競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

8月の予想案【5戦3的中・回収率47.3%】

・このページは8月の予想案を1つのページにまとめたものです。
・新しい予想案を上から順に上書きしています。

・3歳重賞のエルムS(GⅢ)は予想案の提案を当ページにて行います。ダート戦のカルテ作成はありません。

・第2週の関谷記念(GⅢ)小倉記念(GⅢ)は状況を見てどちらか一方の予想案の提案を当ページにて行います。

古馬のGⅡ競走である札幌記念(GⅡ)は予想案の提案を当ページにて行います。

・2歳重賞の新潟2歳S(GⅢ)はカルテを作成し、予想の提案も当ページにて行います。

 

新潟2歳S(GⅢ)

 

こんにちは。

 

将来を見据えて賞金を積んでおきたいのが④ルージュスタニングと⑫アスコリピチェーノの2頭。本命はこの中から見繕うのが良いでしょう。切れ味勝負と言う最重要ファクターを満たしている⑫アスコリを本命にするのが筋だと思うのですが、北海道の騎手祭りでルメール騎手が乗りに来れなかったのが残念です。一流ジョッキーはそちらに集中していますからベテランの北村宏騎手でも十分対応してくれそうですがルメール騎手でないことがマイナス要素になるのかなぁと思いました。ここは対抗評価に留めたいと思います。

 

よって、本命には④ルージュ。友道厩舎の中でも素質上位の評価を受けているので当初は秋に備えるつもりであったようです。実際、前走後にしがらきの外厩に出されています。その予定を変更して使って来るというのはそれなりの算段あってのものだと思います。暮れのGⅠを見据えてここを獲りに来ていると見ました。

 

中京の新馬戦を勝ちあがった馬が今回5頭います。急坂のあるコースなので普通は最後の1Fで失速するものなのですがこの馬だけがラスト1Fを加速させました。このコースでそこまでキレれば平坦新潟でさらにキレ味は増すだろうと考えることが可能です。調教でもキレ味が出て来たと友道調教師も話していますので高速上がりにしっかりと対応してくれるのではないかと思います。好走を期待します。

 

⑪クリーンエアを▲とします。当該条件で勝ち上がっている点もプラスですし、その勝因も新潟コースがマッチしていたからということでコース適性がありそう。勝ち方もまだ余裕があったように思いますのでそこそこ来てくれるでしょう。

 

また、近年はウーマンズハート(1着)、ショックアクション(1着)、ブルーシンフォニー(2着)とゴドルフィン新潟2歳Sと相性がいいですね。いずれも一発屋でしたけど、その背景にあるのは牧場に坂路を作ったので2歳馬の仕上がりが早くなっているからです。⑪クリーンも先々までは分かりませんが上積みがあるそうなのでパフォーマンスはまだ上げられそうです。勝ち負けになっても驚けないですね。

 

以下は②ヴァンヴィーヴ③エンヤラヴフェイスの2頭が△です。

 

かもしれない馬券を出来るだけ買わない訓練をしているので今回はこれで試してみます。←最近は交流重賞を1・2点で当てる練習をしています。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点。◎から△へワイド2点。印5頭だと流しても箱買いしてもあまりかわらないので3連複は印オールの箱買い10点で。全部で17点です。

 

<印一覧>
◎:④ルージュスタニング
〇:⑫アスコリピチェーノ
▲:⑪クリーンエア
△:②ヴァンヴィーヴ③エンヤラヴフェイス

 

札幌記念(GⅡ)

 

こんにちは。

 

GⅠ馬②ウインマリリンや、春GⅠで4・5着の⑧マテンロウレオなど実績・能力・適性的に面白いこの2頭には印を回しても良さそうですがいかにも休み明けと言う感じ。また、状態的に買ってもよいかなぁと思っていた⑫ヒシイグアスや⑭イズジョーノキセキなどは外めの枠に入り、理想の競馬をするには不利だと感じました。今回は穴をあける立場の伏兵の方に隙を感じます。これなら実績馬に有利な札幌記念ですから人気上位を整理して予想した方が良いと感じました。1~5番人気の5頭に印を集中させようと思います。

 

ところで、札幌競馬場は今週からCコースに変更されました。その影響は大きかったようで土曜の芝戦7鞍の逃げ馬の成績が【6・0・0・1】とはほぼ逃げ切りがちでした。こんな極端な成績なんてあります?私は記憶にないですね。こりゃぁ⑤ジャックドールで仕方ないじゃん!と思って夕べは床に就きました。

 

ところが、朝起床して馬場状況を確認したところ一雨降ったようでして稍重になっていました。芝で行われた1Rと4Rの逃げ馬は沈んでいます。しかしながら、土曜の7鞍と日曜の3鞍で3着以内に来た馬の93.3%は4コーナー5番手以内でした。それ以下の通過順から馬券になったのは3着が2頭いただけです。根本的な馬場傾向に変化はないようなので先行有利と言う認識で良いと思います。

 

以上のことから、今年は先行しているか、4角で先行集団の一戦に押し上げていける機動力のある馬が馬場の恩恵を受ける事が出来ます。よって、本命(◎)は⑤ジャックと言う事になります。まるでこの馬の連覇の為に馬場が用意された感じすらします。今日の馬場状況の恩恵を最も受ける馬ですね。

 

でも、大阪杯こそ逃げ切りましたがこの1年で逃げたのはこれだけ。最近はスタートもあまり早くないですし、破滅型の同型が2頭もいるしで逃げれるかどうかはわらないですね。それでも前有利な状況を3番手でいければ全く問題ありません。脚質的なアドバンテージは大きいままです。連軸という事なら⑤ジャック本命で良いでしょう。

 

天皇賞(秋)に向けてと言う1戦でメイチではありませんが仕上げの感じは悪くなく、他のGⅠ級よりは勝ち負けを意識している状態にあります。また、次走でドゥデュースに武豊騎手が乗るのは明白。こういう状況では乗り替わる前にきっちりと仕事をしておきたいと考えるもの。鞍上サイドも勝ちに拘った乗り方をしてくれるでしょう。

 

なお、この馬の先行は最後1Fで常に1秒前後も失速し最後は止まるタイプです。そこを差されることはあるでしょう。頭狙いの買い方にはリスクがあると思われます。

 

対抗(〇)には①ソーヴァリアント。機動力のある先行馬でこの馬も今日の馬場傾向にあっています。1枠1番も超絶好。この条件は2戦2勝であり、重賞2勝もこういう条件。適性面に不備はありません。特にこのコース・条件で33.0秒(コース史上最速上がり)というとんでもない上がりを記録した事があるのだから凄い。その末脚を再現出来れば突き抜けまで。ルメール騎手は過去にGⅠで通用する馬と話していましたし通用する力はありそうです。問題は自ら走るのを止めるような感じの近2走の負けっぷり。詳しくは割愛しますがそれはどうやら大丈夫そうです。厩舎は自信を持ています。終って見ればルメール騎手だったなんてことはあるかもしれませんよ。

 

▲に⑥ダノンベルーガ。現役最強のイクイノックスと互角の末脚能力を持ちます。このメンバーでは力が抜けているでしょう。仕上げの面に関しては最終追いでよくなったとのことなので8分ぐらいには来たのではないでしょうか?他の馬も100%仕上がっている訳ではないのでこのぐらい出来ていれば能力差で何とかしてしまえると思います。右回りに関しての言及は特にないので左回りベストの評価に変化はありません。が、そこまで不器用でもなく、操縦性は良いので上手く立ち回ってくれると思います。極端な追込み馬と言う訳でもないのである程度の位置から末脚を繰り出してきたらやっぱり怖いですね。終って見れば強い4歳世代だったなんてことはあるかもしれませんよ。

 

△で④シャフリヤールと⑬プログノーシス。これらが勝つシーンも十分あると思うのですが、稍重になったことが④シャフリにはマイナス材料となり、出遅れる事もしばしばな後方待機の⑬プログノは馬場バイアスがマイナス材料となりました。本日の諸条件がちょっと厳しいと思われます。

 

買い方は、⑤ジャックが差される想定で単勝は〇▲の2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつの×2で6点。◎から△へワイド2点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション5。全部で15点です。

 

<印一覧>
◎:⑤ジャックドール
〇:①ソーヴァリアント
▲:⑥ダノンベルーガ
△:④シャフリヤール⑬プログノーシス

 

 

関屋記念(GⅢ)

 

こんにちは。

 

当初はこちらを本線に考えていたのですがルメール騎手の馬が熱中症で回避してしまったので勝負と言う感じではなくなってしまいました。ただ、それなりに調べはしたのでせっかくなのでちょっとだけ。

 

サマーシリーズ3戦目なのでポイント状況に応じた予想も必要かもしれませんが、マイルシリーズは条件を満たせずチャンピオン不在になる年もあるのであまり気にしなくても良いかな?と思いました。それよりも「牝馬」と「先行決着」の2点に注目した方がいいと思いました。

 

牝馬は登録も多かったですが1~5番人気まで牝馬が独占している状況です。さらに言えばアイビスSDレパードSも新潟重賞を勝ったのもどちらも牝馬。夏は牝馬と言いますが、酷暑だから余計にそうなっているのかもしれません。今回も勝ち馬はこの5頭から出るかもなと楽に考えています。

 

また、土曜の競馬をチェックしたところイン前競馬のイッタイッタばかり。外回りでも内回りでも直線の長さに関係なくイン前有利な競馬が続きました。さらに言えば関屋記念の傾向そのものが先行有利なもの。今回もそう言う競馬になってしまうんだろうなと思います。

 

以上から、上位5頭の中で両方の条件があてはまっている⑧ララクリスティーヌと⑭ロータスランドを中心。奇しくも複勝率の良い前走GⅠ組。これなら迷う必要もなさそうです。酷暑が続く夏期に連戦していないというのもプラスになると思いますし、実際状態は良いですね。両陣営とも好走を確信しています。

 

この2頭ならより内めの⑧ララを本命(◎)として、⑭ロータスを対抗(〇)としたいと思います。他は後ろから行くタイプの牝馬なので評価を下げましたが▲にするなら⑮アナザーリリックがいいかもしれません。津村騎手は穴人気になっている⑯ラインベックからも騎乗依頼がありましたが迷いなく⑮アナザーを選んでいてここはやれると思っているようです。

 

△に①ディヴィーナ、②アヴェラーレですが、人気薄の牝馬⑰ビューティフルデイをチョイスして押えは3頭とします。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド3点。3連複は◎〇から▲△への2頭軸流し4点。全部で15点です。

 

<印一覧>

◎:⑧ララクリスティー
〇:⑭ロータスランド
▲:⑮アナザーリリック
△:①ディヴィーナ②アヴェラーレ⑰ビューティフルデイ

 

小倉記念(GⅢ)

 

こんにちは。

 

どんだけ速いんだろう?と期待していた小倉の馬場は思いのほか遅く、近3年の様な高速馬場ではないですね。去年までのレコードが連発してしまうような異常な速さは感じません。週中の雨の影響を強く残しているようでクッション値も8.9と低いまま。区分では「標準」ゾーンの真ん中より少し良いぐらい。これなら速さは問われませんから軽斤量有利と言う方程式は成り立たないと思われます。今年は久しぶりに57k以上(今年基準なら58k)の好走もあるのではないかと思います。

 

また、高速馬場→流れが速い→→ハイペース→先行馬が止まり追込み決着、と言う図式が近3年にはあったのですけどそう言う事も無くなるんだと思います。とりわけ今年は先行勢力が手薄で逃げ馬は②テーオーシリウスのみ。スロー展開を想定した方が良いかもしれません。先行抜け出しが今回の勝負手となるのではないかと思います。

 

なお、この②テーオーは単騎確定でやりたい放題に出来る状況です。この馬は時に大逃げかますことがあり、芝でした全3勝はこれがハマった時のものです。その内の2勝が小倉1800m戦でコース相性は良さそう。後続との差が大きいわりにペースは速くないという事もあります。4番人気と支持が集まっているのもそう言う事情が考慮されたのでしょう。55kも有利なので逃げ残りには注意を払った方が良さそうです。

 

以上のことから、軽ハンデの恩恵が小さくなり、展開的にも先行有利なレースになると考えまして◎に④マリアエレーナ、〇に③エヒト、▲に⑩ククナと言う予想にしました。

 

④マリアは昨年から2.5k増ですがその昨年が5馬身差。斤量増を当時の着差で相殺できるのではないかと考えれば3着以内には残せるだろうと考えます。このハンデも愛知杯で克服済みのものですからこの馬自身はこなせると思います。

 

あとこれは私怨ですが・・・

 

私は松山騎手の金鯱賞での大ヘグリを未だ恨んでいます。あれだけは本当に許せない。その恨みは晴れないままです。あれじゃ馬が可哀想。ここでしっかりと清算して欲しいと思います。松山騎手が普通に乗れば勝ち負けだと思うのでなんとかして頂きたい!

 

・・・・って期待していたんですけど、松山騎手は昨日から人気で負け過ぎです。3~4番人気の馬で16・16・11・14・11着ってあり得ないでしょう。これでは金鯱賞の再現が怖いですね。本命と対抗を切り替えることにしますます。本命(◎)③エヒトで(〇)④マリアに変更です。

 

その③エヒトですが川田騎手が騎乗依頼を受けました。川田騎手はさすがの成績。土曜の後半から日曜の前半まで騎乗機会4連勝。私もレースを見ていましたが「それで勝つの?」って言う勝利がいくつかありました。ホント凄い。このエヒトに関しても狙っているようでして、最初のコーナーの位置取りに勝負を賭けると作戦を練っています。この話からも好位のインで立ち回るつもりでしょう。これなら展開もハマりそうです。

 

海外遠征帰りの前走は仕上げ切れなかったようなので1度使った上昇度も大きい。実績から言えば5番人気はナメられています。一発の期待は大きいですね。と言うかですね、③エヒトと言えば田中勝春騎手でしょう。その田中勝騎手を降ろしている時点で勝利への執念を感じます。変な競馬には絶対にならないと思えます。

 

七夕賞2着のような競馬が出来れば⑩ククナも今回の想定から上位に採る事が出来ます。陣営曰くローカル向きとのことなので小倉でも走れると思います。なお、七夕賞後は福島競馬場福島県天栄→滋賀県栗東→福岡県小倉と段階的に移動してきていますので長距離輸送の負荷を出来るだけ軽減するよう工夫されています。

 

後は逃げ方次第で残り目がある②テーオーを☆印の4番手として、他は⑥カテドラル⑦ゴールドエクリプス⑮レヴェッツァの3頭を△とします。

 

◎の単複2点。◎〇▲の馬連を箱で3点。◎〇▲☆のワイドを箱で6点。◎から△へワイド3点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲☆△の3連複フォーメション13点。全部で27点です。

 

<印一覧>
◎:③エヒト
〇:④マリアエレーナ
▲:⑩ククナ
☆:②テーオーシリウス
△:⑥カテドラル⑦ゴールドエクリプス⑮レヴェッツァ

 

レパード(GⅢ)

 

こんにちは。

 

良馬場で行われるレパードSは1分51秒台で決まるようになっています。ですが、この時期の3歳馬にこの時計で走った事がある馬は少ないですね。今回のメンバーでは⑭クールミラボー1頭だけの様です。では、この馬を本命にすればいいでしょう。ですが、先行有利なレースでもあるので後ろから進める脚質がこのレース向けとは言えません。セオリー上対抗(〇)評価が無難でしょう。ただ、機動力があるので4角射程圏の競馬は出来ますから突き抜けの可能性は小さくないと思います。ここを目標に状態はかなり良いようなので決勝点前では大体来ていると思います。

 

これ以外で時計的な価値の大きい記録を持つ馬を探したところ⑥オメガギネスの記録が優秀だと思いました。前走の勝ち時計は1:53.2に過ぎないのですがこの時計こそ優秀です。翌日の古馬2勝クラスより1.0秒も速く、さらに同開催の古馬OP総武Sよりも0.4秒も速いものでした。潜在的な速さはこの馬が一番かもしれません。そこに期待したいと思います。また、前走の勝ちっぷりも強烈でした。とても届かないところから加速ラップを差し切ったのですから凄い。ポテンシャルが普通に高そうです。頓挫明けの久々で良い状況とは言えませんけど先物買いのつもりでこの馬を本命(◎)にしたいと思います。

 

▲は⑨ミスティックロア。ダート重賞と言えば川田騎手と言うイメージですが、その川田騎手がこの馬の素質にほれ込んでいます。しっかりと乗ってくれると思います。見た感じ持続戦で力の問われる展開で強いと思うので、重賞でペースが速くなった方が力を発揮出来るのではないかと感じます。この馬の圧勝も視野に入れておく必要があると思います。ただ、テンションが高いところがあると陣営は泣いていますからそれが出なければですね。

 

その他は②ソッコータルマカ⑤ライオットガール⑩パクスオトマニカ⑬エクロジャイト⑮ハッスルダンクの5頭に△をつけます。

 

買い方は◎の単複2点。◎〇▲の馬連・ワイドを箱で3点づつ×2で6点。◎から△へワイド5点。◎〇-◎〇▲-◎〇▲△の3連複フォーメション16点。全部で29点です。

 

<印一覧>
◎:⑥オメガギネス
〇:⑭クールミラボー
▲:⑨ミスティックロア
△:②ソッコータルマカ⑤ライオットガール⑩パクスオトマニカ⑬エクロジャイト⑮ハッスルダンク

 

▼10月~5月の回収率は92.6%でした。

月毎に予想をまとめていますので参考の目安になればと思って、今後掲載していきます。資金配分まで公開するつもりはないので実際はそんな事もないんですが計算や表示方法の関係で単複も含めた全点を均一で計算すると回収率はこうなります。