競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

9月の予想案【8戦6的中・回収率77.6%】

・このページは9月の予想案を1つのページにまとめたものです。
・新しい予想案を上から順に上書きしています。

・2歳重賞はカルテを作成して予想案をこちらのページに公開します。

・3歳重賞はカルテを作成して予想案をこちらのページに公開します。

古馬重賞はGⅡ競走のみ予想案をこちらのページに公開します。

スプリンターズSは10月1日に行われるので10月の予想案ページに公開します。

 

オールカマー(GⅡ)

神戸新聞杯(G)Ⅱの予想案はこの下に掲載しています。

 

こんにちは。

 

そろそろ一般紙でも触れる所が出て来ましたが、その筋の方々は今回の中山開催は何か変と開幕初週から言われていたことがあります。それはラスト1Fで失速しないレースが頻出していることです。分かりやすく言いますと直線区間が加速ラップになりやすいという事です。坂部分でも失速しないので最後の1Fでさらに伸びないといけません。ペースや流れは普段と変わらないのですが最後に失速出来ない馬場になるのでいつも通りに走っも先行馬が粘りづらくなっています。要するに差しが決まりやすい。土曜は道悪だったのでそう言う面は出ませんでしたけど、良馬場になればその傾向はまた現れるでしょう。

 

こういう馬場に強いのが⑦ガイアフォースです。3歳夏に走った小倉の国東特別では58.0秒のハイペを2番手先行しながらラスト2F11.9-11.9の失速なしで駆けました。時計の出やすい秋の中山はもともと親和性が高く、1年前にセントライト記念を勝っています。今の馬場に最も適した馬だと言えるでしょう。

 

一方、今年1月の同条件AJC杯は5着と人気を裏切っています。当時騎乗したルメール騎手の話を確認したところ休み明けが原因で動ききれなかったという事でした。その後にマイルに転戦していることから距離が長いのか?とも考えられますが当時の敗因に距離は含まれていないのでそんな事はないと考えます。

 

ただ、今回も休み明けなのでAJC杯の様に脚を使えない場合もありうるのですが事情があって今回はしっかりと仕上げられています。この後に天皇賞(秋)を考えているのですが賞金的に微妙なラインらしく、ここで賞金加算したい考えがあるからです。このことからGⅠを見据える実績馬よりは勝負度合いが高いと言えるでしょう。適性もあり、ヤル気もあるとなれば狙わない手はありません。⑦ガイアを本命(◎)にします。

 

対抗(〇)には感傷的な気分から⑬ローシャムパーク。昨年は⑦ガイアが勝ったセントライト記念で3着。その1年後に同条件件の重賞をこの2頭で決まれば当時2着だったアスクビクターモアへの手向けになると思います。権利を取りながら菊花賞を見送って成長促進されたので⑬ローシャム自身も一皮むけて本格化の兆しとのこと。重賞連勝を期待出来る状況だと思われます。

 

オールカマーと言えば牝馬ですね。1・2着、1・2着、1・3着と3年連続と牝馬が大活躍中です。数の少ない2200m重賞なのでエリザベス女王杯のいいステップレースになっているのでしょう。今年は一昨年の勝ち馬⑮ウインマリリンと昨年の勝ち馬⑥ジェラルディーナの2頭の優勝馬が参戦しています。ただ、⑮マリリンは前走からの良化がスローらしいのと大外枠で今年は少し厳しそう。▲にするなら⑥ディーナを上とした方が良いですね。春からの成長も顕著なようで調整も順調だったようです。テンションが上がりやすいので続戦よりは1戦目の方が良いタイプでこの馬も狙い頃だと思います。

 

他の牝馬では⑭マリアエレーナがいます。距離は長いかもですが⑦ガイアと同じく高速馬場の適性が高いので押さえておくといいかもと思います。

 

②タイトルホルダーは天皇賞(春)の後遺症はなさそうですが、さすがに慎重になっていますね。仕上げは7分ぐらいとのことです。この仕上げ具合は包まれて何もできなかったセントライト記念や、格下と接戦になってしまった日経賞と同じぐらいの仕上がりです。それぞれ次走でGⅠを勝っているようにもともと1度使って良くなるタイプ。アクシデント明けの1戦でもありますし、叩き台のニュアンスが強く出ているようです。今回は△で押さえまでにします。

 

他は④マテンロウレオ⑧ゼッフィーロ⑭マリアエレーナに△を回します。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション13点。全部で25点。

 

<印一覧>
◎:⑦ガイアフォース
〇:⑬ローシャムパーク
▲:⑥ジェラルディーナ
△:②タイトルホルダー④マテンロウレオ⑧ゼッフィーロ⑭マリアエレーナ

 

神戸新聞杯(GⅡ)

 

こんにちは。

 

1番人気⑬ハーツコンチェルトの賞金は1500万。これは2勝クラスまでを勝っている3勝馬①サスツルギ、④ロードデルレイ、⑥サヴォーナ、⑩ナイトインロンドンと全くの同額です。稀に900万で出走できる年もありますが、菊花賞のボーダーは大体この1500万円でこの額で抽選になる年が多いですね。⑬ハーツにも賞金除外の可能性が残されています。ここは権利が欲しいですね。

 

そう言う事情もあってだいぶ前から栗東に乗り込んで約1ケ月も滞在しています。権利が獲れればそのまま居座るつもりもあるようなので菊花賞への意識もかなり強い。ここで変な競馬は想像し難いと思います。スタートがあまり良くない馬ですが、この頭数ですし、大外枠でもあるので道中のリカバーも楽だと思います。ダービー最先着馬でもありますし、能力マウントも効いています。長く良い脚が使える馬なのでロングスパートで入着する事は可能だと思います。3着以内で良ければこの馬の好走確立が最も高いと言えそうです。無難な評価ですが本命は⑬ハーツコンにしようと思います。

 

よく耳にする言葉ですが⑬ハーツコン陣営は「勝って本番に行きたい」と話しています。これと同じ事を口にしているのが③サトノグランツ陣営です。内から先行したい馬が大外枠に入ってダービーでは泣いていましたが今回は内のイイところ。この枠なら本来の競馬をする事が出来るでしょう。本格化は秋と言われていた馬なのでひと夏越した成長次第で大化けの可能性がある馬です。その成長も確かなようでして体がだいぶしっかりとしてきたのだとか。その効果なのかシュっとした脚も使えるようになったと担当さんのオフレコ話もあります。ズブかった馬なのでこの「シュっ」と言うのはとても大きな変化だと思います。賞金的に余裕のある馬ですが菊花賞の主役に躍り出る為にもここで名を売っておきたいところでしょう。これを対抗(〇)とします。

 

▲ぐらいは権利が欲しい条件戦組を選ぼうと迷いましたが止めました。④ロードデルレイや⑩ナイトインロンドンは上がりの競馬ばかりの経験が気になりました。阪神で行われる神戸新聞杯はラスト4~5Fが11秒台になりやすい後傾持続戦になるのが特徴です。長く良い脚を使える馬の方が評価は上になります。①サスツルギはそう言う競馬で強いんですけど出遅れ癖があるので買いづらいですね。また、①ツルギと④デルレイは右回りに少々不安もあるようでこなせればと言う条件が付いているので余計に買いにくいところです。

 

よって、▲も順当ですが皐月賞3着馬⑦ファントムシーフを採っておこうと思います。瞬発力勝負には弱いので厩舎も武豊騎手も持続戦を希望しています。神戸新聞杯のイメージには合う馬で能力も保証されています。調整過程や成長など状態面で◎〇2頭にも特に劣っていないので軽視する理由もないんです。

 

以上からダービー組の上位人気馬で◎〇▲を固めることにします。阪神で行われる神戸新聞杯は堅いんだ!と言う事を再認識させて欲しいと思います。

 

以下は①サスツルギ②ショウナンバシット⑥サヴォーナ⑦ファントムシーフ⑩ナイトインロンドンの5頭に△を回します。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点です。

 

<印一覧>
◎:⑬ハーツコンチェルト
〇:③サトノグランツ
▲:⑦ファントムシーフ
△:①サスツルギ②ショウナンバシット④ロードデルレイ⑥サヴォーナ⑩ナイトインロンドン

 

セントライト記念(GⅡ)

 

こんにちは。

 

ローズSは凄いレコードが出ましたね。日本レコードでした。でも、これって世界レコードでもあるらしいですね。阪神は超速馬場。でも、紫苑Sだって稍重タイレコードでしたからね。中山も時計の出やすい高速馬場です。持ち時計や時計の速い馬場への適性は予想要素として積極的に取り入れましょう。

 

牝馬のトライアルは社台Rが絶好調。紫苑Sで2着、ローズSで1・3着。秋華賞の権利枠を半分も獲得しました。この勢いは驚異的。牡馬トライアルも黄色地に黒縦縞の勝負服⑭ソールオリエンスに逆らっちゃダメっぽいですね。出走してきた皐月賞馬は全て連対していますのでデータ的にも買わなきゃいけません。

 

横山武騎手はコーナリングが上手くなった!って喜んでいます。これなら京成杯皐月賞で膨らんでいたコーナーもスムーズに回って来れるでしょう。本番は次も9割ぐらいは出来ているという話。実績馬が成長もあって、仕上げも良いというのなら本命(◎)にしない理由はないですね。

 

そして、オッズを見ると2番人気も④レーベンスティールで決まりみたいになっています。それはそうでしょう。この馬の強さも本物です。前走は取りこぼしましたが負けて強しの内容。本来は先行ポジションから最速上がりを繰り出してしまう馬。先行有利なセントライト記念には打ってつけです。権利を目指してメイチ気味に来ていますからまず凡走しないと思います。

 

下馬評では1強、もしくはこの2頭の2強対決的なムードです。よって、世間が期待しているのが3番人気①キングズレインの凡走です。これがコケて3着以内に人気薄が入って欲しい感じでしょうか?でも、コケないと思うんですよね、この馬も。理由は時計の速い馬場への適性が⑭ソールオと④レーベンよりも上だと思うからです。人気2頭は意外と持ち時計がありません。しかし、①キングズは2歳の時点で2000m(百日草特別)で2分を切っています。これはなかなか出せない好時計です。実際、同レースの勝ち馬エフフォーリアより全然速いものです。レース選択の関係でそれ以上の持ち時計はありませんが高速馬場への潜在的適性はかなり高いと見ています。

 

また、カルテで触れておりますように超晩成型で昨年の今時分から菊花賞ぐらいがピークだろうと言われていました。適性的にも距離は長い方が良く、気性も安定していて、操縦性も高い。菊花賞を走る適性があると手塚調教師は期待しています。だからどうしても菊花賞には出したいと話しています。

 

手薄な神戸新聞杯ではなく、セントライト記念に使って来たのも自信の現れでしょう。同厩のエース格⑭ソールオが相手でも権利を獲れると考えているのだと思います。それというのもセントライト記念では⑭ソールオが上としながらも菊花賞では①キングズが逆転する可能性をこの陣営は感じているからです。だったらここで凡走は許されないですね。3番人気でも世評的には穴の域。狙うならこの馬だと思いました。

 

結論は◎が⑭ソールオ、〇が①キングズ、▲が④レーベンとしました。が、単複は配当微妙な◎⑭ソールオではなく〇①キングズの方にして、ワイドの方も〇①キングズ流しにしとこうと思います。

 

なお、この3頭で大丈夫だと思うのですが2年前のタイトルホルダーの様なこともあります。この時はインコースに馬が密集してしまい身動きが出来ませんでした。イン前バイアスが強いレースではたまにこういう事が起こります。①キングズも④レーベンも内枠がアダになる可能性はゼロではないでしょう。一応の押さえとして②セブンマジシャン⑤ドゥラエレーデ⑥シャザーン⑫コスモサガルマータ⑬ウインオーディンを△としました。

 

買い方は〇の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。〇から△へワイド5点。◎-〇▲-〇▲△の3連複フォーメション11点。全部で24点です。

 

<印一覧>
◎:⑭ソールオリエンス
〇:①キングズレイン
▲:④レーベンスティー
△:②セブンマジシャン⑤ドゥラエレーデ⑥シャザーン⑫コスモサガルマータ⑬ウインオーディン

 

ローズS(GⅡ)

 

こんにちは。

 

1番人気は⑤ブレイディヴェーグ。ローズSオークス組が強いレースですが15年タッチングスピーチとか17年ラビットランとかたまに人気薄がぶっこ抜く事がありますよね。私もタッチングスピーチを7番人気で本命にして度肝を抜いてやったことがあります。この2頭はGⅠで馬券になるような能力の高い馬でしたのでGⅠ級の能力を感じたら格下でも臆せず推して行く事が吉と出ます。

 

さて、⑤ブレイディです。ルメール騎手がリバティアイランドに完敗したハーパーの秋華賞騎乗を保留にしています。ローズSの結果次第としています。本番は⑤ブレイディヴェーグで考えているのでしょう。確かに少しでも逆転を考えられるような馬でないと面白味がありません。ここはしっかりと結果を出して本番に駒を進めていくと思います。

 

対リバティを議論するのは先でもいいと思うのですが、ローズS出走馬と比較したら上位に採るより他ありません。少なくともここに出走しているフローラSの2・3着馬とは力が違っていると思います。10週に渡ったは春の府中開催で開幕週に行われたフローラSを最終週に行われた1勝クラスの勝ち時計が1秒以上も上回る。普通なら考え難いことです。これをやってのけたのが⑤ブレイディ。そしてそもそも論ですが3歳馬が府中2000mを1分57秒台で走ることはとても珍しい。これまでイクイノックスやエフフォーリアが天皇賞(秋)で記録したぐらいだそうです。ちなみに⑤ブレイディの勝ち時計はフォーリアと全くの同タイム。春の時点で2頭の年度代表馬と同等のパフォーマンスを既に発揮していたことになります。能力、速力、脚力は推してしるべしでしょう。総合力が非常に高い。

 

負ける理由は必ず出遅れるのでそれでどんな不利を受けるかぐらい。でも、素早いリカバーも印象的で楽に前との差を詰めれます。仮に後方追走だったとしても、それこそリバティの桜花賞の様な脚を使って飲み込んでくれると思います。末脚性能もリバティに劣っていないからです(カルテ参照)。

 

以上のことから⑤ブレイディは不動の本命です。相手もオークス組の②ソーダズリングと⑦ラヴェルでいいみたいですね。

 

ソーダは権利必須の立場ですからちゃんと仕上げてきています。オークスは力負けの印象もフローラSで権利を獲りにいったのでオツリもなく、距離も長かったのだとか。勝ち鞍のあるこの条件でこの仕上げなら凡走はイメージ出来ません。

 

ラヴェルは唯一リバティに土を付けた馬ですがもう逆転は無理と考えているようです。これはトライアルに良くある本番よりもここのパターンに該当しそう。本番出走は安泰ながらも勝負度合いは低くありません。実際、オークスと同じぐらいのデキにあるそうです。そのつもりなんでしょう。

 

よって印は勝ちを意識している⑦ラヴェルを対抗(〇)にして、②ソーダを▲とします。

 

これらの他に今回は馬連対象として⑪ココナッツブラウンと⑮ブライトジュエリーに☆印をつけたいと思います。どの馬も権利は欲しいですがこの2頭はその中でも権利意識が強いと感じました。

 

⑪ココナツの横山武騎手も紫苑S2着ヒップホップソウルの騎乗を保留にしているようです。武史騎手は紫苑S前から⑪ココナツの方に気があったらしくヒップホップにはそこまで高揚していませんでした。今週の方が遥かに意識が強いですね。洋芝の加速ラップを差し切っていて普通に魅力が大きい。

 

⑮ブライトの前走はフケが出ていて本調子にないながら牡馬や古馬を一蹴。身体に芯が入ってきたそうで力強さを増しています。レース巧者で末脚もあるので上位に失策でもあれば圏内に突入して来れると思います。フローラSで先着された②ソーダとも差はないと思います。

 

他は⑥ラファドゥラ⑩マラキナイア⑫マスクトディーヴァ⑭コンクシェル4頭までを△で押さえます。条件戦組も素質馬揃いで2着以下は一筋縄では行かないと思います。

 

買い方は◎の単複2点。◎から〇▲☆へ馬連・ワイド流し4点×2で8点。◎から△へワイド4点。◎-〇▲-〇▲☆△へ3連複フォーメション13点。全部で27点です。


<印一覧>
◎:⑤ブレイディヴェーグ
〇:⑦ラヴェル
▲:②ソーダズリング
☆:⑪ココナッツブラウン⑮ブライトジュエリー
△:⑥ラファドゥラ⑩マラキナイア⑫マスクトディーヴァ⑭コンクシェル

 

セントウル(GⅡ)

 

こんにちは。

 

このレースは全頭チェックをしていません。特にこれと言った考えもありませんでしたが、サマースプリントの成績を見ると4歳馬が強いですね。夏の5重賞で馬券になった15頭の内訳は

 

3歳:3着以内なし
4歳:4勝2着2回3着2回
5歳:1勝
6歳:2着2回3着3回
7歳:2着1回

 

でした。

 

ご覧のように4歳馬の成績が突出していますね。しかも、千直重賞以外の勝ち馬はみんな4歳馬。逆に3歳馬は活躍馬なし。出走数が少ないので仕方ない面もありますが3つしかない2・3歳のスプリント重賞の勝ち馬が全て挑んだ結果でしたから重く受け止める必要を感じます。今年から斤量が1k重くなっているのが影響しているかもしれないですね。軽すぎて激走みたいなシーンはなくなりました。

 

以上のことから、1番人気の3歳馬⑥ビッグシーザーは軽視して、馬券の中心は4歳馬から選ぶのがいいと思います。

 

そこで、本命は⑧アグリ(◎)。GⅠ2戦は壁に跳ね返されましたが、強いところは引退したり、直行したり、キーランドCに回ったりと相手関係がかなり楽になりました。阪神コースもいいですし、開幕週向きのスピードもある。厩舎の評価も「GⅠを獲れる馬」と期待が高い。このメンバーなら結果を求めても良さそうです。横山典騎手も土日重賞制覇がかかるので気分が良いことでしょう。紫苑Sの様な乗り方をされると怖いんですけど長男の代打ですからこの馬向きのレースをしてくれると信じます。

 

対抗(○)も4歳の⑤ジャングロ。前走のアイビスSDが強かったと思うんですよね。軽量有利の千直競馬で58kを背負い、不利枠の3枠6番からの6着は良い内容だと思います。しかも、これが1年3ケ月振りのレースでしたから尚更です。そもそもこのアイビスSDは叩き台。セントウルSを使ってのGⅠチャレンジは規定路線でした。使いながらよくなった馬ですし、叩いた効果を期待出来るので前走以上には走れるはずです。

 

▲にはそろそろ復活しそうな⑩ピクシーナイトをチョイスしたいと思います。春の高松宮記念はただでさえ長休明けだったんですけど準備していた阪急杯も回避して順調も欠いていました。その点今回は順調です。前走の京王杯SCには復調の兆しも見えました。ここがGⅠなら分かりませんがこの相手なら恰好はつけてくれると思います。

 

その他は、①ロンドンプラン⑥ビッグシーザー⑦エイシンスポッター⑭スマートクラージュの4頭に△を付けます。


買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション13点。全部で25点です。

 

<印一覧>
◎:⑧アグリ
〇:⑤ジャングロ
▲:⑩ピクシーナイト
△:①ロンドンプラン⑥ビッグシーザー⑦エイシンスポッター⑭スマートクラージュ

 

紫苑S(GⅡ)

 

こんにちは。

 

来週のローズSはレベルが高く、2勝馬なども素質に溢れた馬が多く、消す馬いないんじゃない?って思うぐらい良いメンバーになります。でも、今日の紫苑Sにはそんな印象を受けませんでした。馬場も不良(金夕)→重(土朝)→稍重(今)と回復が早そうなので極端な悪影響もないと思います。今年も上位人気馬が力通りに結果を出すのではないかと考えています。

 

さて、秋華賞のボーダーですが昨年は1500万の馬で抽選でした。1番人気の⑭グランベルナデットの賞金は1600万。これだけあれば秋華賞の出走は大丈夫だと思うんですよね。本番への余力はしっかりと残すのではないでしょうか?それに病気で休養した馬ですし、5ケ月ぶりでいきなりフルスロットルと言うのは考えづらい。隙ありとしたいと思います。ただ、能力が抜けている可能性もあるのであまり下の評価では申し訳ない。休養の間に馬体はしっかりとしたらしく春よりもパワーアップはしているそう。調整も休み明けにしてはしっかりと整っているそう。走れる状態にはあるので▲にしておきたいと思います。

 

2番人気の③ヒップホップソウルの賞金は1150万。このままでは秋華賞出走は絶望的。ここは権利が欲しいですね。その為の横山武騎手の起用でしょう。ソールオリエンスがきっかけで社台Fは横山武騎手を積極的に器用するようになっています。ここぞという時はこの人!みたいな感じです。勝負を賭けた乗り替わりだと思います。

 

馬は口向きの関係で右回りの方がスムーズとのこと。また、皐月賞は2勝、ダービーは2着が2回とこの成績が象徴しているように横山武騎手も府中よりは中山と言うタイプ。人馬共に中山ベストのコンビです。

 

仮に馬場の回復が遅れてもフラワーCの酷い馬場を差して来ましたので大丈夫でしょう。中途半端な逃げ先行馬が多いので展開がハマる事もあると思います。差しが決まるなら開幕週なのでやっぱりイン差しが良いですから2枠3番もグッドです。条件が揃った権利の欲しい馬。本命(◎)はこれにしたいと思います。

 

イン差しが決まる可能性があるなら横山典騎手が乗る②モリアーナもいいですね。横山典騎手は外から見ていたNZTのレースを見て「俺が乗ったら勝てるのに」と思ったのだとか。この方がそう考えたという事は自由自在に動かせる馬だと感じたのだと思います。また、夏の休養で精神面が成長したことにより力みがなくなり反応が良くなっているとのこと。これなら操縦性が上がってくるのではないでしょうか?良い兆候です。1枠2番がプラスになると思います。この馬も権利が欲しくて仕上げています。対抗(〇)評価で期待してみたい。

 

他は⑤キミノナハマリア⑩ソレイユヴィータエミュー⑯アップトゥミーの4頭が△。注意が必要なのは賞金の足りている⑮エミュー。本番よりもここ勝負という気配。この馬向けの馬場状況にもなっていますので勝負掛けには気をつけましょう。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション13点。全部で25点になります。

 

<印一覧>
◎:③ヒップホップソウル
〇:②モリアーナ
▲:⑭グランベルナデット
△:⑤キミノナハマリア⑩ソレイユヴィータエミュー⑯アップトゥミー

 

小倉2歳S(GⅢ)

 

こんにちは。

 

8枠が複勝率50%を誇った札幌2歳S。1番人気ガイアメンテが8枠でぶっとびました。3連複が当たったんで良かったですが本命爆死に意気消沈です。ゲートに入ってからも暴れている感じでイレ込みがひどかったですね。2歳重賞はこういう事があるから困ります。小倉2歳Sも同じ10頭立てですが印を回した馬がちゃんと走ってくれる保証がないので怖いところです。

 

ところで、なんと今日行われる新潟記念複勝率50%なんだそうですね。滅多にお目にかかれないとかほざきましたが2日続けてそんな神枠重賞があったとは。これは驚きました。だったらリベンジしておきたい。3番人気⑬プラダリア、4番人気⑭マイネルウィルトスと8枠2頭はどちらも面白そう。⑬、⑭の単複2点づつ×2で4点、⑬-⑭のワイド1点、これら5点をおまけで買っておこうと思います。

 

さて、怖い怖い2歳重賞に戻りましょう。

 

今回は不確定な要素があって、①テイエムチュラランが直線で真っすぐ走らない事がアクシデントを生むかもしれないとちょっと思っています。2走とも酷いレベルで外に逸走しています。連闘出走なのでたった7日間でこのクセが矯正されるとは考えるれません。そんな馬が最内枠に入っているから大変です。単騎で逃げていたので周囲にいた馬は多くなかったですが、今回は逃げれるかどうかも分からないですし、馬群の中でそれをやったら甚大な被害を引き起こすかもしれません。

 

このことがどうしても引っかかるので、本命には危機回避能力の高い馬を選んでおくのが良いと思いました。危機回避能力とは操縦性の高さだと思います。ゴチャついた時に冷静に捌けたり、危険を察知した騎手の指示に従える事が重要になってくるのではないでしょうか?

 

操縦性の高さなら⑥パッシングシャワーが良いと思います。最内枠で出遅れた前走の器用さには目を見張るものがあります。馬群を搔き分ける際もノンストップで加速しながら捌いてきました。厩舎も騎手もこの馬の操縦性を高く評価しています。この操縦性を持ってすればアクシデントに巻き込まれることなく力を出し切ってくれると思います。本命(◎)はこの馬にします。

 

正直、素質は⑦ビッグドリーム、⑨ミルテンベルクの方が上っぽいのですが、仕上がりが早いゴドルフィンの馬なら現時点での力差はそう大きくないでしょう。また、新馬戦と小倉2歳Sをセットで考えていたので前走も余裕残しで上積みも大きそうです。立ち回りの上手さで好走して欲しいと思います。

 

2・3番手は素質上位の上述2頭を。⑦ビッグは兄シーザーより完成度で上、⑨ミルテンは同厩メイケイエールに素質は劣らないとどちらも実績馬を引き合いにして厩舎の期待の高さを伺わせています。勝ち時計がどちらも1分10秒台なので優劣を付ける客観的根拠はありませんが、負かした馬に勝ち上がった馬がいない⑦ビッグの評価を一枚下げることにして〇に⑨ミルテンベルク、▲に⑦ビッグドリームとします。

 

他は新馬戦の勝ち時計が良い⑤キャンシーエンゼル。兄が当レース優勝で姉も北九州記念優勝と小倉1200巧者な血筋である⑩アスクワンタイム。この2頭も△の印は欠かせません。

 

それと展開が味方しそうな逃げ馬④ドナヴィーナスも△を付けます。逃げ切り勝ちをしている①テイエムは速力不足、③セイウンデセオも今度は控えて競馬をしたいと話します。どうやら単騎っぽい。そして、何より④ドナヴィ自身があまり飛ばし過ぎないように控えめに行きたいと話しています。案外スローで行けるのかも。逃げ残り注意となりました。

 

そして、最後にもう1頭。①テイエムが外に膨れた時に出来るインの隙間を突けそうな③セイウンを穴馬としてマークして△は4頭です。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション13点。今日は25点です。

 

<印一覧>
◎:⑥パッシングシャワー
〇:⑨ミルテンベルク
▲:⑦ビッグドリーム
△:③セイウンデセオ⑤キャンシーエンゼル④ドナヴィーナス⑩アスクワンタイム

 

札幌2歳S(GⅢ)

 

こんにちは。

 

1番人気⑨ガイアメンテが8枠に入ってしまいました。これはもう逆らわない方がいいですよね。複勝率5割の絶対枠です。前走をみるとパワー面に秀でていたと思うのでこの馬場もおあつらえ向きでしょう。前走がスマートな勝ち方ではなかったですがそれがこの馬の強さを逆に物語っているように思います。厩舎も将来を期待している馬でここで早々に結果を出しておきたいようです。

 

でも、敵は身内にいるようです。同じ須貝厩舎の⑥ウールデュボヌールの素質の方が⑨ガイアを上回っているそうでして、将来性はこちらが上かもしれないと厩舎では評価されています。前走で騎乗した川田騎手もその将来性は認めていてました。また、この時に2着に負かしたウインマクシマムと言う馬がウイン軍団の中では評価が高く、ここ数年で一番素質が高いという逸材なのだそうです。そう言う馬を叩き合いで制している訳ですから言っていることの信憑性は高そうです。ルメール騎手が依頼を受け手いる事からも侮れません。が、将来的にと言うだけあってまだ動ききれていないようなので△ぐらいの評価でまだいいかなぁと思いました。

 

この須貝厩舎2騎をまとめて負かすと息巻いているのが⑧パワーホールの昆調教師です。もともと大口を叩く方ですから鵜呑みにはできないんですけど、要するにどう見たってウチの馬の方が強いじゃねぇかと言う事だそうです。ほんまかいな?でも、確かに素質の片鱗は見せていたと思うのでそこまで言うなら対抗(〇)で狙ってみたいと思います。最初から勝って札幌2歳Sを使うつもりだったそう。だから新馬戦の仕上げも余力たっぷりだったとのこと。それであれだけ抜けるのですからやはり本当に強いんだと思います。予定通りの臨戦過程なら上積みも大きそうですから。

 

▲には2番人気の⑦ギャンブルルームを採ります。この馬の強さにも嘘が無い感じ。前進気勢が弱いのでまた後方からの競馬になるかもしれませんが、その際にはジオグリフの様な競馬をすればハメてくれそうです。昨年の3着馬もそうだったように追い込馬は札幌2歳Sで活躍します。10頭立てなら捌く必要もありません。スイスイマクって来てほしいと思います。厩舎ではパワータイプのつもりで連れてきたそうなので馬場適性も大丈夫そうです。

 

他は時計のかかる馬場を考慮してダート色の強いという④セットアップとダートで勝ち上がった①グランルーチェの2頭。他にも可能性のある馬はいるのですがこの2頭は現状でも良く動けている点でそれらよりはアテに出来ると考えています。この2頭に上述⑥ウールデュボヌールを加えた3頭が△です。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点づつの×2で6点。◎から△へワイド3点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション10点。全部で21点です。

 

<印一覧>
◎:⑨ガイアメンテ
〇:⑧パワーホール
▲:⑦ギャンブルルーム
△:①グランルーチェ④セットアップ⑥ウールデュボヌール

 

▼10月~8月の回収率は85.4%でした。

月毎に予想をまとめていますので参考の目安になればと思って、今後掲載していきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算すると回収率はこうなります。