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天皇賞(春)(GⅠ)
こんにちは。
人気は⑦クロワデュノール、③アドマイヤテラ、⑫ヘデントールまでがオッズ一桁で、4番人気から一気に20倍台と今年は3強オッズ。
まぁ、そうなりますよね。2強並び立たずですが、3強になるとそのまま決着してしまうもの。人気通りにこの3頭で決してしまうかもですね。
ただ、直近10年では1~3番人気でそのまま決着したことはなく、1・2・4番人気の決着が3度、1・3・4番人気での決着が1度と何かが1頭漏れてしまうことが多いです。
競馬ですし、何が起こるかわからないですからそれ以外の馬にもやっぱり印は回しておくべきでしょう。3強以外の馬の取捨をちゃんとしておこうと思います。
まず、今年ならではの事情から。
天皇賞(春)は登録時からゲート割れしていたように、事前から出走を表明する陣営が少なかったようです。そこで、これはまずいと考えた主催者側が頭数を揃えようと各陣営に可能なら出て欲しいと打診していたようです。
その結果、出走となったのが
②サンライズソレイユ
⑤ケイアイサンデラ
⑨プレシャスデイ
の3頭です。
いわば数合わせ的な出走といって差し支えありません。これらは無視で大丈夫でしょう。
続いて馬場状況から取捨出来る馬として、
①ヴェルミセル
⑭ホーエリート
の2頭の評価は微妙です。
両陣営ともに、高速馬場を不安材料と上げており、一刻も早く雨が降って欲しいみたいです。
確かに、①ヴェルミは道悪の京都大賞典で③テラに先着するほどの道悪巧者。良馬場の決め手比べになると物足りないとこがあります。
⑭ホーエは昔から時計決着に弱く、1分57秒台で決着した紫苑Sや秋華賞では良いとこなし。スローで時計が掛かったり、道悪で時計が勝ったりすれば距離を問わずに走りますが、高速馬場ではその逆。時計の出やすい状況は不安材料となるでしょう。
あいにく天候はまだ流動的であり、現に降り出しているはずの時刻にいまだ降雨なし。取捨は空模様をもう少し見極めてからにしたいと思います。
仮に、降雨を免れた場合。
本日のクッション値は10.3と堅く時計は昨日よりも出るでしょう。良馬場を保つようなら2頭はちょっと厳しいのかもですね。
続いて展開面から。
後述しますが、逃げるのは⑬ミステリーウェイで間違いないだろうという結論に至っています。この馬が逃げるという事は大逃げの可能性も高くなります。そうなると後続は仕掛けのタイミングやその流れにより難しい判断が迫られるでしょう。
ラスト4・5Fが後傾ラップになり、持続的な末脚が求められると思うので、そこに強みがない馬は評価を下げる材料になるでしょう。
これに該当すると思う
⑩マイネルカンパーナ
⑮ヴェルテンベルク
の2頭は分析的に厳しいと思われ、無印の判断をここでしようと思います。
さて、ここまでの取捨で残ったのは5頭。以下は各馬ごとのプロファイリングで取捨していきます。
④アクアヴァーナル
京都は5戦して2着以下なし。陣営からも阪神よりは京都の方が良いとの評価。実際、京都だと最終コーナーを持ったままで回って来れる機動力ある走り。
距離に関しても、折り合いに不安なく、3000m越えのレースを2走して1・2着。
コース適性、距離適性共に連対率100%を維持していますから、力差以外の不安材料がありません。
△は回しておかないとダメそうです。
⑥エヒト
9歳馬。普通ならこれだけで消し対象ですけど、AJC杯3着、日経賞4着とGⅡ競争を連続好走。分析的にも恵まれた訳でもないので理解し難い状況で、ちょっと怖い。
さらに、日経賞は川田騎手がわざわざ遠征して騎乗しています。騎乗馬選びにシビアな彼がこの馬のために乗りに来ていたとなると、やっぱりちょっと不気味です。
このコンビには昔本命を打って重賞的中したことがあるのですが、その時から川田騎手はこの馬に好意的で、評価は悪くなかったです。
3000mのレースを走るためにサウジに2年連続で遠征してるぐらいですから、距離もこなせるのでしょう。ちなみに、その際も川田騎手が騎乗していました。
ちょっと侮れない人馬で取捨に困っています。
⑧シンエンペラー
なんでも、この馬の担当さんが負傷休養中だったようで、今回は復帰して間もない状況。だから仕上げ切れなかったかもと自虐的です。
これに加えて「左回りの方が良いかも」「距離は長いかも」と泣き言が聞こえてきています。
かも、かも、かもと3つも不安材料を抱えるとなるとちょっと厳しいのかもですね。
⑪タガノデュード
大阪杯で大外ぶん回しで4着まで来たのは純粋に強く、この乗り方だと普通はタレます。しかも、GⅠ馬3頭相手に割って入ろうかという勢い。これはどうみても善戦です。
距離は未知数ですが、展開面を考えると後出しで差し込めることが、有利になる場合もあるでしょう。乗り方次第のような気がします。
なお、鞍上古川吉騎手が落馬負傷のため乗り替わり、レーン騎手が騎乗することになりました。
ただ、クセのある馬で古川吉騎手が乗るようになり走りが良くなっていたので、レーン騎手、ミルコ騎手が空いている状況ながら「出来れば乗り替わりにならないで欲しい」と土曜の段階で陣営は話していたんですよね。
本来ならレーン騎手が乗ることは喜ばしいことですが、この馬に限っては必ずしもそうでないのかもしれません。
⑬ミステ
管理する小林真厩舎は⑤サンデラと2頭出し。⑤サンデラも逃げ馬としてのキャラが確立しています。陣営からは「2頭で大逃げするかも?」とまことしやかに話しています。
とは言え、気があるのはGⅡウィナーの⑬ミステの方。数合わせであり、障害帰りの⑤サンデラに多くを望んではいません。これはもう寮馬の援護射撃だと思います。
⑬ミステの直近3勝は全て大逃げ展開であり、これが理想の形です。その形がとれるように他に行きそうな馬を邪魔したり、2番手で後続に蓋をする役割かもなぁと考えています。
それが叶えば、22年前のイングランディーレの再現なんてことも起こるのかもしれません。
ちなみに、この2年の天皇賞(春)は60秒→62秒→60秒ぐらいのペースで最後の1Fが12秒ぐらい。これで3分13秒~14秒の勝ち時計になります。最後の1000mが60秒前後ぐらいだと、⑬ミステの直近3走と大体同じぐらいなのでこの馬の残り目って結構あるのかもしれないですね。
以上、出走全馬に触れることが出来ました。判断保留にしていた馬の取捨もはっきりしなければなりません。
天皇賞(春)の印割と買い方は以下の通りです。
<印一覧>
◎:⑦クロワデュノール
〇:⑫ヘデントール
▲:③アドマイヤテラ
☆:⑬ミステリーウェイ
△:④アクアヴァーナル⑥エヒト⑧シンエンペラー⑪タガノデュード
買い方は
◎から〇▲☆へ馬連・ワイドを3点づつ×2で6点。
◎から△へワイド4点。
◎‐〇▲☆‐〇▲☆△の3連複フォーメション15点。
全部で25点です。
なお、当初の予報ではとっくに降り出しているはずの雨がまだありません。ここまで来たらたとえ降雨があっても良馬場を維持するだろうと考えました。よって、良馬場で評価を落したい①ヴェルミセルと⑭ホーエリートは消すことにしました。
以下で、◎○▲の補足を簡単にしておきます。
本命の⑦クロワ
このメンバーなら能力は断然だし、道悪も欧州の重い馬場で勝利しているから雨が降ってもこの馬は大丈夫。あとは初経験の3200mがどうかだけでしょう。
でも、「皐月賞を勝っていたら三冠目指して菊花賞は使うつもりだったから」との厩舎談話があり、あっそうか!って単純な私は思いました。
確かに、ホープフルSを勝った後は三冠馬確定!みたいなムードでしたからね。距離への不安はそもそもないのでしょう。
叩き良化型なので大阪杯を使った効果もあり、上積みは大きい。関係者も至って楽観ムード。頭はなくてもよもや2・3着まで外すこともないでしょう。
ミュージアムマイル、マスカレードボールとの再戦までは無敗でいて欲しいですね。
対抗には⑫ヘデントを採りました。
昨年にこのレースを勝ってから骨折。復帰戦の京都記念も仕上げ足らずな上に出遅れて、展開も向かず。
それを経ての今は、昨年と比べ物にならないぐらいの惨状でちょっと残念です。
しかしながら、世間のムードとは裏腹に厩舎内の評価は悪くなく、勝った昨年時にかなり近い状態までもって来れていると言います。
例の一件以来、オールドメディアは木村哲厩舎に好意的な扱いをしてこなかった為、この馬の仕上がりが今回強調されていません。
ちょっと盲点になっていると思いました。
厩舎サイドも⑦クロワを除けば、相手は昨年より弱いと考えているそうです。
想定通りに⑬ミステの大逃げ展開になるなら、長く脚を使えるこの馬に展開も向くと思うので、2番手評価で採りたいと思いました。
▲が③テラ。
妙味を考慮してこちらを下としましたが、正直凡走するイメージが湧きません。
昨秋はいろろと噛み合っていませんでしたが、そもそもの状態もピークになかったそうなので、レコード勝ちの前走が本当の姿であり、今の強さを物語ります。
アクシデントでもなければちゃんと入着しちゃうと思います。⑦クロワが距離に泣くなら勝つのはこの馬になるのでしょう、たぶん。
今回の投稿はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました。