競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

宝塚記念(GⅠ) 出走馬カルテ②

 

こんにちは。

 

こちらは、

 

の、続きになります。↑ではファン投票で選出された10頭のカルテを公開しています。このページでは賞金順で出走する7頭のカルテを更新していきます。宝塚記念は25日(日)に行われます。前日の24(土)に更新を完了します。

 

予想案は各ページの最下部にある専用ページにまとめてあります。ブログカードを貼っておきますのでそちらをご覧ください。

 

賞金順

 

ボッケリーニ

 

浜中様のコラムをを読みました。「ボッケリーニと挑む宝塚記念が行われますが・・・」としつつも、メイショウハリオで参戦する「帝王賞も楽しみなレース」と話しています。その後のコラムもボッケの事には触れず、フェブラリーSかしわ記念の回顧をつらつらと語っています。頭の中は帝王賞で一杯と言う感じですね。勝利を意識できるのは宝塚記念よりも帝王賞と言うことなんでしょう。まぁ、そうなりますよね。今年の夏は大井が熱いですから。

 

さて、ボッケについて。この馬は本当にエライですね。6歳になった昨年から重賞オンリーの出走で8戦して2勝2着3回3着1回。馬券になれなかったのはJCと有馬記念だけ。GⅠ以外の重賞では必ず馬券になっています。今年も日経賞2着、鳴尾記念1着とレースグレードを下げれば確実に着を上げて来ます。7歳になってこういう成績を残せる馬ってなかなかいないと思います。

 

ただ、こういう成績は余計に力差を感じさせてしまいます。JCが17着、有馬記念が11着と大敗と言って良いでしょう。また、2年連続2着だった日経賞の結果がGⅠ級との力差をより如実に語っていると思います。勝ち馬はいずれもタイトルホルダーでしたが昨年は完全な叩き台として使っていたので仕上げの良くない状態でした。そのタイトルにクビ差であったのに対し、今年は直近の敗戦を払拭するためにかなり作り込んでいました。能力全開となったタイトルとの差は8馬身と大幅に開くことになりました。GⅠ級が力をだしきるとやはり差があるんだなぁと実感させられます。浜中様のコラムもこういう実情を反映してのものなのでしょう。勝ち負けはちょっと厳しそうです。

 

でも、今回は良い枠を引いているのでちょっと注意が必要です。昨秋のGⅠ2戦もそれなりに色気を持っていた陣営でしたがどちらも外枠を引いてしまい戦前に厩舎のトーンが急降下していました。迫力ある末脚で勝負するタイプではなく、立ち回りを利して直線で抜け出すのがこの馬のスタイルです。だから内枠命みたいなところがあります。今回の2枠4番は待望の内枠と言えそうです。これならJCや有馬記念よりは走る事が可能でしょう。GⅠ級との差は縮まるはずです。掲示板ぐらいはあっていいかなぁと思えます。

 

そう言えば、この馬は兄がラブリーデイですね。3連覇のかかったゴールドシップがやらかした時の私の本命馬。15年の宝塚記念を制した馬です。そのラブリーも鳴尾記念勝ちから連勝でこのレースを勝ちました。兄弟で同じ軌跡をたどれれば面白いんですけどね。ボッケも兄同様に晩成なタイプ。昨年より劣化したという事は一切なく、池江調教師も7歳でもフレッシュだと話していました。ピーク時の能力は維持しているものと思われます。距離もこの辺が最も良さそうで、器用さを生かせる内回りは絶好の条件。枠にも恵まれたとなると激走条件の揃った1頭と言えそうです。勝ち負けはともかく生涯一のパフォーマンスをここで見せてくれると思います。馬場が渋るようなら一穴あけても。

 

ジオグリフ

 

この馬が回避した事で帝王賞に繰り上げ出走となるのが5連勝中(重賞2連勝中)のプロミストウォリアです。プロミストはノーザンF生産馬ではありませんがノーザンF系クラブのシルクR。サンデーRのジオと裏取引でもあったのではないかと勘繰りたくなります。帝王賞を勝つ確率はどちらが高いか?の計算は働いたのかもしれません。だとすると帝王賞のプロミストは面白くなりますね。メンバーもごっついところが集まりましたからダートの頂上決戦にふさわしい。スポーツ的な醍醐味は宝塚記念のイクイノックスに任して、ギャンブル的な醍醐味は帝王賞と言う気がします。夏の大井は熱いんです!

 

さて、ジオですが。帝王賞と両睨みと言いながら同厩イクイノックスと共に栗東入りしました。でも、これって元々宝塚記念をメインに考えていたんじゃないですかね?いくら美浦の坂路が使えないからと言っても、南関東のGⅠを使うのにわざわざ栗東に持っていくものでしょうか?ここは最初から狙った鞍だったように思います。だとしたら要注意になりますね。

 

この馬のウリは皐月賞馬であること。そして世界でたった2頭しかいないイクイノックスに先着した馬であることでしょうか?でも、皐月賞以降は負け込んでいるので逆にジオに先着した事のある馬が非常に多くいます。宝塚記念の出走馬にもアスクビクターモア、カラテ、ダノンザキッド、プラダリアなどイクイノックス以外に4頭もいます。れっきとしたGⅠ馬ですが皐月賞以降にこれだけの馬に負けたとなるとどのぐらい強いのかわからなくなります。近走はダートを走っていたりと迷走気味な感じも嫌ですね。この馬の現在地が分かりません。皐月賞以降の敗戦を少し整理してみましょう。

 

まず、ジオの特徴として左回りより右回りの方が良いとされています。昨秋に出走していた天皇賞(秋)時には左回りだと外に張る面があるという事でなかなか強気なれなかったようです。だから天皇賞(秋)をステップに右回りの香港Cが本線と考えていたみたいでした。だったら香港Cで結果を出して欲しいところでしたが直線走路で致命的な不利。ブレーキをかけて進路を切り替えるロスがあり6着まででした。この香港C以外は全て左回りのコースなので適性がズレていたと解釈する事が出来ます。また、ダービーでは距離も長かったようなので余計に負けてしまった感じでしょうか?このように負け続けた4戦にはそれなりに敗因があるので大目に見てあげる必要があるかもしれません。

 

どうも好走条件を選り好みする馬のようですね。この事を踏まえて過去の成績と照らし合わせると今回の条件は皐月賞以来のベスト条件となるかもしれません。札幌2歳S皐月賞の様に小回り・内回りの1周コースを機動力で圧倒するのがこの馬のベストパフォーマンスと言う気がします。直線の長いコースよりも3~4コーナーぐらいから勢いをつけていく方が直線の末脚は際立つタイプでしょう。阪神の内回り条件で面白いのではないかと思います。

 

ただ、距離に関しては微妙かもしれません。ダービーの2400mより短いのは良いのですが、ノド鳴りを持っている馬なのでタフな条件や長めの距離は出来れば避けたい。そう言う理由で2000mのホープフルSではなく、マイルの朝日杯FSを選択した馬だったはずです。2000mぐらいまでが限界の可能性はあるのかなぁと思います。残りの1Fをどうこなすでしょうか?

 

あと問題になりそうなのは、現状の能力番付が見えにくい事でしょう。近2走がダート戦なので芝のトップクラスとの力差が分かりません。この問題はちょっと難しいですね。ただ、能力は落ちていないと思います。ダート戦でしたけどサウジCでは快速パンサラッサと雁行気味に先行してギリギリまで粘った4着。力が無ければこういうパフォーマンスは出来ないのではないかと思います。また、不利のあった香港Cでも脚を余していましたので力負けだったとは思えません。なかなか良い所がありませんが弱い走りをしている訳でもないのでピーク時の力は今も保持していると思います。

 

そしてこれはそもそも論ですが天皇賞(秋)で鞍上に予定していたのはあのスミヨン騎手です。いろいろあって乗れませんでしたけどノーザンFが世界中で最もアテにしているジョッキーです。そう言う騎手を乗せたくなるような素質があったと考えるとこの馬のポテンシャルもやはり馬鹿に出来ません。久しぶりにこの馬向きの条件になる可能性もありますので人気もないなら押さえてみても良いのかなぁと言う気は少なからずしています。

 

ユニコーンライオン

 

2年前の2着馬ですね。その後に長い休養がありましたので復帰後は芳しくない成績でした。が、使いながら調子が戻ってきて、昨秋ぐらいから以前のようにコースでも追えるようになりました。これでレースに向けて仕上げることが出来るようになっています。2年前のデキに戻っているかの判断は難しいのですが、福島記念を勝ったり、香港のQESを5着と粘ったりと自分の形で運べた時の粘りは戻ってきていると思います。2年前に近い状態に戻れていてるのではないかと想像します。

 

2着に粘った2年前の宝塚記念を勝ったクロノジェネシスと今年同じ条件で行われた京都記念を勝ったドウデュースの勝ち時計は全く同じの2:10.9でした。宝塚記念は開催2週目で、京都記念が開幕週と共に馬場状況は良好でしたので同価値のレースと見て良いでしょう。この2レースを逃げてペースメイクしたのがこの馬なのですが同タイム決着と言うだけあってペースもほとんど同じものでした。1000m毎の通過タイムを比較すると

 

宝塚記念:1:00.0-1:59.2→2:10.9
京都記念:59.5-1:59.3→2:10.9

 

となっています。マークが厳しかったので京都記念の方が序盤が多少速くなっています。その為かこの馬の入線タイムは

 

宝塚記念:2:11.3
京都記念:2:12.1

 

と直線での粘りを欠き時計も着も落としてしまいました。京都記念ではエフフォーリアが馬体を併せて圧をかけていましたからそれでペースが上がってしまったようです。それで直線の粘りに差が出ているのだと思います。やはり逃げ馬なので楽にマイペースで進めて行きたいところですね。実際、2着に粘った2年前はレイパパレが引いてくれたので単騎の形を取ることが出来ていましたから。

 

ですが、今回も京都記念と同様のレース展開が予想されます。ハナはこの馬が奪うのでしょうがこれに並びかけて行きそうなアスクビクターモアやドゥラエレーデがエフフォのように圧をかけに行くのではないかと思われます。GⅠ馬1頭でもしんどかったのに2頭ともなるとさらに厳しくなりそうです。展開的にはちょっと厳しいなぁという想定になります。また、2年前は開催時期が2週も早かったので馬場の恩恵も少なからずあったと思います。従来の開催最終週に戻る今年は余計にしんどいことになるかもしれませんね。

 

ミクソロジー

 

出走回避

 

ブレークアップ

 

GⅠ初出走だった先のグランプリでは跳ね返されましたが天皇賞(春)で4着と一応の結果が残せたんではないかと思います。阪神大賞典の好走も含めて重賞戦線で安定して結果を残せたのは良いですね。4歳の秋から本格化の兆候がありいよいよ充実期に入って来たようです。5歳になってから転厩した吉岡辰厩舎のスタッフもこの馬の扱いになれてきたようで良化の一途をたどっています。全体的なムードは悪くないですね。

 

この春の2戦は3000m級の長距離レースを使われていて距離は長くて問題ないという結論が厩舎の中では出ています。ステイヤーとしての資質の高さを感じているようです。とは言え、もともとは2200m~2500mをメインに走っていたのでこの距離で力を発揮出来ないということもないのだと思います。でも、正直に言えば長距離をこなせる中長距離タイプなのか、中長距離にも対応出来る長距離馬なのかはわかりません。一番ベストの条件はどこなのでしょう?はっきりさせたいところですがちょっと難しいです。

 

ただ、この馬にはユニコーンライオンが作り出すペースは忙しいかもしれませんね。長めの距離でキャリアを形成してきているのでテンに速いペースの経験が多くありません。後傾の持続戦に対応出来る力はありますが前傾ラップに対する耐性はあまり強くないように思います。基本的に先行馬なので序盤が速い流れになるとそれに付き合う事になるので展開の影響を受けやすいと思います。ユニコーンも最近はダッシュが速くなって来ているので最初の3Fぐらいを34秒ぐらいで入って行きます。ブレークはこのペースはあまり経験が無いのでそこに破綻の可能性があったりするかなぁと思います。実際、この春の2戦も道中で息を入れらるレースばかりでしたからそれで結果を出せているのかもしれません。タイトな展開になった時に最後まで脚を伸ばす事が出来るでしょうか?

 

2200mの適性も本当にあるか分からないですし、展開想定からも押しにくい。それに相手も天皇賞(春)に比べると強くなっています。今回は積極的な評価がしにくいですね。

 

モズベッロ

 

道悪競馬で強く馬場が悪かったGⅠで2度馬券圏内に突入しています。その時に負かした馬は

 

20年宝塚記念(稍):サートゥルナーリア、ラッキーライラックワグネリアン、ブラストワンピース

 

21年大阪杯(不):コントレイル、グランアレグリア、サリオス

 

※4・5歳のGⅠ馬のみ抽出

 

と、どれも骨っぽい面々でした。

 

また、大阪杯以降は9戦を消化していますが掲示板に載れたのは不良馬場だった2走前の新潟大賞典のみ。それ以外の7戦は全て良馬場のレースなのですがただの1度も好走がありません。もう徹底的に道悪競馬でないと走りません。物凄い個性ですね。

 

22年の1年をまるまる休養しているので今は復調期間中と言う事もあるのでしょう。ただ、新潟大賞典を好走したからと言っも4着まで。GⅠで入着する馬がローカルのGⅢで馬券になれないというのは物足りないですね。往時の勢いはもうないのでしょう。仮に道悪で宝塚記念が行われたとしても今は入着出来ないかもしれません。

 

故障明けの7歳馬ですが能力的な話や状態面の話はあまりされたことがありません。言う事はいちもと変わらずに雨が降ればチャンスがあると言うことだけ。陣営のこの姿勢は若い頃から変わりませんね。じゃぁイラナイんじゃないですか?今年は良馬場が濃厚ですから。

 

スルーセブンシーズ

 

ソダシ世代の5歳牝馬。ここまで大事に使われすぎていたり、脚元の不安が出たりとあったので数を使われておらず出世も遅れてしまいました。若い頃から素質は認められています。その頃より長距離志向の強いところがありました。条件戦を走るようになってもその辺はかわりません。ので、前走勝った中山牝馬S(1800m)は短いぐらいで厩舎もその辺は認めていました。そこを高い中山適性と54kのハンデで克服してしまったという感じの様です。馬の状態も上がって来たので今ようやく軌道に乗ってきました。

 

この距離適性なので昨年は本気でエリザベス女王杯を狙っていたぐらいですから、前走から2Fの延長は望むところだと思います。今年は凱旋門賞に登録して競馬ファンを驚かせましたがそれだけ長距離適性を見込んでいるのでしょう。本当に行くかどうかは分かりませんがそう言う馬の宝塚記念参戦は納得できるところです。この適性でヴィクトリアMに行くわけにもいきませんから。凱旋門賞に行かなかったとしてもこの距離のGⅠを経験する事は秋のエ杯への良い経験となります。実際はそういうところに参戦の目的があるのではないかなぁと勘繰っています。

 

この馬も栗東に早めに入り滞在しています。競馬場にいる時間が長くなると馬体を減らす馬なので過去に遠征した阪神の2戦は大敗しています。現地で一泊しない方がいいそうです。そこをケアするために早め入厩の手段を採ったそうです。結果を出すための最良の手段だと思います。

 

特徴はしっかりとした末脚を持っていることでしょう。重馬場や上がりのかかるタフな展開でも末脚の威力が落ちない万能的な末脚を使えます。また、中山牝馬Sでは上がりの競馬で33.8秒と言うおよそ中山らしくないキレ味を披露しました。どんな状況でも上位の脚を使えるので展開に関係なく地力で勝ち負けに加われるようになっています。また何故か中山ばかりを走っているのですがそれだけに機動性が非常に高い。コーナーでの加速が速いので内回り条件で安定した立ち回りを見せています。阪神2200mもこの馬の得意な条件に入ると思います。

 

とは言え、さすがにここは相手が違いすぎます。牝馬同士のエ杯ならまだしも現役のトップクラス相手に強く推せる根拠は乏しいと言わざるを得ません。まぁまぁの上がり最速キャラですがさすがにこの相手だと末脚の優位性を失ってしまうのではないかと思います。良い馬である事は間違いないと思いますがここは試金石と言わざるを得ません。A級牝馬並みのポテンシャルを有しているかもしれませんがここまでの戦績でそれを証明する術はないですね。この馬を優先する前により面白い馬がたくさんいますので印の都合をつけるのは難しいです。

 

 

ブローザホーン

 

出走回避

補欠

 

ウインマイティー(マーメイドS出走予定)

 

出走回避

 

プラダリア

 

阪神コースは良いのではないでしょうか?青葉賞が良い勝ち方だったので目一杯に追える府中のような直線の長いコースが良いのかと思いきや、今回と同じ条件だった京都記念の走りも良かったですね。求められる適性が違うのに器用に走っていました。どうも左回りだと手前の替え方がぎこちない時があるそうです。1月の日経新春杯(中京)なんかがそうだったみたいです。だから次戦の京都記念阪神コースの方が絶対に良いと厩舎では話していました。右回りの方が走りがスムーズで確実に力を出せる条件みたいです。

 

また、4枠8番の枠も言う事ないですね。前に馬を置いて走った方が良く、壁を作れないと引っ張って走らないといけない場合があります。それでは脚が溜まりません。この枠なら馬群の中で競馬が出来るので壁を作りやすい。脚もきっと溜められるでしょう。日経新春杯も、京都記念も前に壁を作り切れていなかったので弾けっぷりが少々弱くなり最後が甘くなっています。しっかりと脚を溜められるならもう一脚使ってくれるのではないかと思います。

 

このように今回の条件はこの馬に適しています。イクイノックス以外ともそこまで大きな差があるように思えません。結構やれるのではないかと思います。なのに、今回の人気は16番目。ちょっと下過ぎではないでしょうか?やっぱり2番人気を裏切った目黒記念の5着で評価が辛くなっているんですかね?

 

でも、目黒記念は陣営も最初から泣いていました。デキが良くないと。今年2戦のデキと比べても明らかに見劣ると調教師は断言していました。負けて然るべきみたいな状況で使われていましたから私も予想の提案にこの馬を入れる事が出来ませんでした。

 

この馬については幾度か指摘していますが休み明けは仕上げが難しいタイプで典型的な叩き良化型です。3ケ月振りだった目黒記念で物足りなかったのもこの馬の個性通りだったと言えるでしょう。それでも、0.3秒差なら目黒記念は良く走ったと思います。正直もっと負けると思ったのであの状態でこの結果は馬が強くなっているのだと思います。

 

青葉賞優勝、ダービー5着と3歳春期は良い結果を残せていましたがそれでもまだまだ成長途上と言う評価。将来が期待されたものでした。昨秋は体調を整えられなかったので凡走しましたがそこで無理せず休養を取ったことでしっかりと立て直されました。また、この休養で成長も進んだそうです。ここで馬の力は一段上がっています。途上だった成長がようやく能力に追いついて来たのかもしれません。今年の3戦も勝ち鞍までは無いですが着差を小さく出来ていて昨秋の様な物足りなさはもう感じません。

 

条件的には良いですし、馬も強くなっていて、目黒記念を使った上積みも期待出来ます。乗り慣れた池添騎手が乗れないのはマイナス材料ですけどこの馬が16着って事はあり得ないと思います。人気以上の入線は確実です。

 

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