました。これも期待の高さを表すものでしょう。また、それは管理する野中調教師も同様です。まだまだ完成度では劣りますが、逃げの脚質や連勝で東海Sに出走した様が師がかつて管理したインティとダブっているようです。かつての看板馬と同等のポテンシャルを感じていると言います。

 

3度の骨折のため6歳にしてキャリア6戦なので経験不足な面は否めません。でも、逃げ馬なのでハナを取れればそんなに関係ないと思います。時計も1秒ぐらいは詰めなくてはいけないのですが、そこはムルザバエフ騎手が何とかしてくれるでしょう。ホープフルSシンザン記念でも人気薄にそう言う競馬をさせて見事に連対を果たしています。現状こういう馬が一番合っているように思います。ダート戦線は主力が大幅にいなくなっていて、今は新陳代謝の真っ最中です。こういう新星がいきなり結果を残せる状況にあると思います。私の推し馬ハピは賞金的にフェブラリーSに使えないかもしれないので、この馬がその代りを果たしてくれるといいなぁと思いした。その期待も込めてこの馬を本命(◎)にします。

 

相手は次のGⅠを見据えていないここ勝負の⑬ハヤブサナンデクンを〇に、次のGⅠに出走するためにも権利が欲しい⑧サンライズウルスを▲とします。押さえに④ハギノアレグリアス⑪スマッシングハーツの2頭が△。買うべき馬は他にもいそうなんですけど、十分に検証出来た訳でもないので買うほど薮蛇となるかもしれません。だったら、もうこれでいいやと思いました。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連を箱で3点。◎〇▲△のワイドを箱で10点。3連複は抜け目が出る可能性が高そうなので今回は買いません。全部で15点です。

 

<印一覧>
◎:⑩プロミストウォリア
〇:⑬ハヤブサナンデクン
▲:⑧サンライズウルス
△:④ハギノアレグリアス⑪スマッシングハーツ

 

京成杯(GⅢ)

 

こんにちは。

 

逃げるだろうグラニットは2000mが初距離。大逃げしたサウジRCの様な博打が打てる状況ではないと思います。距離延長を意識してペースを緩めることもあると思います。楽に先手が取れそうな組み合わせですから急かして行く必要もないでしょうし、少頭数も手伝ってペースは早々に落ち着いてしまうと思います。また、大逃げを打った馬のドスロー展開はギャップも大きく面白いと思います。この展開想定からすると有利になりそうなのはイン前で運べる馬とヨーイドンの競馬に対応出来る瞬発力のあるタイプ。ここが今回のテーマになるだろうと考えました。

 

2つのテーマを兼ね備えているのが②シーウィザードだと思います。スローの決め手比べで出世して来た馬で切れ味勝負の新潟2歳Sでも3着と走った馬です。このコースも走り慣れていて立ち回りも非常に上手い。2番枠を生かして好位をキープして直線を向いてくれるでしょう。今回はハマりそうだなと思いました。久々を叩いた事でガスが抜けたと厩舎も話しておりますし、ホープフルSよりもリラックスして周回してこれるでしょう。そうすれば最後に一脚使ってくれると思います。逆に、ホープフルSで②ウィザードに先着している⑦セブンマジシャンは折り合いを気にしたコメントが目立っていました。ルメール騎手は何とか出来るだろうと考えているそうなのですが、前走よりもスローになる可能性もあるので言うほど楽ではないかもしれません。折り合い重視になって後方待機なんかもあるんじゃないかと思います。そうなってしまうと位置取りの不利を覆すのは簡単ではありません。よって、ここは評価を逆転させることにしました。②ウィザードを対抗(〇)として、⑦マジシャンを▲ととします。

 

新馬戦のレース内容が物足りなかったのでとても迷いましたが④ソールオリエンスを本命で行きたいと思います。管理している手塚厩舎はホープフルS3着だったキングズレインも管理していますが、これと比較すると④オリエンスの方が上の評価をしているそうです。話の感じだと断然コッチの方が良いという感じでGⅠ戦線を強く意識しています。キングズを物差しに利用すれば②ウィザードや⑦マジシャンより上でも良いんじゃないの?と思いました。前走で出負けしていたのでスタートの不安は残りますが、ペースが遅ければリカバーも楽にできるので特に気にしていません。横山武騎手なら良い位置取りをちゃんとキープしてくれると思います。後は流れに乗って競馬をしてくれるだけで、そうなれば新馬戦の様な決め手を発揮してくれるだろうと思います。前走後はすぐにこのレースを目標にする事が決まりました。外厩に出さずに厩舎でしっかりと調整されているので仕上げも上手くいっているようです。未知な面も大きいですが、ここは素質に期待します。しっかりと勝ち切って頂きたい。

 

他は③オメガリッチマン⑤シルヴァーデューク⑦セブンマジシャン⑧グラニット⑨シャンパンカラーの4頭を△とします。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-〇▲△の3連複フォーメション13点。全部で25点になります。

 

<印一覧>
◎:④ソールオリエンス
〇:②シーウィザード
▲:⑦セブンマジシャン
△:③オメガリッチマン⑤シルヴァーデューク⑧グラニット⑨シャンパンカラー

 

日経新春杯(GⅡ)

 

こんにちは。

 

中京2200mは重賞設定の無いコースでしたが、京都競馬場の代替開催やそれに伴う変則日程により京都新聞杯神戸新聞杯、そしてこの日経新春杯とここ数年で度々重賞が行われるコースとなっていました。しかし、春には京都競馬場が新装OPとなりますので開催スケジュールが従来のものに戻ります。中京2200mで行われる重賞競走もこれで終了です。

 

当初は求められる適性や傾向等が分かりづらく当たったり、負けたりと私も苦労させられましたが、ここに来てようやくはっきりとした傾向を確認出来るようになりました。私も指摘されて気付いたのですが、この条件で行われた重賞(7鞍)は上がり1位の複勝率が100%で、上がり2位の複勝率が100%になっています。また、上がり1・2位の勝率を足すと勝率が100%となります。つまり、この2頭のワンツー決着、もしくは1・3着でしか決まっていないというのが中京2200mの真実なのです。これは滅多にお目にかかれないほどの鉄板法則だと思います。そんなものが最後の最後にわかるなんて今更ですが、最後の中京2200m重賞はこの法則に則り予想していきたいと思います。

 

ざっくりとですが上がり最速キャラがはっきりとしているのは③ロバートソンキー、⑧ヴェローナシチー、⑥ダンディズムです。この3頭は晴れ雨兼用と考えて良さそうです。また、良馬場限定なら①ヤマニンゼスト、道悪で上位上がりが目立つのが④ハヤヤッコ⑭サンレイポケットと言う感じでした。これらを踏まえまして、◎を③ロバートソンキー、〇を⑧ヴェローナシチー、▲を④ハヤヤッコとしたいと思います。

 

◎の③ロバートソンはここまでの11戦で7度の最速上がりを記録していて、他に2位上がりが1度、3位上がりが1度となっています。末脚が3位以内に入らなかったのは菊花賞天皇賞(春)のGⅠ競走だけ。GⅡまでなら常に上位上がり濃厚な1頭です。加えて、中京では3戦して2勝3着1回の複勝圏パーフェクト。さらに、ここまで良馬場を走った経験は4度しかなく、競走成績のほとんどが道悪となっています。中京2200mでは不良馬場で最速上がりを記録したこともあります。また、2200mは【2・1・1・0】と走り慣れていてハズレがありません。コース巧者に、距離巧者、そして道悪巧者でもあり、末脚適性も満たしています。条件がこれほど揃っている馬を本命以外のどこで買えと言うのでしょうか?ここは不動で良いと思います。

 

〇の⑧ヴェローナは道悪経験が少々弱いのですが上がりのかかる展開で強い所があるのでタフさへの耐久性は期待していいと思います。相変わらずの1勝馬で前走は3勝クラスも2着と勝ち味の遅さは変わりません。ですが、そのおかげで54kで出走できるのは僥倖でしょう。力は通じて良いものがありますし、斤量差が勝ち味の遅さを補ってくれるかもしれません。日経新春杯で待望の2勝目となっても良いかなと思います。

 

▲の④ヤッコは稍重だった日経賞で最速上がり、洋芝で力のいる札幌記念で最速上がりを記録しました。これらは馬券圏外でしたけど、優勝した重馬場の函館記念では3位上がりを記録していました。時計がかかるタフな条件で上位の末脚を使えている点が面白いなと思いました。さすが元ダート馬です。土曜の道悪が残れば狙える馬でしょう。斤量が重いのは気になりますが、それは他の馬も同じなので気にする必要はないと思いました。

 

他は上記で最速上がり候補に挙がった①ヤマニンゼスト⑥ダンディズム⑭サンレイポケットに上位人気の②ヴェルトライゼンデ⑫プラダリアの2頭を加えた5頭を△とします。

 

⑥ダンディは13番人気でさすがに厳しいだろうなぁと思いつつ、一昨年のミスマンマミーアがやはり13番人気から最速上がりで2着しました。当時はなんでミスマンマ?って思いましたけどその理由はもうはっきりとしました。同キャラ同人気の⑥ダンディは買って面白と思います。目黒記念中日新聞杯では良いところまで追い込んでいましたのでハンデ戦なら奇跡が起きても良いと思います。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを3点づつ×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点です。

 

<印一覧>
◎:③ロバートソンキー
〇:⑧ヴェローナシチー
▲:④ハヤヤッコ
△:①ヤマニンゼスト②ヴェルトライゼンデ⑥ダンディズム⑫プラダリア⑭サンレイポケット

 

フェアリーS(GⅢ)

 

こんにちは。

 

5日のジュニアCが1:33.7。7日のニューイヤーSが1:33.2。8日の若潮S(3勝クラス)が1:32.7。これらはいずれも前年より時計が速くなっています。厳冬期の中山は力のいる馬場になるという前提が崩れているようです。それが影響したのかこの3戦の逃げ馬は2勝2着1回と連対率100%と言う驚異的な傾向を発現させています。中京程ではないんですが中山も年始からクッション値が高くなっていて3日開催はすべて9.8と堅い分類に入る10を僅かに下回る程度です。加えてCコースになっていますので逃げ馬に有利な状況となっているようです。差しも決まり始めていますが総じてイン前有利な感じになっています。

 

今回の逃げ候補は行けるだけ行ってくれの指示が出ている③マイレーヌになると思われます。この馬の好走パターンは消耗戦で後続を疲弊させて逃げ粘りを図るものです。この馬が行くとしんどい展開になると考えられます。また、スタートが決まれば⑨エナジーチャイムも行く可能性があります。そうなるとよりシビアで厳しい流れになるかもしれません。イン枠を取った馬でも距離適性が無かったり、地力が弱かったりする馬は馬場の恩恵を生かせないと思います。地力に秀でた馬や素質馬が台頭しやすくなる考えられます。

 

以上を踏まえまして、出世レースになりつつあるレースの傾向も加味したら⑤ヒップホップソウルと⑧イコノスタシスの2頭を中心にするのが良いと思いました。

 

今回は⑤ヒップホップの方を上に取りたいと思います。なんでも、馬はまだ全然デキ上がっていないそうで良くなる余地を多分に残しています。しかし、そんな状態の近2走が十分強い内容です。現時点の完成度が無くてもこれだけ走れていれば今回はそれで良いと思います。自在性を発揮して強い勝ち方をした中山マイルなら大きく崩れないと思います。最低でも2着して賞金加算はしておきたいところです。未完成でも大きいところを期待したくなるようなレースをして欲しいと思います。不安材料があるとしたら重賞で弱い松山騎手が鞍上であることでしょう。最近ちょっと勝負弱い。でも、乗り難しい馬でもあるようなので新馬戦から跨ってクセを把握しているこの騎手が⑤ヒップホップには必要です。松山騎手もこの馬の為に東に遠征してきたのですから手ぶらで帰らないで欲しいと思います。

 

それにしても、社台Rの布陣は今とても強力ですね、シンザン記念をライトクオンタムで勝ち、ここも有力候補の2頭出し。来週の京成杯も1番人気に支持されそうな馬をスタンバイしています。年明けの3歳重賞3連勝もあるのではないかと見ています。

 

関係者からの期待も高い⑧イコノスが対抗(〇)です。2・3走目で騎乗していたルメール騎手が⑨エナジーチャイムに騎乗しているのは気になりますが、初勝利に導いたレーン騎手はナイスホースと高い評価をしていました。今最もアテになるのはレーン騎手の評価です。この人の言う事には嘘がありませんし、かつあらゆるしがらみから解放されていますので忖度も無い。この方がナイスな馬と言うのなら素質馬として扱って良いものでしょう。⑤ヒップホップが走ったベコニア賞と同日同条件の未勝利を0.2秒速い時計で駆けているのがその証明です。これとて最後はレーン騎手が手綱を押さえての楽勝でした。追えば時計差はさらに大きくなっていたでしょう。そんな2頭のオッズ差は7.5倍前後も離れています。1番人気と劣らない7番人気なんてお買い得です。⑤ヒップホップは完成度で劣りますし、経験値ではこちらが上で1800mでそこそこやれていたこともプラスになるでしょう。スタートが不安定なのでちゃんと出てくれればですが、それが出来たら勝ち負けもあるのではないかと思います。

 

3番手の▲には⑥ミシシッピテソーロ。意外でしたが、前走阪神JF組で馬券になったのは10年前に3着したサンブルエミューズが最後で【0・0・1・9】と言う成績でした。ただ、近4年は出走馬ゼロで出走数が少なく、出走した10頭ではサンブルエミューズの8着が最高でほとんどが10着以下の馬ばかりでした。5年ぶりの出走となり、掲示板に載った本馬はかなり特別な存在と言えるでしょう。上がりが速くならないレースなら阪神JFの様に末脚もしっかりと使えます。インで脚を溜めて直線だけ外へ出せたら面白いと思います。

 

穴候補として☆印を回したい馬がいます。④アンタノバラードです。中山の牝馬重賞でやたらと強い⑩ディヴァージオンのデムーロ騎手を押す声が凄い多いんですけど、中山コースの適性なら田辺騎手も劣らないと思います。辛口で有名なこの方が京王杯2歳S10着だった馬に良い馬だねと言っているのですからやはり悪い馬でないはずです。だから、今回も連続騎乗しているのでしょう。中距離でもそこそこ行けた馬ですし、2走前の中山マイルもいい勝ち方でした。枠も良いし面白いのではないかと思います。

 

△には③マイレーヌ⑦ディナトセレーネ⑨エナジーチャイム⑩ディヴァージオン⑭キタウイングの5頭を上げておきます。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点×2で6点。☆から◎〇▲へワイド3点。◎から△へワイド5点。3連複は◎-〇▲-〇▲☆△のフォーメション13点。全部で26点です。

 

<印一覧>
◎:⑤ヒップホップソウル
〇:⑧イコノスタシス
▲:⑥ミシシッピテソーロ
△:③マイレーヌ④アンタノバラード⑦ディナトセレーネ⑨エナジーチャイム⑩ディヴァージオン⑭キタウイング

 

シンザン記念(GⅢ)

 

こんにちは。

 

登録16頭がどうしてこんなに減るんでしょうか?7頭立てだと逆に買い方が難しくなった気がします。新年一発目で狙っていた重賞でしたがそうもいかなくなりました。火傷しない程度に行きたいと思います。

 

それにしても、中京競馬場は時計が速いですね。この時期なのにクッション値が10を超えていて馬場は堅く、時計の出やすい状況です。5日の金杯では1分32秒台でしたし、7日の3歳未勝利ではマテンロウオリオンが勝った昨年のシンザン記念の勝ち時計より速い時計で決着しています。開幕間もない年始の中京は例年イン前有利なコース設定ですけど今年はそれに加えて時計も出やすいのが特徴であるようです。

 

こういう状況だと、前にいるだけでは無くスピードに秀でた馬がより有利と言うことになると思います。スピード要素を重視すると最上位に扱うべきは⑦ペースセッティングではないでしょうか?未勝利勝ちが小倉2歳Sより速い時計で勝ちました。また、この時に負かした2着ビッグシーザーは次走でレコード勝ちしていて、現在1200mで3連勝中のスピードタイプです。こういう馬をスピードで圧倒して来た本馬のスピード性能も推して知るべしでしょう。近2走が決め手を発揮出来ずに負けていることから積極的なレースプランを模索中の様ですしこの馬が逃げる可能性もあります。そうなると、今回の馬場バイアスの恩恵を最も受ける事が出来ると思います。確かに距離不安はありますが、一昨年の勝ち馬ピクシーナイトも最終的にはスプリンターであった訳ですし、この時期なら厳密的な距離適性は重視しなくてもいでしょう。今の馬場ならマイルもギリギリこなせると思いますし、足りない部分はムルザバエフ騎手が押し込んでくれるかもしれません。以上の事から⑦ベースセを穴馬(▲)として指名したいと思います。7頭立てでは極端な穴馬まで手を拡げられませんから4番人気のこの馬の頑張りで配当が微増してくれるといいのですが。

 

主軸には1・2番人気の②ライトクオンタムと⑤クファシルの2頭で良いと思います。どちらも前走逃げ切り勝ちですから本日のバイアスに合致しています。本命(◎)は好時計を楽々と記録しまだ余裕すらあった②クオンタムにします。純粋にマイルの持ち時計がNO1です。と、申しましてもマイル経験のある馬は過半数に満たないので説得力はないんですが。それでも、高速馬場の府中でのパフォーマンスだったことが馬場の堅い中京コースにマッチしていると思います。2番枠も良いので、2走目のポカでもない限り3着以内は外さないと思います。対抗(〇)に⑤クファ。新馬戦は物足りない感じでしたがどうも太目を残していたようです。だからムーア騎手もあれだけ押していたのでしょう。絞れてキレ味が出て来たそうなので1度使った上積みは大きそうです。鞍上もイーガン騎手なら戦力ダウンになりません。また、今回から差しに回るようなのですが、前付けして脚が使えるなら逆転勝利も十分です。

 

残りは△ですが、①サンライズピース④トーホウガレオン③スズカダブル。この3頭はこの条件が向いている可能性があるので。結局、1頭しか消していませんがこの頭数なら仕方ない。▲⑦ベースセが距離の壁に泣いた時には出番がある訳なので押さえもしっかり。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド3点。三連複は◎〇-◎〇-▲△の2頭軸流し5点。全部で16点です。

 

<印一覧>

◎:②ライトクオンタム
〇:⑤クファシル
▲:⑦ペースセッティング
△:①サンライズピース④トーホウガレオン③スズカダブル

 

 

▼10月~12月の回収率は110.3%でした。

月毎に予想をまとめていますので参考の目安になればと思って、今後掲載していきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算するとこうなります。