競走馬カルテ

2・3歳重賞の出走馬を分析・記録していくブログです。

函館2歳ステークス(GⅢ) 出走馬カルテ

 

6月に開幕した2歳世代の競走ですが、本レースはその最初の重賞競走です。

 

レースの性格上北海道デビューの馬が多くなります。函館、札幌は小回りレイアウトであるため、中央場所や新潟コースなどと違い馬の能力を推し量るに難しいコースです。前走の勝ち方だけで正当に評価するのは難しいでしょう。

 

その点はレース傾向にも表れています。過去10年で1番人気が【3・1・0・6】と低調であることや、10番人気以下が1勝2着2回3着3回と2回に1回以上は馬券に絡んでいたりなど人気をアテに出来ない結果が目立ちます。

 

このように函館2歳Sはとても難しいレースです。あまり熱くならず、もやっとした気持ちで適当にやるのがいいと思います。

 

ただ、やはり見ておくべき事は見ておくべきだと思います。クラシックとは縁遠いレースですが、暮れのマイルGⅠと無縁ではありません。的中は二の次だとしても、半年後の為にチェックだけはしておきたいものです。

 

それでは出走馬のチェックをしていきます。レースは土曜日ですので金曜日までに全馬更新する予定です。そして、レース当日は予想の様なものを公開します。

 

アスクドリームモア【NEW】

前週の函館1200mを新馬勝ち、ここは連闘。雨降り馬場の良馬場であったこと、開催後半で時計がかかりやすかった等の要因はあるが勝ち時計の1:11.1はかかり過ぎていると思う。この時計だから道中もそれほど速いペースにはならなかった。五分の発馬から行きたい馬に行かせて中団に控える。ラスト500mぐらいから早めに動き、直線入り口で最前列に並びかけている。新馬戦にしてはよく動けていて、立ち回りの印象は良い。が、後半3Fで加速した区間はなく、どちらかと言えばラストがタレている展開。スムーズにマクれたのも前が失速していたからで地力でねじ伏せた感じは受けない。直線で楽に抜け出しているのも先行勢が止まったため。また、この馬自身最後の1Fは止まっていて、最後は詰め寄られている。この2着馬はラチ添いの狭いところで抜け出せない不利が響いており、脚を余した半馬身差と言う内容。逆に本馬の方は鞍上も直線で激しく馬を促しており、一杯に追えた内容がコレ。以上のことから時計面、展開面などを含めて高い評価をする気にはなれない。2戦目でどう変わるかであろう。しかし、本馬はトレーニングセールの取引馬で仕上がりは他馬よりは進んでいたはず。大きな変わり身がどこまであるか?これを推し測るのは難しい。また、厩舎は「抜けて強い馬もいないから」と勝ち負けの計算を立ってい程。やはり相手関係には恵まれた可能性がありそうである。                         ただ、藤原厩舎の連闘策は珍しいこと。元より狙ったレースに向けて仕上げることに定評がある厩舎。連闘で重賞挑戦のつもりは最初からあったのかもしれない。新馬戦の内容が想定通りのものだとしたら侮れないところも。

 

イコサン【回避】

函館1200mを2戦して2→1着。勝ちあがったのは前週でここは連闘。どちらも逃げての結果。新馬戦は直線で完全に突き放していたがゴール前で逆噴射。最後の1Fで0.9秒も失速してしまった。タフな道悪を飛ばして行ったので負荷が大きかったか?2戦目は新馬戦よりも速いペースで逃げながら12.0-11.6-11.6の加速ラップでまとめ最後まで伸びて勝利を掴んでいる。この事からも新馬戦は道悪が影響しての2着だったと推測できる。良馬場を自分のペースで行ければ。新馬戦では3着馬に5馬身、未勝利では2着に2馬身半と決定的な差をつけれているので現状は上位の力量を示している。馬場状況を考慮すれば時計面も及第点で良いと思う。2戦とも2F目に10秒台の速いラップを刻めていて、スプリント戦に対応出来るスピードも見せている。とりあえずここは通用しそう。ただ、逃げ馬としては初速が速くない。2戦ともちゃんとゲートを出ているが、ポンと飛び出して行く圧倒的なスピードはない。この馬より速い馬がいつもいるので、それを交わす為に押して押してハナに立つ感じ。よって、序盤に余計な力を使ってしまう。格下相手に走っている時はこれで良いが、相手が強まるOPだと序盤のツケが堪えてくるので終いの伸びが鈍ってしまうことはある。池添騎手もハナにこだわったレースぶりをしているが、控えた競馬は出来ないのだろうか?相手なりのレース運びが出来れば違った評価も出来るのだが。とにかく行くなら出来るだけ楽に行きたい。

 

オボロヅキヨ【NEW】

函館1200mの新馬戦で3着してここが2戦目。未勝利馬の格上挑戦。新馬戦ではスタートは良かったが周りが速く先行出来ず中団からの競馬になった。ラチ沿いを立ち回る事が出来たのでコースロスなく脚を溜められた運び方であったが、逃げ馬も交わせず、外を回した馬にも差された3着は力負けの印象。決着時計も1分11秒台後半でスピード的要素が欠けていた。3F通過36.4秒で中距離戦並みに遅い展開。これで脚を使えないのは情けない。上がりは3位だったが同タイム上がりが他に2頭いて他馬と同じ脚しか使えていない。このレースぶりからスピード面や脚力が高いようには思えなかった。力不足か、適性違いか?未勝利の分際で重賞に挑戦してくるのは不気味に映るが、新馬戦の内容にそう思うわせるような特別なものは無かった。上積み、叩いての変わり身がそれほど大きいと言う事だろうか?いずれにしても莫大な上積みは必須だろう。

 

オマツリオトコ

函館ダ1000mを新馬勝ち。砂戦とは言え、3F通過37.0秒はこの距離なら超スローの部類に入るだろう。ラスト2Fだけが加速したレースは上がりの競馬。前有利な展開を中団から差して5馬身差の圧勝は脚が違っていた印象で見た目の印象は良い。が、走破時計1:00.3は標準級。最速だった上がりは飛びぬけていたが、数字的には際立ったものではない。2着馬が1:01.2の入線であり、こんな時計でしか走れない相手はそもそも弱い。これらを相手にした5馬身差の評価は微妙である。芝の適性は未知数なので棚に上げておくが、レース内容から重賞レベルと言える根拠はない。甘く見積もったとしても横並びの1頭としか評価出来ない。スタートが一息だったので置かれぎみの序盤であった。促して位置取りを挽回しようとしたがスピードに乗るのに時間を要している。12秒台の遅いラップで推移していたので勝負所には間に合ったが、これだと10秒、11秒で推移する芝の重賞には対応出来ないだろう。叩いた変わり身で素軽いところを見せないと厳しくなるし、ゲートも五分には出て欲しい。

 

クリダーム

函館1200mを新馬勝ち。ポンと出てスンナリと2番手の競馬。序盤を楽に先行出来るスピード能力は良い。新馬戦にしてはペースは速く、勝ち時計1:09.5は函館2歳Sでも勝ち負けになる時計。同じだけ走れれば圏内。4角で逃げ馬を持ったままで交わせていた点も良く、終始楽に進められていたようだ。失速率は極めて軽微でラストも脚を伸ばせている。たた、3番手の馬が馬体を併せに来た際にスピードを上げ、前進気勢が強まった点は気になる。ペースが速かったので折り合えたとか、モマれなかったのが良かったという可能性があるのかもしれない。身体能力的な問題は現状ないが、精神面に太鼓判はまた押せない。スピード任せの競馬で強かったがこの初戦だけでは全様は見えない。印はいるであろうが、安定株として扱うにはもう数戦見てからの方が良いかもしれない。  

 

ゴキゲンサン

函館1200mを新馬勝ち。序盤からの3Fは新馬戦ならまぁまぁの速さであったが、4F目で1秒近くラップが落ちていてこの距離にしては珍しく息の入る展開となっている。ので、瞬発力の様な一瞬の脚がレースの決め手となった。そういうレースなので、溜める競馬を経験出来たのは収穫かもしれない。追って味があることを確認出来たのは良い事。その為走破時計が遅くなっているのだが、序盤3Fがそれなりに速く、その流れにすんなりと乗れているのでスピード競馬への素養も十分示していたと思う。ペースが落ち着いた箇所でも折り合いを欠かず、相手に合わせた競馬で脚を使えた点は面白い。時計の遅さは気になるものの、2戦目なら時計は詰まるであろうからあまり考えなくても良さそう。

 

シンゼンイズモ【NEW】

函館の1200m戦を2戦して未勝利勝ち。中1週での参戦。新馬戦ではスプレモフレイバーの5着。好発を決めて内枠から先行。インポケ2・3番手の追走で立ち回りとしては絶好。しかし、直線入り口では手応えがなく、直線に入っても伸びない。潰れるようなペースではないので動けなかったのは仕上げの問題だと思う。直線の追い方を見ても必死さはなく、調教代わりに使ったような感じだった。ので、2戦目でガラリ。ここもスタートを決めたが今度は出たなり中位で控える競馬。ラスト800mから動き出して徐々に進出。大外マクリで機動力のあるところを見せる。直線も一杯に追って3頭併せのゴール前でハナ差捉えて未勝利脱出。短距離馬としては脚が長い印象。展開的には前が止まる流れでハマっていた点は否めない。ただ、落ち着いて追走しており折り合いがつく馬の様で印象は良い。騎手の指示にも従えていて操縦性も高そう。レースなりに進められるので立ち回り次第で可能性のある馬と言えそう。なお、2戦目で時計が詰まっていないが、道悪だったので仕方ない。時計の評価は難しいところ。

 

スプレモフレイバー

函館1200mを新馬勝ち。逃げ切り勝ちではあるが、行く馬がいないからこの馬がハナを取った感じ。スタートから飛び出していった訳ではない。1F目も12.5秒と速くなく、2F目に10秒台を記録することも無かった。ペースは遅い。以降のラップもスピード感はなく、タメ逃げしている感じだった。程よい前向きさはあるが、行きたがるような素振りも無いので気性は落ち着いていそう。コントロールも利いていて、折り合える馬。恐らく今後逃げる事はないと思う。道中も余裕をもって走れており、最後に脚を伸ばして後続を完封。スピード能力の優秀さは見えなかったが、走破時計が1分9秒台なら悪くはない。直線も追っただけで鞭も使わなかった。必死で追っている感じはなく、余裕のある勝ちっぷりだったように見えた。2着馬も次戦であっさり勝ちあがっているので、相手が弱かった訳でもなさそうである。全体的に楽なレースぶりであり、2戦目の上積みは大きそうに思う。

 

ニシノシークレット

函館ダ1000mを新馬勝ち。着差5馬身。この着差は同条件を勝ちあがっているオマツリオトコと同じ。ただ、重馬場だったのでこちらの方が0.3秒時計が速い。逃げ切り勝ちだがゲートを出て行く馬がいないのでハナを奪ったという感じ。二の脚が他馬より優れていたのでスンナリと先頭に立てた。1F目が13秒と時計がかかっていた点も良かったと思う。ここは鞍上のファインプレー。1000mにしてはペースも遅く、3F目に12秒に落として息を入れながら運べたのも上手い。行きたがる素振りはなく、もっと距離があっても大丈夫だと思う。直線に入ってから加速して後続を突き放す。二の脚も速かったように、促してからの反応は良く瞬時に加速出来る。スピード一辺倒ではないし、これだけ折り合えるなら逃げなくても競馬が出来るタイプだろう。時計面や相手関係などから重賞で即通用の根拠は見いだせないが、気性やレース運び等の印象は良いので評価は保留にしておきたい。芝の適性は知らないが北海道の洋芝ならこなせる可能性は想定しておく方が良いように思う。

 

ニーナブランド

函館1000mを新馬勝ち。逃げ切りだった。2着に0.3秒差をつけているのでスピードで押し切ったイメージだが、この距離の3F通過35.0はかなり遅い。ほぼ加速ラップでまとめているように、スローの上がりの競馬だったと見る方が良さそうだ。また、序盤が速かった訳でもないのにすんなりとハナに立てていない点も気になる。このペースならもっと楽に先行出来ていないと距離延長、相手強化で楽ではないと思う。また、レースは開幕週の開幕日。枠も1枠1番の最内だった。馬場&枠に恵まれた印象も強い。かつ、出走馬のレベルも疑問が残る。半数近くが2戦目を済ませたが馬券になった馬はなく、特に2着馬の次戦11着はひどい。距離延長、ハイペ、道悪とタフ条件になったことで2.1秒も大敗している。この新馬戦のレースレベルの低さを物語っているような気がしてならない。1戦しただけでダメと言い切れるものでもながいが評価材料はまるでない。

 

ロッソランパンテ

府中1400mで新馬勝ち。2・3・4着馬はルメールデムーロ・レーンが騎乗していた有力馬。これらを8番人気で退けたもの。しかし、レース内容はあまり褒められない。3F通過36.9秒は新馬戦にしてもかなり遅いし、中距離戦並みの通過タイムでドスロー領域。このペーなら上がりは超速くなるはずなのだが、ラスト3Fは11.3-11.5-11.6と失速している。こんな上がりしか記録出来ていないのは情けないし、止まっている勝ち馬を差せなかった他馬も弱い。勝ちあがった点はエライのだが、脚力の程が測りやすい府中でこの内容は感心出来ない。また、出負け気味のスタートから促して4番手にリカバーしているのだが、スピード乗りは良くなく二の脚は速くなさそうである。ゴール前では大きく斜行しており粗削りな点も目立つ。

 

ブトンドール

函館1200Mを新馬勝ち。スピードの乗りが良いようでダッシュ力があり、スタート後はハナに立っていた。内の馬が押して先行する中持ったままで楽にポジションキープ。それらに行かせてこれらを見やる4番手の競馬。推進力のある走りで道中も楽に追走出来ている。レースセンスは高そう。4コーナー手前から仕掛けて前の馬に並びかける。2着馬が頑張っていたので交わすのに手間取ったがその2着馬もゴール前で止まり最後は1馬身半前に出てゴール。初戦からよく動けており印象は良い。スピードがあり、折り合いもつく。稍重でキレ味が鈍った印象を受けるので良馬場ならさらに良いような気もする。ミスヨコハマが勝ったが同日の未勝利と同タイムの走破時計。初戦から既走馬と同タイムで走れている点は評価を上げて良いところ。どの馬も変わり身があるであろうから力関係がはっきりとしていないので、この馬も同等の評価をしておいた方が良いと思う。

 

ミシェラドラータ【NEW】

函館1200mを2戦して前走未勝利勝ち。クリダームが勝った新馬戦で2着。スタートで出負けして中団からの競馬。2番手から押し切ったクリダとは道中かなり差があった。インからするする差を詰めて来たが今度は前が開かず外に切り替えるロス。これで2着に差し込んで来た内容は非常に良い。ハイペではあったが、ラストの失速率は低く前にいた方が有利な流れ。展開に逆行する強さを見せて半馬身差まで詰める。ロスが無ければ頭もあったのではないだろうか?負けて強しで良さそう。走破時計もクリダに続く開催2位。負けはしたが新馬戦にマイナス査定の材料は全くない。だから2戦目であっさり。今度はスタートを五分に出て先行集団の直ぐうしろで控える競馬。2.2秒も後半が失速したハイペース。これを自ら動いて前を競り潰し、展開ハマりの追い込み勢を1馬身抑え込んだ内容は横綱相撲で強い。稍重だったので時計は遅くなっているが、この開催の稍重は1分11秒台で決まっているれレースが殆どなのだが、この馬はこれを1:10.4で走破した。かなり優秀である。時計的な価値はメンバー一番ではないだろうか?行きたがる素振りはないし気性も良さそう。器用な脚も使えて、操縦性も高い。地力の高さは相当見込んだ方が良いと思う。現時点では気になるようなところがない。

 

ミスヨコハマ

函館の1200m戦を2戦して未勝利勝ち。中1週での参戦。新馬戦はスプレモフレイバーの2着。2戦目は稍重であったので時計は詰まっていない。新馬戦はペースが上がったところで置かれ気味になり騎手が慌てて促していた。すぐに反応したが馬がレースを理解していない印象を受けた。これが響きポジションが少し下がってしまう。徐々に進出して射程圏まで上げてきたが、4コーナーで外に膨れてしまう。このロスで勝ち馬との差が一気に開いてしまう。盛り返して2着にきたあたり地力は感じるのだが、不器用さの目立つレースでもったい敗戦。2戦目はロケットスタートからハイペ―スを2番手先行。逃げ馬と2頭で後続を離して飛ばしていった。その逃げ馬はあっさりと潰れたが、この馬は持ったままで先頭に立ち突き放す。しんどい流れを押し切って体力の高そうなところを見せる。回れなかったコーナもちゃんと回れるようになっており、2戦目で良くなっていた。クビ差まで詰められたが2着馬も現級では強い方なので控えていた馬に攻められたのは仕方ないし、ハイペを前で運んでいたので良く凌いだと思う。3着には7馬身も離しているので力はあるのだろう。未勝利組だが印象は悪くない。                                   なお、2戦目のローテや馬場状況は新馬戦で共に走ったシンゼンイズモとほぼ同じ。だが、走破時計はイズモの方が速い。当時0.6秒もあった差が0.1秒逆転されている。イズモの変わり身が如何に大きいかがよく分かるところ。

 

函館2歳(GⅢ)の予想のようなもの

 

こんにちは。

 

今年の函館開催も今週で終了。6日間あっという間です。札幌開催も同日数なのできっとあっという間に終了するでしょう。そうすれば夏が終わりもう秋です。日本の夏は短い。夏の思い出作りをみなさん忘れずに。

 

◎:⑩ミシェラドラータ

〇:⑤スプレモフレイバー

▲:⑫ブトンドール

☆:⑬アスクドリームモア

×:⑦シンゼンイズモ

 

良馬場の持ち時計が開催2位、稍重の持ち時計も開催2位の⑩ミシェラを本命。今開催は稍重開催が殆どだったのですが、それらの時計は1分11秒台が標準的なもの。この馬の1:10.4はかなり抜けた好時計です。稍重となった本日の馬場状況も計算をしやすくします。新馬戦も取りこぼしたという表現が妥当で、むしろ1戦多く使った経験値が武器になるのではないかと思います。その時負けたクリダームには負けないだろうと厩舎も自信があるそうです。

 

2・3番手には⑤スプレモと⑫ブトン。どちらも初戦を余裕残しで使っていたので上積みが大きい。仕上げ途上で使った新馬戦のレース内容も良く、パフォーマンスをより向上させる可能性が大きいと思います。2頭とも高めの評価をしています。

 

週中に藤原厩舎の連闘は侮れないと警告しておきましたが、⑬ドーリムモアはやはり予定通りの臨戦過程との事です。だとしたらやっぱり侮れません。めったにしない連闘策はよほど自身があるのでしょう。警戒しておきます。

 

14年以降は18年以外必ず二桁人気が馬券絡みしていてかなりの好走確立です。何か見繕っておく方が良さそうです。とは言え、今年は4頭しか二桁人気がいませんのでこれはチャンスです。私のおすすめは13頭中の12番人気⑦イズモ。2戦目の変わり身が大きく、レースぶりも良かったと思います。差の無い組み合わせだと思うし、人気ほど弱いとは思えませんでした。

 

なお、1番人気クリダームを無印としましたが、買わないだけで消したという認識ではありません。今回はあまり手を拡げたくなかったのでそうしました。優先的に買いたい馬をチョイスしたのでこうなっています。これまでの予想だったら印は確実に回しているでしょう。評価が低い訳ではありません。同様の理由で他馬にも魅力的な馬はいますのであくまで参考程度にして下さい。

 

買い方は◎の単複2点、5頭の馬連BOX10点、◎から○▲△×へワイド4点です。気になる馬を多数消しているので3連複は買いません。