競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

皐月賞(GⅠ) 出走馬カルテ①

こんにちは。

 

皆さんはもう見ましたか?桜花賞のジョッキーカメラの映像を。

 

桜花賞のリバティアイランドに騎乗していた川田騎手にジョッキーカメラが装着されていました。JRAがそれを公開しています。川田騎手目線の映像は実に衝撃的でした。凄いですね、このドラレコ。リバティが道中でどのように動いたかも本当に良く伝わってきます。入線してから流して行く時の川田騎手の息遣いや馬へのねぎらいの言葉、2着コナコーストの鮫島騎手と交わした「お前の馬に勝たれるかと思ったは」なんてやり取りも収録されています。

 

実に迫力満点の映像はどんな映画やドラマよりもリアルで感動的でした。皆さんも是非ご視聴される事をお勧めします。ただ、この映像を見て思ったのですが1分30秒はとても孤独な世界に感じました。自分にはとても耐えられないなと思いました。騎手は馬と会話しているのかもしれませんが、こんな世界で戦っているかと思うとホント凄い人たちだなぁと改めて思うのでありました。

 

そして、私は思うのでした。このジョッキーカメラは騎手全員が平等に装備していたものなのか?一部の有力馬のみとかではないのか?だとしたら、皐月賞でカメラを装着するのはどのジョッキー?それが分かれば的中の近道になる!パドックを観察していたらそれが分かるかもしれない!ということを。私はこういう下衆な人間です。

 

皐月賞は16日(日)に行われます。前日の15日(土)には更新を完了します。今回は前走毎にまとめ、簡単なレース回顧を添えて更新していきます。ページは2枚ぐらいになると思います。1枚目にディープインパクト記念組、スプリングS組を扱い、それ以外は2枚目に更新する事に致します。 

 

予想案は各ページの最下部にある専用ページにまとめてあります。ブログカードを貼っておきますのでそちらをご覧ください。

 

弥生賞DI記念

 

見ために淡泊なレースだったがレース内容はアスクビクターモアが勝った前年とほぼ同じものだった。1000m通過が0.1秒速く走破時計も0.1秒速いだけ。ただ、昨年も本年も勝ち時計はかなり速い方でこの10年では2番目に速い時計である。昨年の1着アスクビクターモア、2着ドウデュースが皐月賞で好走したように、ディープインパクト記念をこのぐらいで走っていれば合格点と言うことなのだと思う。

 

トライアルの性格上スローの上がりの競馬になりやすく、今年もそうなっている。上がり3Fの競馬になっているのでレースの内容から各馬の評価を上げる要素はほとんどない。ただ、2着トップナイフがホープフルS2着時の時計を1秒以上縮めて走っているので2歳時よりも馬が良くなっていると思われ、この馬を物差しにするとGⅠ級の扱いをしても良いのではないかと思う。

 

1着:タスティエーラ

・先行しながら差し馬並みの末脚を使う。タイプとしてはエフフォーリアにかなり近い。

新馬戦のパフォーマンスはとても高いがムーア騎手が馬を動かし過ぎた印象で、騎手が変われば新馬戦の様な圧倒的な走りは出来ないかもしれない。

・時計面での上積みはなかったが、発馬からポジションが定まるまでの序盤の立ち回りが良くなっていて、レース振りは進化していた。

・直線追い出してからもたつく点は少々気になった。

 

上記が弥生賞DI記念出走時のカルテ。

 

4コーナー手前から手を動かして強引に馬を動かしていく必要があったと松山騎手。勝負所でズブい面があるのでそうしたのだそうだ。このコメントでここまでの走りが全て繋がったように思う。新馬戦のムーア騎手がそこまで押すの?と言うぐらいにゴリゴリ促していたのはこういことだったのかと納得がいった。控えて大事に乗る福永騎手で共同通信杯を負けたこととも辻褄があう。要するに、松山騎手の言う通りなのだろう。瞬発的な性能が高くないのだと思われる。軽く促すだけでは動けないタイプなのだと思う。DI記念でも最終コーナーの手応えだったら2・3着馬の方が全然あったぐらい。それを見越して早めに動かした松山騎手は好騎乗だった。ただ、この点は弱点と言う事になりそうだ。こういう性能では機動力ある走りを期待出来なくなる。DI記念は10頭立てなのでスムーズに立ち回れたが、フルゲートの皐月賞ではそうもいかない。追っているうちにモマれてしまうし、コーナリングでのポジショニングにも影響が出ると思う。中山2000mが条件的にベストとは言えなくなってきた。その反面、末脚の量はかなり豊富な馬だと思われる。追えば追うほど伸びるようなところがあり、加速は弱いが長く脚を使えるので諦めずに追っていればチャンスが出て来る。騎手は大変だが頑張り処。DI記念の結果で良いとこ、悪いとこがだいぶはっきりとしてきた。この個性だと皐月賞よりはダービーの方がむいている感じがしてきた。それ以外のレース振りには特に注文が付かない。レース中の挙動や折り合い等は以前から問題が無かったし、使う度に立ち回りも上手くなってきた。適性的なズレは感じるが総合的には上位評価で良いと思う。なお、DDSPの兆候のある馬だがレースでは気にならないレベルだということ。

 

2着:トップナイフ

・レースを使う度にスタートや行きっぷりが良化している。

・ラストに加速するギアは無い感じ。ワンペースの競馬を常にしている。ただ、加速はしないが、減速もない(止まらない)。

・緩急の有るレースよりも、タイトな持続戦で良さが出るタイプと見ていい。

・逃げ、先行、差しと自在性があり、操縦性も高くなった。今ではトリックスターの思いのままに動く。

 

上記が弥生賞DI記念出走時のカルテ。

 

DI記念では陣営としては逃げるつもりであったらしく、スタンド前から出して行っていた。しかし、長休明けだったゴッドファーザーがテンションが高くなり逃げる事になる。結果、本馬は2・3番手のインポジションとなる。立ち回り的には最高だったが、ハナを譲ってしまった。そのゴッドが4コーナーでタレ始めたので進路を取るのに手間取ってしまう。これがアダとなり2着まで。レース後、昆調教師はしきりと力負けではないと語っていたが、まぁその通りだろう。とは言え、本番を見据えた仕上げであったことからも権利取りの他馬より隙もあったのだから始動戦としては上々だと思う。立ち回りの上手さはさらに良くなっていたと思うし、一度前に出られた3着馬を差し返して連対確保の走りなどこの馬の良いところも再確認出来た。また、人気薄で好走したGⅠ2着がフロックではなかったことも証明出来た。暗い材料は特にない。引き続き有力馬として扱える。コース適性は高いし、この馬自身もホープフルSから時計を1秒以上詰めているので成長らしいものもある。馬の完成はまだまだ先だと厩舎は言うが、現時点でも皐月賞好走は可能ではないか?加速はしないが、失速もしないというワンペース型の馬で、ギアが無い分決め手に弱点を抱える。決め手勝負になりやすい府中のダービーよりも、持続性で勝負出来る中山の皐月賞向きなのは明らか。勝負仕上げも考えられるので注意した方が良いと思う。なお、この馬が優勝すると素晴らしい記録が生まれる。横山典騎手は武豊騎手が持つ様々な記録を更新出来る数少ない騎手である。大阪杯で更新された武豊騎手の最年長GⅠ勝利をアップデート出来れば面白い。

 

3着:ワンダイレクト

・本馬も追い出してから一瞬で加速していて母譲りのキレ味に魅力がある。

・ここまでの2戦の内容はあまり評価出来るものがない。スローの競馬を瞬発力で好走したに過ぎないので強調出来るものが見当たらない。

 

上記が弥生賞DI記念出走時のカルテ。

 

どうしても皐月賞に出たいとDI記念はほぼメイチ。田辺騎手で決まっていた鞍上を、騎乗馬の回避で空いたルメール騎手に迷うことなくチェンジした。これはオーナー采配だったとかで権利欲しさの意欲がとても高い出走だった。そのルメール騎手に「距離が長いね~」と言われて、馬主は何を思うのだろうか?ルメール騎手は最高に上手くレースを運んでいて、勝負所での余力もたっぷり。最終コーナーは持ったままの手応えで勝ち馬タスティエーラより力強かったし、2着トップナイフにも半馬身は前に出ていた。が、伸びはそこまで。ゴール前の坂で勢いがなくなってしまった。ルメール騎手のいうようにこの負け方は距離なのだろう。母のワントゥワンはマイラーだったし、祖母のワンカラットはスプリンターだった。この母系で良く中距離をこなしていたなと感心してしまう。血は誤魔化せないということか。DI記念は道中のロスが一切ない完璧な騎乗であったから、あれ以上は出来なかったと思うので、最後の失速は正直つらい。フルゲートになる皐月賞ではDI記念の様に道中のロスをさらに押さえるのは難しい。また、距離適性が短い馬にタフな皐月賞もハードルは高いと思う。DI記念以上の惨敗もあるかもしれない。前走が完璧だったし、権利取りメイチの采配からも上積みを期待出来る状況とは言えない。母、祖母同様にこの馬の切れ味はとても凄く、この馬の長所と言える。ただ、それも皐月賞で求められる素養ではない。距離も含めて適性面のズレがかなり目立つ。行く行くはマイラーみたいな話も出ているし、NHKマイルCに出てくれば面白いし、切れ味も活かせる。本当に皐月賞でよかったのだろうか?5着に入って貰える権利はダービーでのもでNHKマイルCにはいけない。2勝馬だと賞金加算がないといけないのだが、そう言う結果は望みづらい。

 

8着:グリューネグリーン

新馬戦は上がりの競馬を好走し、未勝利戦は上がりがかかる展開を押し切った。どんなパターンでも好走に持ち込めるのは競馬センスの高さ。

・立ち回りや折り合いなど特に問題点も無く、終いにしっかりと反応出来る。

・2000mは少し長いかもしれない。勝った京都2歳Sもギリギリ抑え込んだものだし、2・3着馬は不利が合ったので恵まれた印象も。距離を克服したとは言い切れない。

 

上記が弥生賞DI記念出走時のカルテ。

 

発馬は五分でその気があれば前に行けそうなスタートだったが、行く気は見せず後方3番手で最初のコーナーを回っていった。厩舎側は行った方がいい馬だと思うとしつつも、乗り方はデムーロ騎手に全て任せるという方針だった。そのデムーロ騎手のレース後談話では、京都2歳Sでは逃げ勝ったけど、逃げて良い馬とは思っていなかったそう。最初からこういう乗り方をしたかったのだろう。ただ、デムーロ騎手が言うように確かに3~4角でマクって動いたレース振りは良かった。コントロールも利いていたし、マクれちゃう?見たいな力強さもちょっと感じた。こういう競馬も悪くなかったと思う。ただ、手応えの割に最後は伸びきれなかった。デムーロ騎手が思うほど使える脚は長くないのだろう。また、前走時のカルテでも触れたがこの馬に2000mは長い。デムーロ騎手も前走で1F長いという感触を得たようだ。正直、DI記念の末脚を見ると1800mでも長いかな?とも思う。いずれにしても皐月賞の距離は長い。フルゲートで大外マクりを決めたいなら前走の何倍もの脚力を必要とする。これならインでセコク乗って、ロスを最小限にして、最後の一脚にかけた方がまだ走れると思う。デムーロ騎手が導いた17年2着ペルシアンナイトの様なレースをした方が奇跡が起こる可能性は高くなるのではないかと思う。と、こういう事を書いていたら、デムーロ騎手なら本当にそうしてくるかもしれないと急に思えて来た。馬番次第で注意したいと思う。

 

スプリングS

 

不良馬場で行われた翌日のレースで重馬場だった。セブンマジシャン、オールパルフェなどが馬場を理由に走れなかったという敗因。道悪が与えた影響は大きかったようだ。ただ、当日は快晴のもと行われたので馬場の渇きは早く前日の外差しバイアスに変化があった模様。インコースから馬場は渇いていくのでそちらの方が走りやすくなっていたようだ。逃げたグラニットが4着、2番手だったホウオウビスケッツが2着と内めから好走を遂げていた。この馬場を読み違えたジョッキーは多かったようで出走馬の多くが直線で外に振り伸びを欠くケースが多かった。にもかかわらず、外から差し切りを決めたベラジオオペラはロスの多い競馬となっていた訳で着差以上に強いという事になってっくる。これは3着のメタルスピードも同様。1・3着馬の評価は高くして良さそう。

 

道悪競馬のため時計的な価値は問えないが、この馬場で1000mの通過59.4秒の通過は楽な展開ではなかったと思う。タフな馬場をタフなペースで進行されたレースの価値は小さくない。馬場の恩恵はあったようだが前残りしたホウオウ、グラニットの評価も低くは出来ない。要するに、スプリングS組の評価は総じて高いということ。体力勝負で結果を出した点でGⅠ通用の目途が立ってしまう内容。一連の前哨戦の中では最も評価材料の多いレースだったと言える。

 

1着:ベラジオオペラ

・スタートをポンと出て楽に先行ポジションを取り押し切っている。

・2戦のメンバーは1勝クラスでは力のある馬ばかりなので能力はありそう。

・道中で気合を付けているので馬はまだ本気で走っていない印象もあるが、促せば馬は動いてくれる。馬の自主性は高くないが、操縦性は高い。

 

上記がスプリングS出走時のカルテ。

 

スプリングSは中団7番手からの立ち回り。先行2連勝の馬だったので控えても強かった内容は良かった。脚質の幅をGⅠ前に確認出来たのは収穫が大きい。馬に力みが全く見られないので終いにちゃんとした脚が使えるのだろう。2連勝が上がりの競馬だったので、タフな体力勝負でも結果を出せたことも良い。見通しがとても明るくなった。ただ、それでも横山武騎手は道中軽く促していたほどで、前進気勢の弱いところは相変わらず。これは新馬戦で騎乗していたレーン騎手も同様。全戦でちょっとズブイとこがある。良馬場の皐月賞もペースが速くなりやすいので、道中で置かれたり、気合をつけすぎて体力を消耗してしまったりなんて不安が無いとは言えない。稍重新馬と良馬場のセントポーリア賞で時計が変わらなかった馬であり、もともと道悪の方が上手かった可能性もある。意外とスピード要素の担保がない。気になる材料かもしれない。皐月賞の頃なら時計も掛かっているだろうから気にしすぎる必要はないが、そう言う点でまだ100点満点とは言えない。実際の話、馬はまだまだ緩くて本当に完成するのはまだまだ先ということ。それでこれだけ強いのは素質の高さだが、未完成故の弱点もあって良いのかもしれない。

 

2着:ホウオウビスケッツ

・逃げ切りで2連勝。スタートをポンと出てこれでリードが取れてしまう。1完歩目が速くスタートセンスが抜群。

・タイトなラップを刻んで後続を疲弊させるスタイル。逃げ馬として強い部類。

・持続性能はかなり高い。スピードと心肺機能の強さで勝負しているのだから本物の強さ。

 

上記がスプリングS出走時のカルテ。

 

スタートの良い馬だったが10番枠からちょい出負けと言う感じ。とても先行出来そうにないスタートだったが、二の脚を利かせてすぅーっと2番手に行った。もう少し先行しやすい枠だったら最後の粘りは違っていた可能性がある。負けて強かったと言えそう。それまでの2連勝は逃げきりだったが2・3番手で折り合えていた点も良い。この馬の収穫も大きい。ただ、テンションが高くなっていたのでその辺に弱味が見えた。ゲート負けしたのもその為だろう。見直せる余地もある。平常心を保てれば前走以上はなくはない。ちなみに、道中は逃げたグラニットとこの馬だけがインべったりで走っていた。ラチ沿いが乾いていたのはほんの1頭分だったのだろう。コース取りは絶妙だった。良馬場でも消耗戦に持ち込むタイプなので終いがしんどくなるレースで強いところがある。スプリングSの様な体力勝負に対応出来る下地はもともとあった。道悪はこなしたが良馬場で好時計のある馬。良馬場の持続戦ならパフォーマンスをよりあげられるはず。時計的な要素が強くなればべラジオ逆転もありえる。なお、鞍上の横山和騎手はサウジRCのドルチェモアに騎乗していたのでグラニットの逃げについては良く分かっていたそうで、サウジRCと同じ競馬をすればと具体的なイメージが出来ていた。グラニットを先導役にして走るのが鞍上には良いイメージとなっているようだった。皐月賞もそうなるかもしれない。

 

3着:メタルスピード

・スタートが上手く、ポジショニングも上手い。常に器用に立ち回りレース振りも安定している。減量騎手の起用も無くコンスタントに好走して来た点は評価しておきたい。

・先行しても、控えても一脚、二脚足りなかったが、ブリンカーの効果、馬体の成長などが噛み合ってきてから、走りに力強さが加わった。現在2連勝中。

 

上記がスプリングS出走時のカルテ。

 

本来はスタートの上手い馬だがスプリングSはやや出負けしたスタート。そこから下げずに中団ぐらいで頑張った。2番枠だったのでここでモマれる可能性もあったが上手く立ち回ったと思う。もう少し良いスタートが決まっていたらより際どい結果に持ち込めていた可能性もある。結果は悪くない。向こう流しでは勝ったべラジオのインで馬体を併せて進めていたので、勝負処の機動力の弱さが目立ってしまったように思う。べラジオの方が反応が良く、外を回して突き抜けているので力差も大きいと感じる。インから器用に捌いた走りは評価したいが、脚力の違いははっきりしてしまったように思う。GⅠに向けて強調材料を見いだせない。初めてとなる距離2000mはこなせそうな感じもあるが、厩舎サイドはスプリングSかNZTの2つを秤にかけていたのでこれ以上の延長が良いとは言えそうにない。上昇曲線の過程にあるので想定外の走りをする可能性もあるが、同時に臨戦過多でもある。大幅な上積みは期待出来ない。成長度だけでGⅠ突破までは厳しいのではないか?積極的な評価は難しい。一定以上の力はあるが、露呈してしまった脚力の違いや、条件面からここはハードルが高いように思う。

 

4着:グラニット

・失速率の大きい消耗戦で好走して来たクチでキレる脚が使えない。ヨーイドンの競馬は回避したい。

・積極策をするようになっているがその走りも安定してきた。発馬も上手くなっていて中距離なら楽に先手が取れそう。

・2000mは長かったようなので1Fの短縮で粘りがます可能性はある。マイぺで行けた時の残り目には注意したい。

 

上記がスプリングS出走時のカルテ。

 

意外だったのは1000mを京成杯よりも3秒近く速いペースで逃げたこと。道悪だったことを踏まえるとかなりしんどい競馬をしたので評価は高くしておきたい。馬は本当に頑張ったと思う。1Fの短縮効果も大きかったが、やはりこういう消耗戦で頑張れるタイプなのだと思う。こういう点は大逃げ好走のサウジRCとリンクしている。この点が徹底されると皐月賞はスローペースにならないだろう。距離が長い事ははっきりとしているので馬券の候補にはなりづらいが、この馬が皐月賞で担う役割は非常に大きい。程よい持続ラップで時計が速くなる可能性がある。展開想定条重要な馬になりそうだ。この馬自身は距離の壁がある事がはっきりとしているので、勝ち負けに加わることはないだろう。自分の競馬をしてどこまで頑張れるか?皐月賞はさすがに参加賞になってしまうと思う。夏の福島重賞辺りなら人気を背負ってくれそう。

 

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