競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

11月の予想案【8戦5的中・回収率62.4%】

・このページは11月の予想案を1つのページにまとめたものです。

・新しい予想案を上から順に上書きしています。

・2歳重賞はカルテを作成し、予想案をこちらのページに公開します。

・GⅠ競走はカルテを作成し、予想案をこちらのページに公開します。

・11月はそれ以外の予想はありません。

 

JC(GⅠ)

 

こんにちは。

 

11:00現在、②イクイノックスが1.4倍で、①リバティアイランドが4.2倍です。①リバティはもっと売れると思ったですけどね。①イクイノックスだけが抜けて評価されている印象です。ただ、2頭の馬連は1倍台も視野に入るような配当でやはりこの2頭だけがずば抜けて売れています。3番人気以下は

 

⑤ドウデュース 13.6
③タイトルホルダー 16.1
⑰スターズオンアース 21.9
⑩ダノンベルーガ 27.1

 

と、オッズ差は緩やか。この辺りからどの馬をチョイスするかが馬券場の焦点になりますね。

 

⑤ドウデュは2400mが懸念材料となるかもしれません。ダービー馬キズナも同じような事を言われていたのですが、引退前はマイラーっぽくなっちゃったと言われていて、⑤ドウデュもその兆候が見られ始めているようです。前回時も2000mがベストらしいと話しましたが、より短めに適性がブレ初めているようなので△までにします。

 

③タイトルに関しては、かなり良い状態まで持ち直していたと言いますがこの厩舎の話はイマイチ信用なりません。事実、鞍上の横山和騎手はもう少し弾けて欲しかったと調教での感触を話しています。まだ完調手前と判断したいと思います。パンサの2番手と展開は向きそうですけど、コースの適性がそれを相殺する可能性もあるのでこれも△までにします。

 

⑰スターズは回避明けに休み明けとっいた臨戦ですが、天皇賞(秋)の回避も並みの馬なら使っていた程度と症状は軽く、今は上昇曲線を描いる最中。同じ完調前でもこちらの方は印象が良いですね。そして、とにかくビュイック騎手が興奮しています。こんな良い馬に乗っていいの?みたいな感じです。2強に割って入って2着なら最高です!みたいな言葉に、2着でいいのか?と言う強気な返答。これは面白いですね。

 

当初は外枠に泣いていましたが、思えばオークスも8枠18番。出遅れ癖もある馬ですからモマれないです済むこの枠はむしろありがたいのかも。そのオークスもタフな持続戦を差して来ていたのでペースが速くなりそうな今回は展開も向いていると思います。①リバティのオークスと比べても使った末脚の質感に大きな違いはないですね。ベスト条件で、展開も合いそうで、鞍上のテンションも高い。これは狙って面白いですね、▲で行きたいと思います。

 

ただ、5番人気とは言え、3連系では2強と⑰スターズの組み合わせが一番売れているので意外と配当妙味がありません。なので、妙味のある馬をもう1頭ぐらい用意しておきたいと思います。

 

ベルーガも狙えそうです。この馬も天皇賞(秋)で反動があったと言いますが叩き台に位置付けていたので、大きな負荷が逆に上積みを大きくした感があります。秋の最大目標に向けて順調に仕上がったなという印象。堀調教師は相変わらず今回も泣いてばかりでしたが、いつもそんな状況で使って掲示板を外した事がないのですから評価を落とす必要はないと思います。②イクイノックスとは直接対決が多いので人気差は大きくなってしまいましたけど、その他と比べてこの馬が下と言うこもとないでしょう。

 

厩舎では2400m向きになっていると目標をJCに切り替えていましたが、その感触はモレイラ騎手も同様なようでして、JCなら条件が好転すると考えています。昨年はゴール前で伸びを欠きましたが馬が変わってきているなら昨年以上に走れそうです。⑤ドウデュの距離適性が下ブレしているのとは対照的です。これも▲が良いと思います。

 

さて、①リバティと②イクイノックスのどちらに主軸を置くかですが、これは好みの問題の様にも思います。ただ、冷静に考えると①リバティには有利な材料が多いですね。やはり4k差は大きいです。また、物凄く楽に勝った秋華賞と、究極的に速かった天皇賞(秋)を比較すれば調整に余裕があったのは明らかに秋華賞の方でしょう。しかもレース間隔が2週も長い。

 

どちらが強いかの明確な根拠はありませんが、有利な点が多いのが①リバティです。だったら、こちらを上に採るのが筋ですね。本命(◎)は①リバティにするべきだと私は思いました。先週も言いましたけど、本当は川田騎手より、ルメール騎手を本命にしたいんです。でも、この秋5度目の本命印を川田騎手に打とうと思います。

 

②イクイノックスも状態面は問題が無さそうなんですけど、負けても良い理由があるのは事実なのでその分だけ評価が下になるのは仕方無いのかもしれません。①リバティがいなければ普通に勝っちゃうとこなんですけどね…。対抗(〇)になります。

 

△には⑤ドウデュ、③タイトルに加えて穴の資格ぐらいはある⑭ディープボンドを押さえた3頭にしたいと思います。

 

買い方は◎の単複2点。◎から〇▲▲へ馬連3点。▲から◎〇へワイド2点づつ×2で4点。◎から△へワイド3点。◎〇から▲△へ3連複2頭軸流し5点。全部で17点です。

 

<印一覧>
◎:①リバティアイランド
〇:②イクイノックス
▲:⑩ダノンベルーガ⑰スターズオンアース
△:③タイトルホルダー⑤ドウデュース⑭ディープボンド

 

京都2歳S(GⅢ)

 

こんにちは。

 

このレースから大物が出ていないというのもあるのでしょうが、府中の2歳重賞と違いどこか地味な印象のある京都2歳Sです。ただ、例年よりも良い馬が集まって来たなぁと言う印象は個人的にあるのでいつもよりは興味深いレースだと思っています。

 

内回り条件だと能力差を見極めにくく、難しいですね。今回はコース経験を重視して同じ京都2000mの新馬戦を勝っている①オールナットと③キープカルムに期待したいと思います。ともに逃げ、先行の前目のポジションから押し切っているので内枠を引いているのもグッドです。先行馬の割には終いの脚がしっかりとしているので、早めの競馬から脚を使ってくれるなら京都2歳Sの傾向にも沿っています。いずれも賞金加算がしたいと勝負度合いが高いので仕上がりはどちらも良いですね。

 

2頭だけの評価なら甲乙つけがたいのですが、スローで上がりの競馬になりやすいレース傾向を踏まえまして本命(◎)には①オールを採りたいと思います。逃げて上がり最速でしたから脚もしっかりと使える点でポイントが高いと思います。前走は重馬場でしたが、良馬場ならもっと良い脚が使えるだろうとのことなので、さらに良い脚を使ってくれそうです。勝ち時計がとても遅いので大幅に詰める必要があるのですが、標準以上との評価がされていますから普通に時計を詰めてくれると思います。前走後に放牧に出していましたが、逞しくなり帰厩したとのこと。心身両面で上積みが見込める状態です。人気程差は無いと思うので頭に期待しています。

 

よって、③キープは対抗(〇)になります。前走が2:01.0で勝ち上がっていて、これだけ走れば京都2歳Sで十分間に合います。2着だった新馬戦の勝ち馬が重賞を勝っていたり、ここで人気になっている②ルカランフィーストの新馬戦で猛追していた3着馬に前走で大きく先着しています。間接的な比較ではこの馬も上位の走りが期待出来る存在だと思います。3戦目ですが状態は高いレベルで保持されています。そう言う状態なら経験値で◎①オールに先着する可能性もあると思います。

 

上記2頭が賞金加算と言う言葉に留めたのもおそらく⑤シンエンペラーがいたからでしょう。下馬評では抜けた評価がされています。新馬戦の内容も素直に高評価出来て、ものが違っている可能性が大いにあります。鞍上にモレイラ騎手を招聘していることからも陣営の自信が伺えます。経験値を重視して上記2頭を優先しましたが、あっさりがあるならやはりこの馬だと思います。府中1800→京都2000の条件変わりは好走のイメージに繋がりませんが、この変更点に問題がないようだと勝つのはこの馬だと思われます。▲以下には出来ないですね。

 

他は②ルカランフィースト⑥パワーホール⑦ギャンブルルーム⑨ホウオウプロサンゲ⑬サトノシュトラーセの5頭に△を付けます。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。合計29点です。


<印一覧>
◎:①オールナット
〇:⑤シンエンペラー
▲:③キープカルム
△:②ルカランフィースト⑥パワーホール⑦ギャンブルルーム⑨ホウオウプロサンゲ⑬サトノシュトラーセ

 

マイルCS(GⅠ)

 

こんにちは。

 

馬場が極端になってきましたね。内は見た目にも荒れていて、インを空けたコース取り。外差し馬場の傾向が強くなっています。昼過ぎになっても稍重のままですし、少なくともイン有利と言うことはなさそうです。真ん中ぐらいの枠から外目をスムーズに上がっていき、坂の下りで勢いをつけれる差し馬が良いと思いました。

 

本命(◎)は⑪セリフォスにしようと思います。なんか、GⅠではいつも川田騎手を本命にしている感じですが(今期4回目)、本当はルメール騎手を本命にしたいんですよね。でも、先週の◎ハーパーと同じイメージなのですが、3着以内で良いなら⑪セリフォスで十分だと思います。

 

久々は大丈夫と陣営は話していますが、言うほどの鉄砲実績はないので富士Sを使えなかった影響はあるのではないかと懐疑的だったんですけど、どうも馬は仕上がっちゃったみたいですね。安田記念より良いと言いますし、次に控えた香港にオツリが残らないかもしれない、みたいな事を言うほどにデキ上がっちゃったようです。仕上がりには川田騎手もご満悦だったようで辛口評は皆無でした。この方がそうなら多分大丈夫でしょう。先週のハーパーも出戻り騎乗で結果を出していましたし、⑪セリフォスもかつての愛馬で先週と状況が似ています。だったら、今週も地味に入着してくれるのではないかと思います。

 

真ん中よりちょっと外な枠も良いですし、極端な追込み脚質ではなく、位置を取る事も出来るので程よいところから競馬をしてくれるでしょう。今の馬場バイアスに合ったレースがしやすいと思います。京都は初めてですけどそういう馬は多いので気にしてもしょうがないですし、昨年勝ちに、安田記念2着と力上位は明白な力関係。仕上げが良いというのならやっぱり凡走はイメージしづらかったです。

 

⑨シュネマは出来ればもう少し印を落としたいところでしたが、厩舎の雰囲気からしてほぼ勝ち負けなんですよね。菊花賞、エ杯優勝とルメール騎手も京都を知り尽くしていますから。何より、京都外回りで重賞勝ちがあるのは強味になりますよね。現状のメンバーでは末脚の威力は桁違いですし、15頭立てだったマイラーズCも捌けていますから、16頭立ての今回も特に問題はないと思います。栗東調整も経験済みで不安材料がほとんどないんです。やっぱり対抗(〇)以下にはしない方が良いと思いました。

 

今回の上位評価は以上で▲はありません。それ以下はそれぞれに一長一短があるように思うので選ばない方が良いと思いました。一応、下記の馬に△を付けましたが、気になったところを簡潔に書いておくと

 

①ソウルラッシュ:モレイラ騎手が制裁点が増えて来ているので馬群の中で消極的なため内枠は不安材料。馬場バイアス的にも推しづらい。

⑥ダノンザキッド:ギリギリ間に合った感のある仕上げ具合。

⑦エルトンバローズ:3歳馬の斤量が昨年より1k重くなていること。前走からの2k増。シュネマとの斤量差が縮まった点(3k差→1k差)。

⑧ソーヴァリアント:マイルの経験不足。

⑫レッドモンレーヴ:気難しい馬の初輸送。

ナミュール:府中適性が強すぎる。府中マイルと京都マイルは連動しづらく、求められる適性が違う。あと、ムーア騎手は京都外回りの成績がそれほど良くない。

 

という感じです。中には些細な理由の馬もいますが、そこを無視して積極的に買う気にはなれませんでした。これならトップクラス2頭の力がやっぱり抜けているんだろうなぁという結論になりました。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇の馬連・ワイド2点。◎から△へワイド6点。◎〇から△へ3連複2頭軸流し6点。全部で16点です。

 

<印一覧>
◎:⑪セリフォス
〇:⑨シュネルマイスター
△:①ソウルラッシュ⑥ダノンザキッド⑦エルトンバローズ⑧ソーヴァリアント⑫レッドモンレーヴ⑯ナミュール

 

東京スポーツ杯2歳S(GⅡ)

 

こんにちは。

 

バーレーンからの帰国が間に合わず、ムーア騎手は土曜日はお休み。そのムーア騎手が東スポ杯2歳Sで騎乗する予定だったのが③ファーヴェント。私が準備しだしたのは3週前ぐらいでしたが、その頃にはもう騎乗が決定していました。世界の一流騎手を早めに確保した関係者の勝負度合は高そうですね。

 

案の定、クラシック級の評価がされていて出世レースの東スポ杯2歳Sには打ってつけの1頭だと言えます。新馬戦でのレース振りにも見どころがありましたし、キレ味鋭い決め手を発揮した勝ち方は府中コースを攻略するのに大きな魅力に感じます。強力な馬券候補だと思われ、これを嫌う理由はないですね。

 

ムーア騎手に変わって騎乗するのが横山武騎手ですが、急な乗り替わりの心配はいりません。実は、札幌2歳Sを使う可能性があったので、1度函館入りしています。もし出走していれば武史騎手騎乗で札幌2歳Sに出走する予定だったそう。なので、函館時に調整をつけており、今回は全くのテンノリではありません。武史騎手の評価もすこぶる良かったそうなのでやはり走る馬であるようです。③ファーヴェを本命(〇)で行きたいと思います。

 

続いて狙いたいのが、高野厩舎×鮫島騎手のコンビが2週続けての2歳重賞制覇を目論んでいる⑤ショウナンラプンタです。前走は不利な位置取り、不利な展開から強い内容。後半58.5秒の持続戦で新馬戦にしてはレベルが高く、レースが加速する展開を差し切った内容は良く、早めに踏み込んでいたので最後は止まっても良いところを逆に2馬身半差をつけたのは強いと感じます。

 

東スポ杯2歳Sでは似通ったコースを勝ち上がった馬に人気が集中しがちで、本馬の様なコーナー4つの条件を勝ってきた馬は好走のイメージが持ちにくく、評価が甘くなる傾向があります。例えば、中山2000mを勝って挑んだタイトルホルダーは当時5番人気でした。このタイトルが2着と走っているように、趣を異にする条件からでも確かな能力を感じたならちゃんと評価しておくべきでしょう。⑤ショウナンを対抗(〇)にしたいと思います。

 

同じ事が中山2000mを勝った⑨フォルラニーニにも言えます。稍重を加速ラップを踏んで3馬身半差突き抜けての勝利。しかもノーステッキの楽勝ですから、まだまだ上がありそうです。ノーザンF産が多い中、この馬にルメール騎手を宛がっているのも脈ありのサイン。厩舎からもまともなあっさりという話があり、能力面で引けを感じていない模様。この馬も勝ち負けの1頭になりそうです。

 

勝つのはこの3頭に限られると思いますが、他は④ミカエルパシャ⑥ガイアメンテ⑦シュトラウスシャンパンマークの4頭に△を回し押さえます。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション13点。全部で25点になります。

 

<印一覧>
◎:③ファーヴェント
〇:⑤ショウナンラプンタ
▲:⑨フォルラニーニ
△:④ミカエルパシャ⑥ガイアメンテ⑦シュトラウスシャンパンマーク

 

エリザベス女王杯(GⅠ)

 

こんにちは。

 

雨雲レーダーによりますと、14時前後から17時までの間にうっすらと雨雲が京都競馬場を覆う予報になっています。降ってもパラパラ程度で雨量としては大したことなさそうですが、土曜が重馬場から始まっていたので回復したばかりの良馬場に一雨降るのは心配です。

 

1番人気①ブレイディヴェーグは切れ味鋭い末脚ですので時計のかかる馬場状況に不安を感じます。また、出遅れ濃厚な馬の最内枠もありがたくないですね。加えてまだ4走とキャリアも浅く、転向や他頭数の内枠は経験不足による取りこぼしを誘発する条件になるのではないかと思えます。グリグリの本命印で行くつもりでしたが、ちょっと怖くなっています。

 

また、京都で行われていたエリザベス女王杯はクロコスミアが毎年前残りしていたように前で運んだ方が有利だったりします。差し、追込みは決まりにくく、本当に力がある馬でないと圏内に突入してくるのは難しい。①ブレイディは本当に力のある馬だと思うので圏内突入は十分あり得るんですけどここは対抗(〇)評価で軸は別な馬から入りたいと思います。

 

クロコスミアの様な競馬が出来る有力馬はいないか?と探したところ良い馬がいるじゃないですか!③ハーパーと言う素晴らしい先行馬が。しかも、黒帽子の3番枠。これはレースがしやすいと思います。逃げ馬ではないですけど、この枠ならインポケットの絶好位を取れそうです。川田騎手にこのポジションで競馬をさせたらほぼ無敵でしょう。頭までは分かりませんけど、3着以内の可能性はかなり高いと思いました。

 

リバティアイランドがいたんで秋華賞では勝つ気を出さず、叩き台に近いイメージで馬を作っていたそうです。上がり目もちゃんとあるという話。持続性を武器にしたいタイプなので京都の外回りは特に合うと厩舎も適性の高さを感じているとのこと。状態面も適性面も良いというなら軸馬として信頼して良いように思えました。これを本命(◎)にしたいと思います。

 

▲に⑦ジェラルディーナ。テンにズブくなっているので序盤の位置取りは気になりますが、ムーア騎手ならある程度の位置に付けてくれるだろうと思います。末脚自体に陰りはありませんから後ろ過ぎなければ差しが届く事は十分に考えられます。重馬場だった昨年も優勝していますから天候の不安もありません。思えばラッキーライラックの連覇も京都→阪神でした。だったら阪神→京都の連覇があっても良いでしょう。ラッキライラックと同じ勝負服ですし、そう言う結果になっても面白いですね。

 

なお、この中間に①ブレイディの調教を団野騎手がつけたのですが、父が管理する⑦ディーナの調教も団野騎手がつけています。その比較では⑦ディーナの方が感触が良かったのだそうです。現状の完成度ではまだこちらの方が上なのかもしれませんね。

 

それと、今回は伏兵陣に興味がある馬がいたので☆印で⑬サリエラと⑭マリアエレーナ辺りも狙てみたいと思います。

 

⑬サリエラの前走には明らかな敗因がありますし、凱旋門賞に登録したほどの素質馬。6番人気なら買いだと思います。欧州に遠征させようとしていたのですから雨が降っても問題なさそうです。

 

⑭マリアも⑦ディーナと互角以上の戦績ですから狙って妙味。エ杯は初出走ですが、適性面を考慮して昨年までの阪神はあえて使わず、京都で行われるのをじっと待っていたのだそう。待望の舞台で大駆け期待です。

 

他の△には②ルージュエヴァイユ⑥ディヴィーナ⑪ライラックの3頭です。

 

買い方は◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。☆から◎〇▲へ馬連3点づつで×2で6点。◎から☆△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲☆△の3連複フォーメション16点。全部で33点です。馬連の点数を増やしたので単複はなしにします。

 

<印一覧>
◎:③ハーパー
〇:①ブレイディヴェーグ
▲:⑦ジェラルディーナ
☆:⑬サリエラ⑭マリアエレーナ
△:②ルージュエヴァイユ⑥ディヴィーナ⑪ライラック

 

デイリー杯2歳S(GⅡ)

 

こんにちは。

 

府中の2歳重賞はメンバーも良いですし、コースに紛れもないのでわかりやすいですけど、大荒れした先週のファンタジーSのように他場の2歳重賞はやっぱり難しいですね。特に秋は府中以外に京都でしか2歳重賞がないので、京都は特に難しいという苦手意識が何となくあります。また、ずっと阪神でやっていたので頭が阪神脳になっているのかもしれません。あまり捻っていませんが、京都だとイマイチ自身が持てません。

 

本命(◎)は②ジャンタルマンタル。新馬戦でのレース振りに好印象があり、レースが上手い。勝ち方も立派でした。2歳でこれだけ動いてくれると計算しやすいですね。また、前走は仕上げ過ぎない余裕残しの状態で使われていましたので状態は上向いています。よりしっかりとレースを運んでくれるのではないかと感じました。京都の外回りコースを経験しているのもグッドです。これがGⅠ級か?と言われるとまだわかりませんが、強調材料があり、不安材料がないという点で主軸に扱える馬だと思います。

 

なお、申しましたように新馬戦を余裕残しで使っていますので、今回はその部分が削ぎ落され絞れた状態です。10k減ぐらいになるそうですが気にする必要はないそうです。

 

対抗(〇)にはムーア騎手の⑧フルレゾン。序盤の立ち回りに少々難がありますが、終いに脚をしっかりと使える点で追い比べで有利になる馬だと思います。走りも力強いので道悪もこなしそうな印象を受けます。足りない部分は強力な鞍上により相殺されるるのではないでしょうか?上位に採って良い1頭だと思います。

 

現在の1番人気⑨カンティアーモが▲です。ちょっと気性に難しい所があるようなので関東からの輸送を考慮して3番手としています。ただ、まともに走れば誰も捕まえられない馬かもしれません。新馬戦の内容は粗削りでしたがそのぐらい優秀です。アルテミスSを勝ったチェルヴィニアが2戦目でマークした時計より速いものを新馬戦で記録していて、その勝ち時計が2歳のレコード。速力や持続性能は推して知るべしです。反面、そのスピードや前進気性は御し難いと操縦性の弱さに川田騎手は不満を漏らしていました。その辺が弱点になるかもしれません。

 

他は手広く①クリーンエア④ダノンキラウェア⑦ジューンブレア⑩エンヤラヴフェイス⑪ナムラエイハブの5頭に印を回したいと思います。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点になります。

 

<印一覧>
◎:②ジャンタルマンタル
〇:⑧フルレゾン
▲:⑨カンティアーモ
△:①クリーンエア④ダノンキラウェア⑦ジューンブレア⑩エンヤラヴフェイス⑪ナムラエイハブ

 

ファンタジーS(GⅢ)

京王杯2歳S(GⅡ)の予想案はファンタジーSの予想案の下に更新しています。

 

こんにちは。

 

フルゲートの牝馬限定戦。何でもアリなメンバーだと思います。こういうレースはサクとやって、当たればラッキーのスタンスが気持ちが楽で良いですね。何か良い方法はないかな?と思って京都で行われた直近5年を見返してみたところ、馬券の構成要素に以下の法則を発見しました。

 

・逃げ馬or4角先頭馬が必ず1頭馬券に絡む
・他の2頭は差追or追追の組み合わせ

 

イッタイッタのイン前競馬で決まった15年以外は全てこのパターンでした。また、逃げ馬or4角先頭馬に関してはこの15年も当て嵌まっています。直線では前残りする逃げ・4角先頭馬をめがけた攻防になるのですが、好位・中位で追いかけた馬が先にバテるので、差しや追込みが決まっているようでして、直近4年でこれが続きました。これを手掛かりに予想を練ってみたいと思います。

 

先行馬の馬券になる可能性が1頭だとすると、2頭は馬券になれる差し馬か、追込み馬から狙いをつけていくのが確立が高いと考えました。この時期だと脚質はまだ定まっていませんが、既に差し追いのキャラが立っている馬が1頭だけいます。⑦セントメモリーズです。短距離馬としてはズブいですがそれもあって自然と差しポジションの競馬になっています。その末脚はなかなか見どころがありました。脚の使いどころを馬が理解しているので今回もちゃんと脚を使ってくれると思います。

 

また、京王杯2歳Sの方で述べましたようにこの馬もキャロットF側の期待の高い馬でこの馬にモレイラ騎手を乗せようとしていた動きは見逃せません。それだけ期待が高い馬なのです。関東の牝馬が輸送をして阪神を使っていたのも阪神JFを見越してのレース選択。GⅠを意識出来る素質馬なのです。人気的にも妙味が期待出来ます。本命(◎)はこの馬にします。

 

対抗(〇)には4角先頭型の馬が良いと思います。候補は数多いますが⑱クリノハレルヤを抜粋しようと思います。新馬戦は逃げて上がり最速。これだけでも凄いことですが、小倉2歳Sで強烈な末脚を決めたアスクワンタイムと同タイム上がりだった点で価値が非常に高いと思います。また、京王杯2歳Sで人気を集めている同厩のミルテンブルグよりも厩舎の期待度が高いのが⑱クリノ。ミルテンは1・2番人気ですが、こちらは10番人気でかなりの旨味があります。レース内容も良く、厩舎の評価も良いのですから積極的に買うべき馬だと思いました。

 

▲には小倉2歳S3着馬⑰キャンシーエンゼル。カルテでも話していますように前走は頓挫があって万全の仕上げではありません。それでも僅差の3着ですからこれは負けて強しでしょう。厩舎も大物感があると期待している1頭ですから本当はもっと強い馬なのだと思います。今回はちゃんと立て直せたそうで、状態面は雲泥の差。巻き返し出来る状況だと思います。また、現状はスピードタイプの先行馬ですが、行きたい馬は多く、この枠で控えてくれれば良い末脚を使えそうなイメージがあるので、それがハマッてくれればと言う感じです。

 

人気馬を消したり、穴目から入っているので不的中の確立は小さくない。なら、あまり点数を設けずに、負けてもサバサバしていたいので△は⑤クイックバイオ⑩イツモニコニコ⑯ワイドラトゥールの3頭までに絞っちゃいました。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド3点。◎から〇▲△へ3連複1頭軸流し10点。全部で21点です。

 

<印一覧>
◎:⑦セントメモリー
〇:⑱クリノハレルヤ
▲:⑰キャンシーエンゼル
△:⑤クイックバイオ⑩イツモニコニコ⑯ワイドラトゥール

 

京王杯2歳S(GⅡ)

 

こんにちは。

 

トップジョッキーがBC遠征中なのでモレイラ騎手と横山武騎手に有力馬が集中していますね。今日も5Rまでにモレイラ騎手が3勝、横山武騎手が2勝とこの二人に勝ち星が集中しています。京王杯2歳Sもこの二人で決まってしまうんじゃないでしょうか?って思うのでそうします。本命(◎)に横山武騎手の⑦コラソンビート、対抗(〇)にモレイラ騎手の⑧ミルテンベルクとします。

 

今回は⑦コラソンを上に獲ります。この馬は史上最強のダリア賞馬として蹄跡を残していくのではないかと思います。サウジRC2着馬、アルテミスS勝馬がワンツーした超ハイレベル戦だった新馬戦の3着馬。これなら重賞実績馬と同等な評価も可能でしょう。レースぶりも良く、決め手もスピードもあります。距離実績も、左回りの実績もあるので、この点で対⑧ミルテンにおいて有利です。普通に勝ち負けな1頭だと思っています。

 

⑧ミルテンも大きいところを狙っていける逸材です。キャロットFはファンタジーS出走のセントメモリーズとどちらにモレイラ騎手を乗せようかと迷ったそうです。こちらに乗せて来たという事はそれだけ可能性が高いと考えているのでしょう。前走は滞在競馬が合わなかったようで調整落ちの状態で小倉2歳Sを走ったのだそうです。それで2着は負けて強し。⑪アスクワンタイムには逆転出来そうで、頭も十分にあり得ます。

 

実績的には函館2歳S勝ち⑥ゼルトザームか、小倉2歳S勝ち⑪アスクワンタイムを▲にしておくべきですが。⑥ゼルトは高速馬場への適性が感じられないのでここでは消しで。⑪アスクワンも急な乗り替わりは想定外でしょう。不安材料になると思いますので△までにします。

 

▲には穴目で②ロジリオンです。鞍上北村宏騎手は新潟2歳Sを勝ったアスコリピチェーノと同等の評価をしています。前走の勝ちっぷりも良かったと思います。4戦目ですが疲れもなく、状態はむしろ上がっているとのこと。経験値を重視して三番手に出来るとと思いました。激走を期待します。

 

他は①アグラード⑨バンドシェル⑪アスクワンタイム⑫ジャスパーノワールの4頭に△を付けます。

 

◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド4点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション13点。全部で25点です。

 

<印一覧>
◎:⑦コラソンビート
〇:⑧ミルテンベルク
▲:②ロジリオン
△:①アグラード⑨バンドシェル⑪アスクワンタイム⑫ジャスパーノワール

 

▼10月~〇月の回収率は65.0%でした。

月毎に予想をまとめていますので参考の目安になるよう掲載しておきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算すると回収率はこうなります。

☆22年10月~23年9月の回収率は84.7%でした。