競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

秋華賞(GⅠ) 出走馬カルテ②

こんにちは。

 

阪神内回りの2000mはフルゲートが16頭。京都より2頭少なくなります。そんな条件に登録22頭。賞金1500万が抽選対象となっていて8頭で4頭分の出走枠を争う事になります。

 

この結果、賞金額が最下位で1450万しかないピンハイは抽選対象にも入れず除外確定です。桜花賞5着、オークス4着の成績って17年の秋華賞馬ディアドラ(桜6着、樫4着)とほぼ同じですから入着の可能性も十分あった馬だと思うのですが。これは気の毒ですね。

 

さて、秋華賞ですがコーナー4つの1周コースなので中山競馬場の様なイン前競馬になりやすいかのイメージを持ちそうですが、さにあらず。秋華賞では必ず追込み馬が馬券に絡みます。京都版では常にこのタイプが馬券に絡み独占した年もあったほどです。阪神で行われた昨年もその点は変わらず2着ファインルージュが4コーナー10番手から追込み0.1秒差の2着に好走しています。

 

コースの形態から向いている脚質とは思えないのですがペースを問わず毎年馬券になっています。これは結局のところ秋華賞も地力の高い馬、脚力の高い馬が自然と有利で展開の不利、コース上の不利が問われないのだと思います。

 

そのような視点で過去10年の3着内馬を見渡すと一発屋だった馬ってほとんどいないですね。19年3着シゲルピンクダイヤ(▲)、20年2着マジックキャッスル(〇)の2頭は10番人気の大穴でしたが秋華賞以外のGⅠでも馬券になっていた馬で力のない馬ではありませんでした。ちなみにこの2頭の決め手もマクり、追込みでしたね。

 

荒れるイメージのある秋華賞も実は力通りに決まるGⅠレースなのでしょう。能力査定を間違わなければ当てられないレースではありません。

 

ただ、やはりこういうコースですので3~4角でポジションを上げていく必要があります。器用であること、機動力があること、コーナー部分で加速出来るなどが追い込み馬に求められる適性だと思います。府中の直線勝負だけで強い馬ではダメでしょう。その辺に注意して秋華賞の分析をしていきたいと思います。

 

秋華賞は16日(日)に行われますので、15日(土)には更新を終了します。ページが長くなるようなら1ページ10000文字を目安に2枚、3枚とページを増やしていきます。更新は整理しやすいので前走毎にまとめていくことにします。更新順はトライアル→オークス→上がり馬などのそれ以外という順とします。

 

10/12追記:ページ上段の前説部分は同じものを転用しています。①②の行き来はページにブログカードを貼っておきますのでそちらから移動されて下さい▼

オークス(GⅠ)

▼①からの続き

 

3着:ナミュール

・超加速ラップだった新馬戦で凄い切れ味を発揮している。一瞬でギアがトップに入るエンジン性能は優秀。

・3歳になりスタートが安定してきた。二の脚でリカバーするタイプだったので、好発を決めれるなら安定したポジショニングが適う。2歳時の様な位置取りの不利は今後無くなるだろう。折り合いも問題が無いので距離の融通性はありそう。

・出遅れや大外枠などGⅠでは不利ばかり。能力が高いのは間違いないがそれも五分の競馬が出来てこそ。ロスを抱えて圧勝出来るほどの力は持ち得ていない。

 

上記がオークス出走時のカルテ。

 

桜花賞で10着と1番人気を裏切る結果だったがオークスで巻き返し3着に。この週ぐらいから外を行く馬が有利になり1・2着馬は意識して外を回っていた。これに対し本馬はインからインへの競馬で伸びるコースを通れていないかった。これで3着なら負けて強しで良い。桜花賞は不利な外枠、オークスは不利なインコース。加えて言えば、阪神JFは出遅れてアウト。この馬はGⅠで運に見放されているとしか思えない。残念な馬だ。

 

オークスでは2位の上がりを使えていた。2400mでも末脚の威力が落ちなかった点は評価したい。タイトな展開を克服してこれだけの脚を使えたということは脚も長いということになる。瞬発力はもともと極上だったが、長い脚を使った事がなかったので未知数な点であった。これで末脚の万能性が担保出来る。確実に脚を使え、展開も問わないのだから末脚の信頼性はより高くなった。ただ、本質的に2400mはやはり長いという印象を受ける。折り合い面は優秀なのだが、いつも全力疾走している感じで長い距離を走るゆとりが感じられない。ピッチ走法で脚の回転が速いため連動してクビの動作が激しくなってしまうからだと思う。その分体力を無駄に使っている感じになる。気性的な問題ではなく、身体的な問題なのでこれは治らないだろう。余力を残すという面で距離は短い方が良いと思う。2000mならオークスよりは向いているだろう。

 

内回り条件のレースは初めてになるがこれは大丈夫だと思う。馬群の中で苦しんだり、狭い所を突く競馬など器用さが求められるシーンが多かった馬なので、コーナー4つのコースでも上手く立ち回れると思う。また、一瞬で加速出来る馬なのでコーナー部分でも上手に加速出来ると見ている。馬群さえ捌いてしまえば一瞬で抜け出せる脚もあるので直線の短い条件も案外向いている。条件的にこれはベストなのではなかろうか?GⅠ3戦はいずれも不利に泣いたが最後の一冠で条件が揃ったように思う。

 

5着:プレサージュリフト

・ここまで全戦で出遅れている。そのまま後方待機の競馬が多く、いつも直線勝負に徹してくる。

・末脚は良いものを持つが瞬時に加速するものではなく、追って追ってようやくエンジンがかかる。助走区間をちゃんと取れるコースの方が良い。

桜花賞では3位の上がりを記録していたがGⅠメンバーを相手に差し切れるような感じはしなかった。頂上決戦では前も簡単に止まらないのでこの馬の末脚で後方待機では届かない。もう少し位置取りを改善しないと。

 

上記がオークス出走時のカルテ。

 

輸送が影響して現地で食いが落ちてしまった桜花賞は11着と大敗。今回も調整は美浦で行われていて、1週前など早い段階に栗東入厩はしていない。輸送は1つの鍵となりそうだ。桜花賞までは常に出遅れていたが、オークスも煽ったスタートでやっぱり出負けした。常時はそのまま後方追走と言うパターンであったが、長距離で序盤が忙しくなかったからか出たなりでポジションを上げる事が出来た。終始6番手を回れていた点は良かったと思う。直線でもジワジワと差して来ており、5着と大きく巻き返した。この距離で追走面が楽になり、末脚もそれなりに使えていた。マイルよりも中長距離でというタイプだろう。まずは秋華賞だが牝馬限定の中距離戦が増えるので今後は活躍の場が増えてくるだろう。

 

桜花賞では後方待機から上がり3位の末脚を使えていたが、先行態勢から使えたオークスのそれは上がり順で6番目。本馬より前にいたスタニングローズの末脚の方が速かったぐらい。先行したことで末脚の威力は落ちてしまった。ナミュールの様な末脚の万能性は無い。また、瞬時にペースUPが出来るタイプではなく、末脚が最高速度になるのにある程度の助走区間がいる。阪神の内回りだと3~4コーナー部分から吹かしていく必要があるが、本馬のエンジンではこの区間でグングン加速するのは難しいと思う。4コーナーでの位置取りは後方のママの可能性もあるだろう。直線に入った頃にエンジンが掛かりそうだが短い直線でどこまで届くか?という感じ。

 

たが、夏の成長次第で春までのカルテを大幅に書き換える可能性がこの馬にはある。春まではソエの影響で調教が手控えられていた。当時から本格化は先と言われていたので馬はこれから良くなってくる頃合い。成長が進めばエンジン性能が変化することも考えられ、瞬時に加速出来たり、コーナー部分をマクって動くことも出来るかもしれない。これは未知数なのでレースが終わらないと知り様がないが、春とは違う姿を想像していた方が良いかもしれない。本馬の成長度には要注意。

 

9着:エリカヴィータ

・どちらかといえば中段ぐらいで控えるタイプ。気性に難しい所はなく、レース運びに苦労するタイプではない。

新馬戦、フローラSの2勝は失速率の低い逃げ馬有利な展開をねじ込んで上げたもの。末脚の性能は高く見積もれる。

・2勝の内容はいずれもスロー展開によるものなので脚を溜められたいた可能性はあり、タフな展開でどのような脚を使うかはまだ未知数。オークスでそう言う展開になった時にどのような末脚を使えるかが鍵。

 

上記がオークス出走時のカルテ。

 

オークスの向う正面で中段7番手。前に2着馬、右前に4着馬、右隣に勝ち馬、後ろに3着馬という向こう正面の隊列。上位争いした馬と同じ位置で運んだレースは1.1秒差の9着だった。不利も無く、折り合いを欠くシーンなどもない。力は出し切れていたと思うので敗因は力負けになる。厩舎評も掲示板ぐらいならという程度で桜花賞組よりははっきりと下と認識していた。トップクラスとの力差は相当大きい。ちなみにこの馬の前に来た8着馬は逃げたニシノラブウインクだった。せめてこれぐらいは交わしておいて欲しかった。番付としてはかなり下位にせざるを得ない。末脚は使える方だがオークスでは使えずに伸びずバテず。いつも使えている脚を使えていないのはタフな展開で脚が残らなかったのかもしれない。だとしたら地力に劣るということになるので展開の助けが欲しいところ。もしくは、距離が長い可能性も。重賞勝ちの2000mなら多少は見直せる。が、上位勢とは脚の差が歴然としており、その中にも2000mの方が良いという馬は多い。距離短縮だけで巻き返せるとするのは暴論になる気がする。いずれにしても、春のままでは厳しい戦いになるだろう。夏を越してどれだけ成長したかによるが、急激な成長曲線を描けていないと着はそれほど変わらないのではなかろうか?

 

◆上がり馬などその他

 

ウォーターナビレラ

・条件戦を走っていた2走目までは上位の上がりを使っていたが重賞競走を走るようになると上がり順は低調な記録が続くようになった。先行馬なのでそれで当然だが決め手勝負や末脚勝負などは極力避けるべきだろう。

・ゲートセンスが高く、スタートが速い。開いた瞬間にダッシュが利くのでそれだけで2・3馬身のアドバンテージが取れる。先行力はレースレベルが高まるにつれ向上している。

・折り合いの問題も完全になくなった。3歳以降は騎手の指示にも従う賢い面が目につくようになった。操縦性も相当高いので騎手の思うままに動く。

・距離に関してはマイルまでは強さを保てていたがそれ以上になるとさすがに分からない。これまでも距離に関するコメントは多かったのであまり延長しない方が良いと思う。

 

上記がオークス出走時のカルテ。

 

オークスは発走の遅延でテンションが上がり、熱さのため熱中症にもなる。挙句の果てにゲートが開く前に突進してしまい、大きく出遅れることに。このようにオークスはスタートする前に試合終了。無視で良い。

 

その後、クイーンSを目標に調整される。が、その負け方がひどい。いつものようにスタートから飛び出して3番手へ行く先行策。外目からの発走だったがポジショニングに無理がない。ペースは特別速くもなく、逃げ馬が3着に粘れるようなスローな流れ。3番手を気分よく進めていて、直線を向くときも手綱がっちりで射程圏に進めて来た。手応えも残っていたのでラスト1Fで鞭を入れられてもしっかりと反応している。ここまでは本当に理想的なレース運び。圧勝もありそうな感じだったと思う。しかし、伸びかけたのは一瞬で馬は止まってしまった。平坦コースなので坂で止まったとかもあり得ない。負ける理由が本当にない。もう敗因は距離としか考えられない。急に失速するのだがこれがだいたい1650mぐらい。マイルを超えたところで力を使い切った感じになった。立て直されて状態は良く、状態面に問題があったとも考えられない。厩舎側もこの相手に負けられないとか、勝ち方の問題だなど相手を見下しているぐらい強気だったのに。特別な事情でもあれば考慮するが、無ければ距離適性を理由に評価は下げざるを得ないと思う。秋華賞クイーンCからの延長条件なので大丈夫なのだろうか?立ち回りの上手さが武器なのでインでこっそり乗っていればこなせない事もないと思うのだが、そう言う気になれないぐらいに見事な止まり方だった。能力的には無視のできない馬だが判断は難しい。

 

ウインエクレール

 

全体的に走りがワンペースでギアが上がらない。ペースが上がる勝負所や、直線で鞭が入ってもグンと加速する感じが無い。偶然だと思うが、近2走は共にレース上がりより0.3秒速かっただけ。大した脚は使えていない。ラストの脚に見どころが見られない。つまり、相手なりにしか走れていないということだだろう。レースによって勝つか負けるかは相手次第となる。スタートの良さ、先行出来る序盤の立ち回りなど競馬センスはあるが、決め脚を繰り出せないようでは雪崩れ込むだけの競馬しか出来ない。ウィンのブライト・ファビュラスの下になる馬でクラブ、厩舎、騎手の期待は当初から大きく、デビュー前から大きいところを意識している。ただ、新馬勝ち後の上積みが乏しかったことから晩成タイプであるという事が関係者の一致した見解となった。新馬を勝ってクイーンCの参戦は当初から決まっていたので使ったが、以降は間隔を空けて馬の成長に合わせて使っている感じ。ただ、近2走を見ても大きな成長があったようにはど見えず、良化がスローに見える。姉、兄のように将来的には走るのかもしれないが、今の状態のままGⅠに挑んで足りるかどうかはとても言えない。前走から2ケ月半と開いているので成長はより進んでいそうだが、1戦毎の成長幅は小さく、走りの質が大幅に上がっている感じはない。ここでいきなり急成長と言うのもちょっと考えづらい。クラブの馬だし、未完を承知で最後の一冠ぐらいはという感じではないだろうか?このクラスで強く推せる材料は今のところないので良い評価を与えられない。

 

ストーリア

 

おそらく気で走るタイプ。内から馬が近づくのが解ると伸び脚が級に良くなったり、馬群から抜け出す時も勝負根性丸出しで割って来る。前の馬を交わそうとする闘争心が強いように感じる。そう言う面のある馬なので気性面は危ういところがある。折り合いを欠くシーンはしばしばあって、12秒後半で流れる時にはがっつりかかる。完全に抜け出してしまうとソラを使いそうな感じもあるので気の抜けないタイプかもしれない。現状は気性難が良い方に作用している感じで3連勝中。粗削りな所は目立つが6戦して3着以下が無い。気性がまともになれば強くなるだろうという感じはある。多頭数でゴチャつきやすい秋華賞はこの馬の闘争心をより書き立てるだろうし、タイトな展開になりやすいので折り合いを欠く可能性も低い。圧倒的なパフォーマンスを披露してきた訳ではないのでトップクラスとの力関係はあると思うが、気持ちだけで好走してしまうシーンはあるように思う。抽選組の中では最も魅力がある。ただ、この臨戦過程はサウスポーということではなかろうか?ここまでの全戦で左回りを使っている。2・3ケ月ぐらいの間隔で使われているのもその為だろう。大事に使われて来たというのも多少はあるだろうが、右回りを悉くスキップして左回りのある開催に合せて調整されている気がする。全く走れない馬なんていないのでダメと言い切れるものでもないが、左回りの方がパフォーマンスが良いなんて事はあり得る話だ。初の右回り、初の1周条件などやってみないと解らない条件が多い。粗削りな気性なだけに初経験故の不安は小さくないと思うのだが果たして・・・

 

タガノフィナーレ

 

完成度で通用したデビュー当初こそ短距離で良い結果を残せたが以降は尻すぼみ。1200mを試したり、ダートを試したりといろいろしたが結果は出ず。スピード的な素養が弱いので短距離は忙しい。それに気付くのに7戦も要してしまった。11秒台が連続する流れを持続させる能力が低いので短距離戦では追走一杯。かと言って、中距離でも勝負所では11秒台のタイトな持続戦になることも多いのでだいたいこの区間に力尽きる。距離を伸ばしたところで成績が安定することは無かった。距離を伸ばして良かったのはテンが速くならないので楽に逃げ・先行ポジションを取れることだけ。こういう事が出来れば2勝目、3勝目のような奇跡は起こる。この2勝はいずれも後続を離した逃げ。スローに落とし単騎のマイぺで行けていた。人気薄ならいずれ止まるの心理から後続のマークも薄くなり、あれよあれよという感じだった。この馬が着に来るならこういう競馬しかない。こんなことは早々ないが、その展開を信じて愚直に行くしかないのが現状だと思う。全13戦を根気強く見たが大駆けするような可能性は見当たらなかった。GⅠでどうこう出来る馬ではないだろう。勝ち馬から2.0秒以内に走れれば健闘の部類だと思う。

 

ブライトオンベイス

 

スタートダッシュが良く、二の脚も速いので無理せずにハナに立てるスピードがある。ハナに立って息を入れずに結構速いペースでいつも逃げている。本馬について来る馬は大体潰れているので展開に恵まれて逃げ切っている訳ではない。最後はバタバタになっても良さそうなペースで行くのだがラスト1Fで必ずグイっと伸びる変な強さがある。ラストの失速率も小さくまとめられていて力のある逃げ馬。2戦目までは控える競馬で差す競馬を試みていたが脚を使えなかったことから3戦目以降から現状のスタイル。早めの競馬で力を使い切る乗り方が適している。これだけ行きっぷりが良いと逃げるのはこの馬を想定するのが良いだろう。マイルまでは勝ち鞍があるが、現在1400mを2連勝中。新馬戦で1800mを走っただけで、1200m~1600mを走っている短距離馬。さすがに2000mのイメージは持ちにくい。ただ、気性難で逃げている馬ではなく、スピードを生かす競馬をしているだけ。騎手のコントロールも利いているので中距離向けの逃げも十分出来ると思われる。1800mの新馬戦でも良く折り合えていたので上手く運べる可能性はゼロではないと思う。結構キツイペースの逃げ切りをやっているので心臓面も強いと思うのでまるでダメという感じはしない。父キタサンブラックなら距離も持って良さそう。条件戦だったら印を回しても面白いと思える馬ではある。しかし、本馬も含めて抽選突破組から逃げ専が増えたし、紫苑Sで逃げて結果を出したサウンドビバーチェもいるので横の比較はちょっと厳しい。楽な単騎なら可能性もあったかもしれないが、それは適いそうにない組み合わせ。評価を高くすることは難しそうだ。

 

ラブパイロ

 

この馬もオークスに出ていたが勝ち馬から2.2秒差の15着。ミモザ賞を逃げ切り勝ちしているのでこれも行けるなら行きたいクチ。ただ、OP昇格後はスピード面で負けているので逃げたくても逃げれない。先行ポジションに行くのにも手を激しく動かして行けるかどうかという感じ。今回も速い馬は何頭かいるので思うようなポジショニングは難しいだろう。行けないととても脆い。スピード能力が圧倒的に劣るので勝負所の加速に耐えられない。控えた位置取りからでは前を交わすために動いて行く事が出来ない。行ってどこまでの競馬しか出来ない。それに、そもそもダート馬。ミモザ賞は勝っているが稍重が幸いしたもので芝の良馬場は3戦経験しているが掲示板に載れたことはない。オークスも経験値を積むとか、出れるから記念にみたいな感じで、次走の関東オークス(2着)が本命だった。オークス違いも甚だしい。秋華賞も似たような参戦意図だと思われる。勝ちに来たとか、狙っていたとかは考えられない。さすがにイラナイと思う。

 

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