競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

1月の予想案【6戦3的中・回収率47.6%】

・このページは1月の予想案を1つのページにまとめたものです。

・新しい予想案を上から順に上書きしています。

・3歳重賞はカルテを作成し、予想案をこちらのページに公開します。

古馬重賞はGⅡ競走のみ予想案をこちらのページに公開します。1月の対象レースは日経新春杯AJC杯東海Sの3競走になります。

 

AJC杯(GⅡ)

東海S(GⅡ)の予想案はAJC杯(GⅡ)の予想案の下に掲載しています。

 

こんにちは。


4・5歳馬の出走が少ない、高齢馬ばかりが集まった今年のAJC杯はフレッシュ感がありません。だったら高齢であることがマイナスになる事はないでしょう。①マイネルウィルトス、⑨カラテ、⑫ボッケリーニの8歳馬3頭は、もうGⅠを目指すような使い方はしておらず、GⅡぐらいを目標にしています。よって、いずれも叩き台ではないので勝負度合いは低くありません。8歳馬によるワンツースリーなんて珍記録が生まれるかもしれません。

 

昨日から降り続いた雨で中山も不良馬場。これなら本命(◎)は①マイネルが良いでしょう。道悪実績のある馬は何頭かいますが、巧者と言えるレベルはこの馬ぐらいで、雨がプラス材料になります。タフな条件でスタミナ比べになるようなら俄然浮上してくると思います。何度か走ったことのある⑫ボッケに先着した経験はありませんが、この馬場を味方に逆転を狙えます。中山も前走で走れましたから条件も揃った感。重賞初制覇が見えて来たと思います。

 

夏の函館記念で長期休養から復帰して以降、調子はずっといいですね。不利があった京都大賞典以外は安定して上位に顔を出しています。横山武騎手は2走前のア共杯で初騎乗でしたがその時の手応えがあまりに良かったので、前走のステイヤーズSも志願して騎乗していて鞍上のモチベーションも高い。使い詰めでも良い状態を維持出来ていると言いますから、状態面が理由で凡走する事はないと思うのでここは勝ち負け期待です。

 

この2年でGⅠ以外は3着以下のない⑫ボッケ。崩れる姿は期待しづらい。中山も勝ち鞍はありませんが日経賞AJC杯と入着経験は豊富。そもそもコースや条件を選ばず走るエライ馬。道悪もいけるクチであり、この馬も不安材料がありません。入着級の評価が必用です。しかし、今回は仕上げ面にツッコミどころがありそうで、万全と言う感じになっていない模様。付け入る隙がある雰囲気なので対抗(〇)までにしておきます。

 

⑨カラテが▲です。休み明けでも陣営のトーンが非常に高い。それもこの馬が典型的な冬馬だからです。厳冬期(12~2月)の成績が【4・1・1・0】とこの時期は外れ無し。ジャブジャブの不良馬場だった新潟大賞典を59kで勝利しているのも心強い。距離は長いと思いますが、ギリギリ保つという陣営の見立てなら。人気もないし上位に採ってみようと思います。

 

他は道悪実績のある②クロミナンス③モリアーナ④ショウナンバシット⑪チャックネイトの4頭を△で押さえます。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎から〇▲△へ3連複1頭軸流し15点。全部で27点です。

 

<印一覧>
◎:①マイネルウィルトス
〇:⑫ボッケリーニ
▲:⑨カラテ
△:②クロミナンス③モリアーナ④ショウナンバシット⑪チャックネイト

 

東海S(GⅡ)

 

こんにちは。

 

中央・地方を問わず、4歳世代は3歳時に好成績を残した馬が多く出て、タレント揃いな印象があったのですが、南関三冠を達成したミックファイアに騎乗している御神本騎手が東京大賞典のレース後に4歳世代のレベルは微妙だと思っていたと敗因を世代レベルに求めていて気になりました。芝路線でも4歳馬のレベルが疑問視されていますが、それはダートでも同じなのかもしれません。

 

それでも主役は4歳馬⑩オメガギネスだと思います。前走で古馬に混じってリステッドを圧勝していますし、3歳春時点で既に古馬OPを上回る時計で駆けていたこともあります。5歳以上を相手にしても上位の結果を残しているならこの馬に世代レベルを問うのはナンセンスだと思いました。前走で不良馬場を圧勝していますから、本日の馬場も心配無用。輸送でよほど変にならない限りはいいとこでしょう。

 

鞍上の戸崎騎手はフェブラリーSでレモンポップよりドライスタウトを優先して恥ずかしい思いをしています。しかし、武蔵野Sではそのスタウトを見限り、⑩オメガを優先していました。あいにく武蔵野Sを寸前で回避してしまったので、戸崎騎手は再び恥ずかしい思いをしたのですが、それだけ⑩オメガの素質の高さを評価している証拠でしょう。3度目の正直ならぬ、3頭目の正直。この馬こそ何とかしたいところです。勝負を賭けた戸崎騎手の関西遠征でヤル気も十分。GⅠ級不在なら能力で押し切れると思うので、本命(◎)で行きたいと思います。

 

GⅠ級不在と言いましたが、ひょっとしたら③ヴィクティファルスはダートでGⅠ級に上り詰めるかもしれませんね。前走の勝ち方は衝撃的でした。3~4角の手応えが違い過ぎていて、物凄い機動力を発揮、適性の高さを感じさせます。時計も十分合格点でしたが、序盤に躓いていて小さくない不利を被ったものであり、初ダートだった点を考慮すればその時計もさらに詰めて来るでしょう。不良馬場で時計が速くなるなら芝の重賞ウィナーには勿怪の幸い。スピード勝負ならドンと来いです。前走を勝った同じ条件を使いたいとここまで待機していた臨戦態勢にも好感が持て、前走ぐらいに走ってくれるならこの馬のあっさりも。対抗(〇)はこの馬がいいと思います。

 

とは言え、これら2頭はいずれもも新興勢力。⑩オメガは古馬の壁にぶつかったり、砂2戦目の③ヴィクティが2走目のポカみたいな感じで凡走したりするかもしれません。この路線の既成勢力⑥ペプチドナイルや⑭ウィリアムバローズの安定感は評価しておきべきでしょう。

 

この2頭なら消耗戦で強い⑭ウィリアムの方が上で良いかもですね。前走のみやこSは先行する馬が控えた競馬で新味を見せた上、⑥ペプチドを競り落とした3着は評価出来ます。しかも、デキ落ちした状態であり、今回は上積みが大きく前走以上は確実です。既成勢力の中では一歩抜けた存在ですから▲評価が妥当でしょう。

 

⑥ペプチドの前走も良い評価が出来ます。モマれ弱かった馬がモマれた競馬で強かったのは良く、これを見た陣営は今までの解釈が間違っていたかもと認識を改めています。体質強化も相まって今は良い状態を維持出来ているという話。厩舎のムードなら⑭バローズ陣営より良い感じで、この勢いは無視しない方がいいですね。☆印の4番手評価といたします。

 

△には格下ながらドバイに登録を行った⑨レッドファーロを。ここを勝つようなら海を渡るつもりがあるのでしょう。その期待度は面白く、押さえておきたいと思います。

 

今回の印は以上です。他に買って面白うそうな馬はいますが、普段やらないダート重賞ですから控えめな姿勢が良いと思うので印はこの5頭だけにして、出来るだけ箱買いしたいと思います。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲☆の馬連を箱で6点。◎から〇▲☆△へワイド4点。◎-〇▲☆△の3連複1頭軸流し6点。全部で18点です。

 

<印一覧>
◎:⑩オメガギネス
〇:③ヴィクティファルス
▲:⑭ウィリアムバローズ
☆:⑥ペプチドナイル
△:⑨レッドファーロ

 

京成杯(GⅢ)

日経新春杯(GⅡ)の予想案は京成杯(GⅢ)の予想案の下に掲載しています。

 

こんにちは。

 

京都大賞典のハーツコンチェルトとサトノグランツの2頭を消した理由は京成杯にあります。友道厩舎ではグランツよりこちらの⑮ジュンゴールドの方が勝負の意欲が強く、武井厩舎で仕上がりが良いのはコンチェルトよりこちらの⑥アーバンシックの方。だから、京都大賞典がダメと考えるのは暴論ですけど、たまには人気馬をバッサリしたくなることもあるのです。この2頭、コケてくれるといいのですが・・・

 

さて、京成杯の方ですが、こちらはばっちり人気サイド。本命(◎)を⑮ジュンゴ、出遅れ癖のある⑥アーバンを▲とし、②バードウォッチャーを対抗(〇)にしました。

 

⑮ジュンゴはここまで圧勝の連続ですが、厩舎の評価は最初から高かった訳ではなく、使いながらその期待を高めて来ました。なので、前走後にホープフルSの参戦も考えたそうですが、元値の評価からまずは手堅くGⅢとなり、京成杯の出走となったそうです。この話からするとクラシックの主役を担うほどの評価までは現時点でする必要がなさそうで、素質馬にあっさりなんてシーンも否定出来ません。

 

しかしながら、弱い相手を選んで出走している訳ですから相対的な評価は高いままで良く、完成度の高さには自信があるそうなので、この時期の重賞を好走する資格は兼ね備えていると思いました。また、前走も満足いく仕上げには程遠かったそうで上積みの余地が大きく、パフォーマンスを上げて来る可能性も非常に高い。高見を目指さないコツコツ戦略でここを狙っていて、勝ち負けの計算は出来ている感じです。3着以内と言う評価なら狙う価値があり、軸には最適だと思います。

 

②ウォッチャーの国枝厩舎は久しぶりにムードが良いですね。この馬で悲願の牡馬クラシックに期待を託したいようで、盟友ルメール騎手もそれに協力している感じです。国枝厩舎の2戦目ですから上積み、変わり身は大きいでしょう。初戦で物足りなかった点も解消されるかもと期待しています。中山2000mを攻略できるかが鍵となりますが、国枝調教師は大丈夫だと考えているそうなので、後はルメール騎手が上手くやるでしょう。

 

⑥アーバンの出遅れ癖は気になりますが、それ以前に気性も荒かったようで当初は去勢も考えていたとか。そんなところがスタートの悪さに出ているのかもしれません。ただ、横山武騎手は本馬を今年のクラシックの相棒と考えているようで、ダービーまでの出走を確定させるべく、勝つことを強く意識しています。そうなったら京成杯連覇となりますね。でも、京成杯の連覇狙いが不安材料の様な気がします。出遅れたらソールオリエンスの様に乗れば良いと腹を括るのが早そうです。そうなったらあまりよろしくないですから、3番手と一枚下げることにしました。

 

その他は⑧ハヤテノフクノスケ⑪マイネルフランツ⑩コスモブッドレア⑭ダノンデサイルの4頭に△を回します。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイド3点づつの×2で6点。◎から△へワイド4点。◎から〇▲△へ3連複1頭軸流し15点。全部で27点です。

 

<印一覧>
◎:⑮ジュンゴールド
〇:②バードウォッチャー
▲:⑥アーバンシック
△:⑧ハヤテノフクノスケ⑪マイネルフランツ⑩コスモブッドレア⑭ダノンデサイル

 

日経新春杯(GⅡ)

 

こんにちは。

 

2・3歳戦を中心に競馬をしているので今週は当然京成杯を中心に見てきました。だから気付いてしまったのですが、過去に京成杯で好走した馬の出走が今週は多いですね。土曜に行われたニューイヤーSでは

 

2着グラディウス
∟21年京成杯優勝

4着アライバル
∟22年京成杯1番人気4着

 

と好走しています。京成杯週に京成杯好走馬が走ることに何か必然的な理由でもあるのかなぁ?なんて思ったりします。明確な因果関係は分かりませんけど、時期的な好調さはあったりするのかもしれないなぁなんて思ってしまうのです。日経新春杯にも

 

②ナイママ:19年京成杯6着
⑥ディアスティマ:20年京成杯3着
⑨ヒンドゥタイムズ:19年京成杯3着
⑬サヴォーナ:23年京成杯4着

 

これだけの京成杯好走馬が出走しています。やっぱりどこか必然的な理由があるのでしょうか?だったら、ここから買ってみるのは面白いかもですね。これらから近況の成績やハンデ、勝負気配から⑬サヴォーナと⑨ヒンドゥタイムズの2頭をピックアップしたいと思います。

 

本命(◎)は⑬サヴォーナにします。ハンデ56kも⑭サトノグランツの57.5kと比べてかなり有利に感じます。今の4歳世代はレベルが疑問視されていますが、斤量に恵まれた京都金杯では1・2着と走っていますから、重すぎない4歳馬なら主軸にしても大丈夫だと思います。また、日経新春杯で最も馬券になっている斤量がこの56kで【1・5・3・20】と複勝率31.0%と悪くなく、データ的にも買い材料だったりするのです。

 

ここを勝って天皇賞(春)に向かうのが青写真であり、勝負気配もまぁまぁ高い。緩さが抜けて500kを越す馬体は筋肉の占める比重が増えているそうです。だからビシビシと調教出来て良い状態にもって来れています。勝ち負けまではともかく、3着以内に来れる確率は高いと感じたので主軸で行きたいと思います。

 

⑨ヒンドゥは8歳ですが、数を使っていないので能力落ちがありません。去勢してからは硬さが取れて馬はいつもよいコンディションでレースに挑んでいます。GⅠ以外は大きく負けていないように、このぐらいのメンバーならまだまだやれそうです。また、平坦コースでの好走が目立っているように京都もあっているという話。ただ、2400mの京都大賞典阪神で4着、京都で4着と距離が少々長いとの事なので印は△までにしたいと思います。

 

これに代わって、対抗(〇)⑧ブローザホーン、▲に④リビアングラスとします。

 

⑧ブローザは前走の京都大賞典が心房細動のアクシデントで競走中止。でも、後遺症は無く、牧場から良い状態で戻って来たそうで、仕上げは上々。その前走を除けば、函館記念3着、札幌日経OP圧勝と力は上位。時計のかかる今の京都もパワータイプのこの馬には合っていると思います。昨日の愛知杯は引退前の安田隆厩舎が勝利していますが、この馬の中野栄厩舎も同様でここは力が入っています。

 

リビアンは自己条件でコケましたが、控えて乗ったら良いところが無かっただけで、厩舎は気にしていません。1週前の自己条件にも登録していましたが、より良い条件と考えてここに挑戦していますから、陣営がやれる手応えを持っているのでしょう。狙い目は十分に立ちますし、菊花賞4着を見直す手でしょう。斤量54kもかなり有利です。

 

△は⑨ヒンドゥに、⑤レッドバリエンテ、⑦シンリョクカ、⑩ハーツイストワールの3頭を加えた4頭です。人気の⑦ハーツコンチェルトと⑭サトノグランツの2頭は押さえた方が良いと思うんですけど、今回は消して買いたいと思ったのでワイドを拾えれば良しな予想にしています。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション13点。全部で25点です。

 

<印一覧>
◎:⑬サヴォーナ
〇:⑧ブローザホーン
▲:④リビアングラス
△:⑤レッドバリエンテ⑦シンリョクカ⑨ヒンドゥタイムズ⑩ハーツイストワール

 

シンザン記念(GⅢ)

 

こんにちは。

 

今年は素質馬揃いでどれが勝っても先々楽しみな馬になると思います。どの陣営もヤル気満々ですが、勝ちの意識が高かったのが⑬エコロブルームと⑯ショーマンフリートの2陣営です。前者は久しぶりの重賞級と加藤征厩舎は盛り上がっていますし、後者は滅多に関西に行かない戸崎騎手が遠征するほどですからかなりその気になっています。ほぼこの2頭で決まるのではないかと言う感じです。

 

このうち本命(◎)にするなら⑬エコロが良いと思います。昨日のフェアリーSを見て思いましたけど、さすがのルメール騎手も初騎乗だと取りこぼす事があるなぁと感じました。その点、連続騎乗ですから今回は不安ありません。乗り替わりが多い組み合わせですから他陣営に比べてかなり有利ではないでしょうか?今日は力を存分に発揮してくれるでしょう。また、京都はちょっと時計がかかっているので切れ味重視より、パワー兼備な馬が理想的です。初戦に道悪を経験しているのは強味になるのではないかと思いました。

 

よって、⑯ショーマンを対抗(◎)に。戸崎騎手は中間に感触を確かめかなりの手応えを掴んでいる模様。前任者モレイラ騎手と比べれば物足りないですが、戸崎騎手のシンザン記念と言えばアーモンドアイ。レースの相性は悪くないはずです。枠が外なのは気になりますが、脚力があるのでスムーズに追いだせた方が良く、プラスに働くこともあるでしょう。それこをアーモンドの様に乗れば直線だけで届くのではないかと思います。前走後にモレイラ騎手も大絶賛でしたから、素質の高さは推して知るべしです。

 

▲には③タイセイレスポンスと⑤ノーブルロジャーの2頭にしたいと思います。京都金杯がイン前決着でしたから内枠から勝負なりそうな馬を選びました。

 

③タイセイのデムーロ騎手は手術をすることになっていて、今週が最後の騎乗。最低でも3週間は騎乗出来ません。その分ヤル気に満ち溢れています。京都金杯の岩田騎手の様なイン差しで一発を狙っているそうです。また、時計のかかる馬場もこの馬には良く、パワータイプの良さも出ると思います。人気はないですけどハメやすい枠に入っていますからちょっと狙ってみたいと思いました。

 

⑤ノーブルはかなり川田騎手向きな馬みたいです。前任者の石川騎手曰く、とにかく操縦性が良いとのこと。その感覚は中間の調教に跨った川田騎手本人も感じたとのこと。インをソツなく乗ってくるイメージで、そう言う競馬をするには3枠5番は絶好です。勝負圏にもって来る可能性は高いと思います。また、訳アリで乗れませんでしたが新馬戦は本来モレイラ騎手を予定していたそうで、厩舎の期待の高さが伺い知れます。元値の高さも評価出来そうです。

 

他は、⑥ラーンザロープス、⑨アルトゥーム、⑪シトラール、⑰ナイトスラッガーの4頭に△を付けます。

 

買い方は◎の単複2点。◎から〇▲へ馬連3点。◎から〇▲△へワイド7点。〇▲の馬連・ワイドを箱で3点×2で6点。◎〇から▲△へ3連複2頭軸流し6点。全部で24点です。

 

<印一覧>
◎:⑬エコロブルーム
〇:⑯ショーマンフリート
▲:③タイセイレスポンス⑤ノーブルロジャー
△:⑥ラーンザロープス⑨アルトゥーム⑪シトラール⑰ナイトスラッガー

 

フェアリーS(GⅢ)

 

こんにちは。

 

開幕初日のジュニアCは3歳限定のリステッド競走で、距離もフェアリーSと同じマイル戦です。条件はほぼ同様と考えて良いですね。その結果は1:32.5の好時計。今週からCコースで行われていますので、やはり時計が速い。それだけに競馬内容も単純なイン前決着。勝ち馬は逃げ切り、2着馬は2・3番手から、3着馬も4角5番手以内。あまり後ろからだったり、インに潜れていないと厳しい結果になっています。上位3頭の馬番も①・④・③とはっきりと内枠有利の傾向を見せています。

 

昨年までのジュニアCは5日に行われていてフェアリーSとは2~8日の間隔があり、ジュニアCの決まり手とフェアリーSの決まり手はイコールではありませんでした。が、今年は翌日に行われますからさすがにジュニアCの内容を重視する必要があると思います。多少の違いが出たとしても、例年のように追込み馬がバンバン来るような状況ではないと思います。少なくとも時計の裏付けや速力重視の姿勢は必用ではないかと考えます。

 

また、近5年ですが、フェアリーSは特定の枠番の活躍が目立っていて、

 

・1枠が5年連続で3着以内で2勝3着3回→ジュニアCで1着

・4枠が1勝2着2回→ジュニアCで2着

 

と、フェアリーSのもともとの傾向からして内枠有利で、昨日の馬場傾向に合致しています。ジュニアCも1・4枠の馬がワンツーしているのですから、この合致は鵜呑みにしてもいいのではないでしょうか?1枠は1頭だけですから①ラヴスコールを素直に買ってみましょう。4枠の2頭ならルメール騎手騎乗の1番人気⑥スティールブルーを採用すればいいでしょう。これらはもともと買うつもりで印象の良かった2頭なので上位評価に異存ありません。

 

本命(◎)にするならやっぱり⑥スティールの方が良いですね。チェルヴィニアが阪神JFで、⑥スティールはフェアリーSでと、アルテミスSの1・3着馬はノーザンFに明確に使い分けられていて、それだけに今回は準備万端と言う感じです。また、チェルヴィニアが回避した阪神JFについても、だったらウチのが出てれば勝ってたじゃん、と言うのが陣営の本音で、ここは通過点ぐらいに考えているようです。どうも勝ち負けっぽいですね。

 

既にお手馬が決まっているルメール騎手を乗せているのもここで賞金加算必須と考えたからでして、負けられない1戦と言う位置づけです。だいたい、恒例の正月休みを早めに切り上げているのもこの馬に騎乗するためで、ルメール騎手にもその気がない訳ではありません。1番人気不遇のレースではありますが、上述したように今年は例年と違う状況で行われていますから、きっと例年通りにはならないだろうと考えています。

 

①ラブスコはアルテミスSで外枠だったので控えて乗ったら高速馬場でキレ負け。府中でダメな馬を中山で買うのは定石です。馬場が良いので純粋な時計勝負になると不利ですが、このコースなら立ち回りで勝負出来るので本来の競馬をすれば前走のような負け方はしないでしょう。新馬戦で負かした2・3着馬も昇級後活躍していますから、それを物差しにすればこのメンバーならやれて良いはずです。厩舎サイドも内枠から溜めて乗りたいと希望していたのでこの枠は最高。ただ、横山武史騎手は調子が悪そう。昨日・今日と1番人気を飛ばしまくり。今の彼に期待するのはリスキーに感じたので、▲までにしました。

 

騎手で面白いのは石橋脩騎手ですね。石橋脩騎手はこの10年で1勝2着2回(着外2回)の成績ですが、馬券になった3戦全てが前走赤松賞組でした。これは偶然ではないですね。リズムの波長がよほど合っているのだと思います。今回騎乗するのも赤松賞2着馬⑪テリオスサラ。これは期待せずにはいられません。脚質的にも今年の馬場にマッチしていて、ただでさえ止まらない馬ですから、この馬場なら心強く、本命の⑥スティールもこの馬を交わすのはしんどいことになるかもしれません。期待の持てる1頭で、対抗(〇)はこちらが良いと思います。

 

調子の良い騎手と言えば、開幕日に4勝、金杯2着と超絶好調だった坂井瑠騎手でしょう。ゴドルフィンに招聘され⑨キャットファイトの手綱を取ります。ホープフルSでは後ろから乗って師匠に怒られていましたが、先行させれば結構上手い騎手。⑨キャットと手が合いそうです。時計の出やすい馬場なので当地で2歳レコードを記録したのも魅力的。この馬の評価も落とせないですね。☆印の4番手とします。

 

他は、⑩キャプテンネキ⑫ジークルーネ⑬イフェイオンの3頭に△を回します。みんな外枠の馬ですが、どれも先行センスの高い馬。さすがに全てとは考えていませんけど、どれかは勝ち筋に乗ってこれるかもしれません。

 

買い方は◎の単複2点。◎から〇▲☆へ馬連・ワイド3点づつの×2で6点。〇▲☆のワイドを箱で3点。◎から△へワイド3点。◎-〇▲☆-〇▲☆△へ3連複フォーメション12点。全部で26点です。

 

<印一覧>
◎:⑥スティールブルー
〇:⑪テリオスサラ
▲:①ラヴスコール
☆:⑨キャットファイト
△:⑩キャプテンネキ⑫ジークルーネ⑬イフェイオン

 

▼10月~11月の回収率は64.2%でした。

月毎に予想をまとめていますので参考の目安になるよう掲載しておきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算すると回収率はこうなります。

☆22年10月~23年9月の回収率は84.7%でした。